紅梅、サンシュウ、藪椿

勤めていた会社の春の展示会には、毎年会場の飾りつけにと家内は我が家から花を持って出ていた・・・
例年は、我が家の白椿の盛りの時期だったので籠に一杯の椿を切って帰っていたが・・・今年は遅くまで寒かったからか・・・
白椿は固い莟のままだった・・・

明日は展示会場の準備である、今年も家内は頼まれたらしい・・・

家の周囲を巡って、活けられそうな花卉を探して見た・・・

莟を付けたままで雪折れした紅梅の枝、サンシュウ、藪椿を持ち帰る・・・
活ける花器は・・・洞になったモミジの幹だ・・・

久し振りに・・・現役時代を思い出したか・・・どこか家内は生き生きして花を探していた・・・

生き甲斐は・・・やはり自分を頼る存在があることから始まりそうである・・・？

ニュースでは・・・
全面的に頼る我が子を虐待する親の姿を見ることがある・・・彼、彼女らは本能までも失ったのだろうか・・・