平成28年4月24日(日)
市民がつくる、地域の魅力を発信する二つの行事に参加してきました。
最初は、富士市の東部、赤渕川の東側、新幹線の南側の水田地帯で行われた、「第2回富士山れんげまつり」です。
(新幹線とれんげ畑、あいにくの曇り空で富士山は眺めず)
(東部土地改良区の代表者が、イベントの背景を熱く語る)
(れんげ畑の真ん中がステージで、観客席は周囲の農道)
富士山と新幹線、そしてその手前に広がるれんげ畑を地域の魅力として発信していこうという、富士山れんげまつり実行委員会主催のイベントです。
残念ながら、曇り空で富士山が顔を見せることはありませんでしたが、主催者の思いは来場者の心に響いたのではないかと思います。
昨年秋、5ヘクタールの水田に130kgの種をまき、準備を進めてきたそうです。この地域は、昔から稲作が行われてきた水田地帯で、私も子どもの頃から田植えの前、まだ水田に水が張られる前の乾燥した状態(水田ですが畑のよう)の時に、畑一面に咲き誇るれんげ群の中で当たり前のように遊んでいた記憶が甦ります。
れんげ畑への取り組みは、県内外各地で行われ、今回の会場の赤渕川西側でも、れんげが咲き誇っていました。
れんげまつりの背景には、地域農業の将来に様々な不安があり、また、地域活性化のためのまちづくりと連動して、この地域の魅力発信と、この地で生産されたお米を「れんげ米」としてブランド化し、地域農業を活性化ようという試みと聞きました。
私は、この地域に少しではありますが父が残した水田があり、しかし、自らつくることができませんので、専業農家に維持管理を委託しています。また、農政については県議会議員として最大の関心事の一つであり、地域の農家や土地改良区の役員、JA関係者、県や市行政担当者と関わりを持ち、常に農業の活性化について一緒に取り組んでいます。
先日も、水路の除草作業に地域農家と一緒に汗を流したところです。
しかし、もっと多角的な目線で農業活性化に取り組むことも大切で、今回のように農家以外の市民が関与することもその一つではないかと思います。
詳しくは、下記のオフィシャルサイトを参照してください。
次にお邪魔したのは、富士中央公園で昨日から二日間の予定で開催された「あっぱれ富士」(よさこいまつり)で、西は大阪から関東地方までの73チーム約2,000名が参加して、盛大に開催されました。今年で14回目となります。
運営母体となっている「あっぱれ富士実行委員会」は、設立以前から私がお世話になっている市民団体で、「富士市の進化する祭りとして、祭りと通して多くの皆様と感動の共感を図ると共に、市民生活の豊かさにつなげていける祭りを目指す」とした思いは、回を重ねる度に確実にその成果が現れています。
(あっぱれの会場を様々な場面から紹介)
これからも、市民が主体的に進めるこのような活動が、まちづくりの牽引役となれるよう、様々な場面で支援していきたいと思います。
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