村の水車番

水車小屋のおじさんは見た?  山村のくらしは、今日も快調!

熱中症対策工事

2019年07月31日 | Weblog
梅雨が明けたと思ったら・・連日の猛暑である・・・
炎天下で働く百姓には受難の季節だ・・・

畑で、熱中症のために倒れて緊急搬送された高齢者の話が出るたびに・・・
他所の姉や、職場の家内から安否確認の電話が入るようになった・・・

ならば・・・
身体を冷やしながらの作業なら・・熱中症対策にもなるだろう・・と・・・

数年前に、前田の河岸へと繋がっている法面が大雨で崩壊した箇所がある・・・
業者に依頼するほどのことも無い面積なので・・自分で直すことにした・・

崩壊箇所には、昔の石積みの根がところどころ残っている・・・
川の中の石を運んで1.5メートルばかり積み上げる工事である・・・
川の水に浸かって、何往復も石の運搬をすると・・暑さは感じない・・・

石の運搬には、水深50センチばかりの川を横断するが・・
若い頃なら、10キロばかりの石でも抱えて運んでいた・・・

今は・・・5キロの石が上限だ・・・・
石が小さいので、河岸工事とは思えない石垣である・・沖縄の屋敷まわりの石壁の様な護岸工事になっている・・・

中学生の頃、大人にまじって石垣工事の手伝いに出逢た時・・・
見よう見まねで、石を積んでみたら・・
本職の石屋さんにえらく褒められた・・・以来・・なんとなく石積には自信をもっている・・・

川岸である‥毎度の台風時期に、私のささやかな自信をうしなうことが無いように祈るばかりだ・・・

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田舎からビール瓶が消えた

2019年07月30日 | Weblog
夏のお中元・・・と言えば素麺か箱入り瓶ビールが定番だったが・・・

この近年、田舎では瓶ビールを見る機会が無くなった・・・
地域に一軒あった酒屋が無くなったこともあるが・・旧町の酒屋でもビールの空き瓶を回収するところが無くなった・・・
回収されるところを探すと・・・30キロ先の隣町まで車で運ばなければならない・・・
ビールの空き瓶も、田舎では資源から危険物に格落ちしている・・・

運動会の慰労会、集落の忘年会、法事の仕上げの席などでも・・晩酌はもちろん・・・
今頃は缶ビールが主流である・・・

荒れた宴会では・・昔はビール瓶を振り上げての乱闘騒ぎもあったが・・・
缶ビールでは、乱闘の小道具にはなりにくい・・・

平和な時代は・・缶ビールがもたらしたようだ・・・

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風知草

2019年07月29日 | Weblog
風知草を頂いてから手入れを怠っていたら・・・
緑だった草が・・黄色に変色して来た・・・
これはこれで風情がある・・・

短歌の会で、風知草を詠まれた歌が出た時に・・・私は風知草を知らなかった・・・
ならば・・・と・・・
歌会仲間のIさんが、株分けをして持って来ていただいたものである・・・

最初は緑だったが・・だんだんと黄色になって来たのは・・キンイロウラグサ・・と言う種類かも知れない・・・

風知草は、普段から葉の裏側を見せているので「裏葉草」ともいうそうだ・・・

花言葉は・・ 「 未来 」
風に身を任せてなびく様から名付けられたそうだが・・・?

私の未来も・・こんなもんか・・

 







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80歳まで後2年

2019年07月28日 | Weblog
我が家のコシヒカリにも走り穂が見えだした・・・
後、5日も経てばいよいよ穂揃いだ・・・

今年は、野菜の出来は今一つのようである・・・
スーパーなどで売られているキュウリはいまだに高い・・・
異常気象かと思ったが・・・

稲作は、今のところ順調のようだ・・・

コメ余りから、・・・稲作の、他の換金作物への転換が求められたが・・・
高齢農業者は、なかなか腰を上げなかった・・・

他の換金作物への転換には、資金、知識、技術、体力・・・と高齢者にはハードルが高い・・
稲作が一番無難である・・・

稲作には、弥生時代からの歴史がある・・
日本の気候風土にも適している・・・失敗が少ない・・・手間もかからない・・
栽培は、高齢者でも容易である・・・
あと・・・40日もすれば収穫だ・・・

だが・・・・私の体力は何時まで稲作に付き合えるのだろう・・?
80歳まで後2年・・・
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暑さがわからない・・・

2019年07月27日 | Weblog
今日は暑かった・・・
梅雨も明けて、いよいよ夏である・・

家内と義姉の買い物に付き合って出雲市まで出かけたが・・・
昔のような夏の感覚が無い・・・
車の中も、商店の中も・・冷房が効いているので暑さを感じる時が無い・・・

近頃の田舎の生活では戸外を歩くことが無い・・・ドアからドアが当たり前の生活になっている・・・
田舎の街の日中の繁華街は、ほとんど人通りがない・・・
第一、人混みのするような店の連なる繁華街がない・・・人混みの中に身を置こうと思えば・・・
大型の商業施設の中だけである・・・

大型店から大型店へ・・移動は車だ・・・日傘をさす間もない・・・

野良仕事も、小農なら熱い日中に働くことも無い・・・
夕方、日が陰ってから草刈りに出る・・・

草刈りを済ませて帰ると・・・向いの八重山の頂上はまだ残照で明るい・・・

梅雨が終わったばかりなのに・・・
初秋の気配がする・・・

夏に熱い太陽を避けて、涼しさだけを求めた生活をしていると・・・
身体が季節感を忘れるようだ・・・
文明は、人間の身体をだんだんと不感にして行く・・・


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明日は土用の丑の日

2019年07月26日 | Weblog
明日は土用の丑の日・・・だそうである・・
曜日も丁度、土曜にあたる・・・

今朝の新聞の折り込みには、土用の丑の日と、ウナギの蒲焼の文字が躍るチラシが何枚も入っていた・・

土用の丑の日にウナギを食べなければ日本人じゃない !と言わんばかりである・・・
平賀源内も、一片のセールストークで罪な習慣を定着させたものだ・・・

ウナギの美味い旬は・・冬眠、産卵に備えて養分を蓄える、晩秋から初冬だそうだが・・
今では、ウナギの旬は夏の土用と思い込んでいる人が大半だそうだ・・・

日本人に限らないことだろうが・・・
動物は何かをきっかけに、一斉に同じ方向に駆けだす習性があるのではないだろうか・・・
野生の馬に見られる現象だそうだが、1頭が駆けだすと・・・
その場にいた馬が一斉に駆け出して止めようがなくなることがあるそうだ・・・

人間も動物の習性を宿しているはずだ・・・

節分の恵方巻、バレンタインのチョコ、母の日のカーネーション、ハローウインの狂騒、
ええじゃないかでお蔭参り、米騒動、トイレットペーパー買い占め、・・・

最初の発信元も・・意味もわからない内に・・・国民的大衆運動にまで発展することがある・

土用に丑の日に、蒲焼を食べなくても夏バテなどしない・・・冷ややっこでもいい・・
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蓮の開花

2019年07月25日 | Weblog
山陰地方もいよいよ梅雨が明けたようである・・・
庭先の蓮も次々と咲きだした・・・

わが家のハスは、朱が鮮やかだ・・・
近隣の蓮の花を見る機会もあるが・・・・ピンク系が多い・・・

わが家のハスは、地域の禅寺の池のハスを先々代の方丈と仲の良かった父が貰い受けたものだと聞いている・・・

まだ、米作りが農家の一番の収入源だった頃に、庭先の田んぼへお金にもならない蓮を植えるのには抵抗があった時代である・・・

貧農の我が家ではとりわけ批判も多かったようだ・・・

以来・・我が家の庭先で蓮の花を観賞するのは半世紀以上続いている・・・

朝日に輝く蓮の開花を見ていると・・極楽浄土の阿弥陀様の心境だ
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マムシを殺すは農村の掟

2019年07月24日 | Weblog
2~3日前から、蓮池のほとりで嫌な臭いを感じていた・・・
マムシの匂いである・・・

マムシは獲物を襲う時や、攻撃を受けたときに独特の匂いを出すと言われている・・・
古老から聞いたマムシの匂いは、お女郎さんの白粉の匂いだと言う事だったが・・・
私の青年時代でも、もはやお女郎さんの白粉の匂いを体験することは無かった・・

山椒の匂いに似ていると言うのが、地区の大人たちの一般的なマムシの匂いだった・・

山村に住んでいると、子供のころからマムシを見る機会は多かった・・・
当然匂いも嗅いでいたが・・・これと言って定義づけることが出来なかったが・・・

漠然と・・マムシの匂いを実体験から脳が覚えていたようである・・・

蓮の花が咲きだしたので、池の周囲の草を刈っていると・・・のろのろと動く短い蛇が居た・・
マムシは、胴回りが太くて短い・・・ツチノコ伝説はマムシを見たのではないだろうかと想像している・・・

農村で生活して人間は・・マムシに対しての反応は早い・・・
棒きれで一撃・・素早く首をはねる・・・

マムシを見つけたら、必ず殺す・・と言うのが農村に住む人の子供のころからの掟である・・・

殺したら、皮を剥いで軒先に挿して置き・・・滋養強壮や、出来物の膿だしに使うのも習いだったが・・
流石に、今はやらない・・・
高齢者には、滋養強壮も、出来物の膿だしも・・あまり必要が無くなった・・・

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百日紅が咲きだした

2019年07月23日 | Weblog
今日は梅雨明けか・・?と思っていたが・・・
昼前には小雨がおちる・・・

夕方、庭先の百日紅を見上げると・・・夕暮れの中でほんのりと・・枝先に開花が見られた・・・
いよいよ夏である・・・

今年は、天候が不順なので、蝉も戸惑っているようだ・・・
アブラゼミの声を聞かないままに・・・今夕・・カナカナセミの声を聞いた・・・

百日紅は、天候不順でも律儀に自分の出番を守っていたようだ・・・

これから百日間は・・・

   一人居の 慰みとなり 百日紅        輝子

   散れば咲き 散れば咲きして 百日紅     千代女


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予想通りの結果

2019年07月22日 | Weblog
選挙が終わった・・・
予想通りの結果である・・・

だんだんと、憲法改正への道が固まって行くのが怖い・・・

憲法など、どんなにいじったって、一党他弱の国会なら・・・
政権党の思うような国に出来そうだ・・・

「ヒトラーの手口に学べ」と副総裁が檄を飛ばす自民党一強国会では、どんな国に向かうのか不安である・・・

2大政党・・?とまではいわない・・・もう少し野党は頑張ってほしい・・・
安定だけを求めていると・・知らない間に独裁国家になることもある・・・

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