バリウム日記 がんの早期発見をめざして

医療に関する話題提供をはじめ、日々学んだことを配信できればと思います。

X線検査は不要か(2)

2008年09月10日 | 胃X線と内視鏡の比較
胃カメラよりバリウムが優れる点…それはスキルス胃がんの診断でしょう。
このがんは、胃粘膜面に顔を出すがん面積がかなり低いため、胃カメラ的な診断は難しいようです。
発泡剤を用いたバリウム検査では胃全体を風船のように膨らませて撮影する検査であります。

胃全体の膨らみ具合を客観的に判断できるため、バリウム検査はスキルス胃がんに威力を発揮します。



X線検査は不要か(1)

2008年09月10日 | 胃X線と内視鏡の比較
胃バリウム検査は、本当に不要なのか…。
胃カメラと比較して、バリウムでは小さいのは見えないと言われたりします。
小さいという定義、これがどれくらいの腫瘍径を指すのかに寄りますが、はたして本当に見えないのでしょうか?

この質問を投げ掛けられたとき、バリウム撮影技師は、どのように答えるのでしょうか。
その答えに、その人のバリウム検査に対する姿勢が見える、そんな気がします。

自覚症状 胃がん

2008年09月10日 | 自覚症状 胃がん
胃がんの自覚症状とはどんなものなのか・・・。

早期胃がんは検査を受けることで、偶然見つかったりします。自覚症状は心か部痛といったりしますが、ない場合が多いようです。

進行胃がんは食欲不振・体重減少・全身衰弱などが表れます。

進行胃がんは、そのほかの進行がんと同じように、食欲がなくなったり、急激な体重減少が見られます。徐々に全身状態が悪くなってきます。あまり、医療機関を受診しない人は進行がんで見つかることが多い傾向にあります。


自覚症状がなくても、検査を受けることは大切なのです。