バリウム日記 がんの早期発見をめざして

医療に関する話題提供をはじめ、日々学んだことを配信できればと思います。

ヘリコバクターピロリ菌について

2014年05月25日 | 予防 胃がん 
こんにちは、すきくぴです。今日はヘリコバクターピロリ菌(以下、ピロリ菌)についてお話しします。

前述の記事にもありましたが、ピロリ菌は、胃がんになる最大の原因と言われており、胃がんの99%以上がピロリ菌です。
今日は、ピロリ菌について詳しく触れます。
ヘリコバクターピロリ菌は、helico bacter pylorus と書き、helicoはらせん、bacterは 細菌、pylorusは幽門からきています。
ピロリ菌の大きさは2.5~5μm、鞭毛といわれる尻尾が4~8本あり、1983年にオーストラリアのワレンとマーシャが発見しました。
その後、さまざまな研究から、ピロリ菌が胃炎や胃潰瘍などの胃の病気に深くかかわっていることがわかりました。