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バリウム日記 がんの早期発見をめざして

医療に関する話題提供をはじめ、日々学んだことを配信できればと思います。

胃の働き 蠕動運動について

2014年05月10日 | 胃(全般)
こんにちは、すきくぴです。
今日は、胃の働きのひとつである蠕動運動についてお話します。

蠕動運動の強弱は、交感神経と副交感神経のバランスによってなされます。
この副交感神経が優位になっている場合、例えば身体を休めているときに、蠕動運動はよく行われます。

食べた後しばらくは身体を休め、副交感神経を優位にして、食べ物の消化を促しましょう。


胃の働きについて 消化作用

2014年05月09日 | 胃(全般)
おはようございます、すきくぴです。
今日は、胃のはたらきについて触れます。

食べたものは、胃に溜まるわけですが、この胃に入った食べ物は、蠕動運動によって、細かくされます。そして、胃酸や消化液によって、たんぱく質や、脂肪の一部を消化します。消化の進んだ食べ物を少しずつ腸に送りだす機能と、十二指腸から胃へ逆流するのを防止する機能を担い、それは胃の入り口である噴門があることで、胃液や胃にたまっている食べ物が逆流するのを防いでいます。




胃の解剖

2014年05月06日 | 胃(全般)
こんにちは、すきくぴです。
今日は、胃の解剖についてです。
胃は、みぞおちのやや左下に位置しており、袋状の臓器です。
胃の入り口を噴門といい、胃の出口を幽門といいます。
そして胃の入り口に近いほうにある約2/3の部分を胃体部、出口に近いほうの残り 1/3の部分を幽門前庭部をいいます。
今日は、おおまかな部位の名称について触れました。

胃と周辺臓器の位置関係 胃外性圧迫について

2014年05月05日 | 胃(全般)
こんにちは、すきくぴです。
今日は、胃と周辺の臓器の位置関係について復習したいと思います。
胃の外にある臓器に腫瘍などがあった場合に、胃が押されることがしばしばあります。
胃とその周辺の臓器との位置関係をつかんでいれば、胃X線検査でも、どの臓器によるものなのかを推測することが可能です。
胃が外から押されることを胃外性圧迫と言いますが、しばしばCTが精密検査として用いられます。

さて胃とその周りにある臓器ですが、胃の前面右寄りにあるのが肝臓で、胃の左上には脾臓があります。一方、胃の後ろには膵臓があり、さらにその後ろには、大動脈や腎臓や副腎が存在します。

先日、胃の後壁に潰瘍があり、胃の外から押されている症例に出会いました。
この方は後日、CTを行いましたが、膵臓がんからの胃浸潤でした。

次回は、胃の構造について復習したいと思います。



大腸CT 診療報酬改定

2014年05月04日 | 大腸
こんにちは、すきくぴです。
今日は、大腸CTの診療報酬改定についてです。
この4月(平成26年度)からは、大腸CTの診療報酬点数が、620点あるいは500点へと増加しました。
これにより、今後大腸CT検査の検査数増加が期待できます。
大腸CTは、大腸がんの早期発見に寄与する画像検査です。

消化管とは

2014年05月03日 | 胃X線を受診される方へ
こんにちは、すきくぴです。
今日は、消化管の仕組みについて触れます。

消化管は、食べ物を消化し、栄養分を体内に吸収させ、その残りを便として身体の外に出す役割をしています。

消化管は、口から始まり、咽頭、食道、胃、十二指腸、小腸、大腸そして肛門へと続きます。
全長にすると約10m前後の一本の管になります。10mが、自分たちの体内にあるわけです。長いですね。

大変基礎的なことですが、ひとつひとつ勉強です。
昨日より今日、今日より明日。ひとつでも進歩を。

早期胃がんの自覚症状は、ほとんどない

2014年05月01日 | 胃X線を受診される方へ
こんばんは、すきくぴです。
今日は、胃がんの自覚症状についてお話します。
胃がんは早期で発見された場合には、予後が非常によいとされています。
しかし、早期胃がんの自覚症状は、ほとんどないといってよいです。
そのため、胃がん検診が必要なわけですが、40歳以上で、胃がんになる方が増えてきます。
胃がん検診の受診をお願い致します。