農繁期の田舎の高齢老人は、野良仕事と睡眠とテレビを観ることぐらいで一日が終わる・・・
ましてやコロナ禍の中では、それで無くても人流とやらがほとんどない田舎だ・・
妻と二人で、他愛もないテレビで得た情報を、あれだこれだと怒ったり笑ったりでの一日だ、・・・
NHKにはお世話になっている・・
朝の連続ドラマ「ちむどんどん」は欠かしなく観ている・・
夕方には再放送の連続ドラマ「ひまわり」を観る・・・
NHKの視聴料分ぐらいは観ているかもしれない・・・
田舎の情報はこれくらいだが・・
田舎ならではの有線放送がある・・
これが厄介だ・・
朝、「ちむどんどん」を観始めたとたんに・・・
市役所からの放送がある・・・
しかも長い説明の放送である・・終わったと思ったら・・
「繰り返します・・うんぬん・・」
15分間の朝ドラの3分のⅠは終わってしまう・・
夜の有線放送も厄介だ・・・
8時になってさあ・・床に入ろうかと思うと・・・
有線のお知らせの放送だ・・・
どこかの温泉施設の営業中止案内
高校の学園祭の案内放送・・しかも・・「コロナ禍の中で学園祭へは・来ないでください」といわれては、いったい誰に向かって放送しているのか不思議である・・
放送の終わり近くには、保育園児の挨拶運動の日の協力依頼・・・
時折「家庭の日には、家族で穏やかに過ごしましょう・・」
一瞬、今話題の統一教会の広報活動かと思った・・・
テレビやラジオなら・・スイッチを入れなければ入らないが・・・
有線放送は、かってに、室内に音声が入って来る・・・
温泉施設の開館閉館が公的な放送とは思えない・・・・
いったい誰が有線の放送決定権を持っているんだろう・・・
仮に大事な放送があっても、耳も遠くなった年寄りには長文の放送内容が聞き取れない・・・有線放送は、重点だけを簡潔に・・・