バリウム日記 がんの早期発見をめざして

医療に関する話題提供をはじめ、日々学んだことを配信できればと思います。

ブログをみてくれて、ありがとう (^0^)/

2008年09月11日 | すきくぴの独り言
いつも、ブログをみてくれている方々、どうもありがとうです。

バリウム検査を受ける人たちに、もっと胃がん検診の重要性をわかってもらいたい!! 

それがこのブログを作ったきっかけです。


ブログを発信することで、バリウム検査を受ける方たちのお役にたてればと思ってもらえれば、幸いです。



知人にもこのブログを紹介しました。
評価は好評でした。専門的なところもあるけど、わかりやすい内容だという感想を頂きました。イニシャル t.n さん。いつも見てくれて、どうもありがとです。


励みになります。あと、コメントを書いてくれた、おきさん。
そして、たけさんにも感謝であります。

これらの励みのおかげで、これからも継続していこうと思います。



カメラよ、おまえはどこを見た!?

2008年09月11日 | 胃X線と内視鏡の比較
今日はセンター内で1番の撮影スピードを持つ先輩技師さんが、出張先で胃がん症例を撮影してきてました。

実はこの人、2年前のうちのバリウム検診で、胃がん疑いで要精密になっていた人でした。2年前の写真を見ると、隆起した早期胃がんの像を呈してました。

今回の検査前に行われる問診では、2年前にカメラを飲んだが、異常が指摘されなかった!と話していたそうです。



これは誤診か!?今日の写真をみたところ、余命のない進行したがんにまで成長していました。

昨今、バリウムの見逃しがとやかく言われていますが、カメラの見落としはどうなのでしょうか。

バリウムは見えんとか言ってるけど、カメラなら完璧なのか!?


スキルス胃がんの特徴

2008年09月11日 | スキルスや若年性 胃がん

スキルス胃がん。それは胃がんの中でも、極めて予後が悪いがんであります。

ある統計によると、5年生存率は約10%程度です。
全胃がんのおよそ10%を占めるようです。

胃の粘膜表面にはごく軽度の異常でしか認められないため、早期診断が難しいとされています。
しかし、早期発見にはX線検査が極めて重要であります。
このがんにかかるおもな人は、男性よりも女性、特に比較的若い女性に多いです。
文献を探してみると、痩せ型の女性に多いとも書かれていました。これについては、私は知りませんでしたが…

このスキルス胃がんを早期発見するためにも、一度バリウムを飲んでいただきたいと思います。


もう少し飲みやすくなればよいのになぁ、と感じながらも日々、受ける人にバリウムを飲ませている私であります。