バリウム日記 がんの早期発見をめざして

医療に関する話題提供をはじめ、日々学んだことを配信できればと思います。

前庭部小彎の病変

2009年02月10日 | 胃(全般)
あるとき、勉強会で前庭部小彎の病変発見ポイントが話題になりました。
前庭部小彎の発見には腹臥位の第2斜位と、背臥位の第1斜位が指摘体位になるかと思います。
病変発見には、透視観察の併用が威力を発揮します。
透視観察が容易なのは、腹臥位の第2斜位かと思います。
腹臥位の第2斜位は、圧迫枕を入れ、水平位から右腰を持ち上げるさいに、前庭部小彎のバリウム流動観察が可能です。
一方、背臥位の第1斜位は、透視観察が難しいように思います。
また後日の勉強会で、議題にあがるかと思いますが、楽しみです。
みなさんは普段から、前庭部小彎の病変を、どの体位で指摘されていますか???