村の水車番

水車小屋のおじさんは見た?  山村のくらしは、今日も快調!

無茶は出来ない

2010年10月31日 | Weblog
入間天満宮分霊60周年記念事業として大宰府天満宮参拝旅行があった、
一昨日に九州への旅で立ち寄ったばかりだったが、かねてから申し込みをしていた関係で参加した・・・・

朝6時の出発の日帰り参拝である・・・
2~3日前の疲れもあっただろうか?出発時から、頭がすっきりしない状態が続いていたが・・・恥ずかしいことに途中のトイレ休憩時にとうとう倒れてしまった・・・

気が付いたら同行の氏子の皆さんの心配そうな顔が取り巻いていた・・・・
私は、どうしたことかときどき貧血で倒れる事がある・・・・
お医者さんの話では、自律神経の失調により血液の下流を止めることが出来ないことがあると、頭から一気に血が下がって、失神状態になるそうである・・・・
疲れた時に起こるらしい? 

サラサラの血液だと自慢していたが、あまりサラサラでも良くない?
何事も過ぎたるは及ばざるがごとし・・・・・だ。

太宰府天満宮では、お土産の「松ヶ枝餅」を買って帰った。
左遷された道真公に充分な食べ物が与えられなかったとき、老婆が松の枝に餅を付けて差しだしたのを口にして飢えをしのがれたことに由来するお土産だそうだ・・・?

貧血から首尾よく?脱したわが身に例えて・・・
帰宅してから家内と「松ヶ枝餅」を食べながら無事を喜んだ・・・・
歳取ると・・・若いころの無茶は出来ない、

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面作の効能

2010年10月30日 | Weblog
雨が降ると急に寒くなる、こんな日にはかねての宿題の面作に取り掛かる・・・
先生の課題の面作は、いまは小町面である、

課題が出る前に、内緒でこっそりと彫りかかった面が数点ある・・・
我流での面作だったので行き詰まっていたが、ちょうど課題の面作と同じになった・・・
従って今は小町面でも数点を同時進行で彫っている・・・

面作は女面から始めて女面にたどり着く・・?と言われるぐらいに女面は難しいそうである・・・
何しろ、のっぽぺらとして起伏が少ない・・・
口元、目じり、頬の丸み・・・なども数ミリの違いで年齢も、表情も、勿論、表現する感情も違ってくる・・・
その違いがまだよくわからない・・・?

面に限らず、女の顔はわかりにくい、表情や感情を目元、口元、目じり、口角、の微妙な変化で表現するが・・・・なかなか判断しにくい・・

その点、男の顔は、単純に出来ている・・・
家内は、私の内に秘めたいろいろな感情を、一瞥しただけで瞬時に読み取る・・・
なにもかもお見通しである・・・嘘がつけない・・・

能面を彫ることによって女の感情が理解できるようになったら、面作の思わぬ効能である・・






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新たな関係

2010年10月29日 | Weblog
九州へ行った際に思ったことである。
からゆきさんの話から見ても、九州は中国、韓国、東南アジアの諸国との付き合いは、古くから深い様だ、
長崎でもどこでも、九州の観光地には中国、韓国、東南アジアの諸国の言葉が飛び交っている・・・

嬉野からの帰途、大宰府に寄ることになり天満宮にお参りしたときである・・・・
参道の向こうからくる一群の娘さんたちに出会った・・・・
化粧も結構ケバイ!・・・ 平日でもあるのでどんな関係の団体だろう・・

近付いて来た彼女らの言葉に独特の訛りがあるように思えた・・・・
よく聞いていると・・・訛りどころか・・・中国語らしい?・・
韓国語なら、昨年から通っていた韓国語講座の成果が多少なりと私にも残っている・・・

テレビで見ていた中国の反日デモに参加している若者の姿からは想像もできない明るさと、愛嬌の良さである・・・・
すっかり日本の風物の中に溶け込んでいる・・・
そして、楽しんでいる・・・・修学旅行の日本の学生たちに声まで掛けている・・・

政府間ではぎくしゃくしても、市民レベルでは何のわだかまりも感じられない様な雰囲気であった・・・ 彼女らが、中国でも富裕層に属しているからだろうか?
貧すれば鈍する・・・・
悲しいかな・・・人間の性はやはりお金に支配されるものだろうか?

私は違うと思った・・・
彼女らが素直に日本の文化を楽しむことが出来るのは・・・
積極的な行動により、異文化を理解する心を養ってきたからだと思う・・・・
自分とは異なっていても、多様な意見や思想、文化を理解することが、平和への第一歩であると思った・・・

日中関係も、積極的に日本に旅する彼女らから新たな関係が生まれるかもしれない?・・・




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まぼろしの子守唄

2010年10月28日 | Weblog
二日間の九州旅行から帰った・・・
昨日は、諫早湾干拓地の事業視察だった。
反対派からギロチンにたとえられた潮止め工事後の堤防は、今ではすっかり地元の生活道路になっているようである・・・

説明の職員さんは批判のあった干拓事業であったことを意識されてか?  諫早湾の干拓の古い歴史と、ギロチン潮止め?工事後の成果を強調されていた・・・・
潮止め堤防は、ほとんど直線で延長8キロもあるそうである・・・・・・

私は、海に面した広大な干拓地を見て・・・・
市街地の中にある沖縄の普天間基地を思い浮かべた・・・・
沖縄県民の痛みを国民みんなで共有する為には・・・・
諫早湾干拓地への普天間基地移転でも考えられないものだろうかと・・・・?

諫早湾干拓地視察には地元のバスが用意されていた、
そのバスのガイドさんは、入社ほやほやの若いガイドさんだった、
たどたどしいガイドぶりには、思わず頬が緩んだ・・・若い人の一生懸命な姿を見ていると、頬も涙線も緩む・・・・

彼女の歌った「島原の子守唄」の説明に、彼女は「からゆきさん」の歌だと言っていた・・・・

おどみゃ島原の おどみゃ島原の
梨の木育ちよ
なんの梨やら なんの梨やら
色気なしばよ しょうかいな
はよ寝ろ泣かんで おろろんばい
おんの池  久助どんの
連れん来らるばい

おろろん おろろん おろろんばい~

私は、まぼろしの邪馬台国の著者、宮崎康平氏の作詞だと聞いていた・・・・
奇しくもその観光バスは、宮崎康平氏が役員を務めていた島原鉄道会社のバスである・・・・

自分の会社の社長だった人が作った子守唄だと言うのも気が引けて、
会社の方針で、島原地方に伝わるからゆきさんの悲しい物語を脚色するためにそうさせているのだろうか?・・・

地下の宮崎康平氏に聞いてみたい?

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男の付き合い

2010年10月25日 | Weblog
朝晩の気温も随分と下がり気味となった・・・
コタツが欲しいぐらいである、   酒のおいしくなる季節でもある・・・

例年の故郷酒造りの会の総会があった・・・
例によって会議の後は自前の酒での宴会である・・・・
これがたまらない・・・・何しろ原酒なので酔いが強烈である・・・・

家内の運転で家に帰っても、まだ陶酔は続いている・・・
今夜のブログは・・・・   おしまい・・・・

明日から28日まで、長崎方面へ出掛けなければならない・・・・
嬉野温泉に泊まるのは初めてである・・・若いころに仕事で一度通りかかったときに見た、国道わきであふれ出していた湯量の多さに・・・期待は膨らんでいる・・・・・

明日の夜は・・・・その嬉野温泉のたっぷりの湯に浸かって・・・・美味い酒を汲もう・・・・
一昨日から祭り祭りで本当は酒はもう今月の許可された?容量を超えているのだが・・・・・
男は厭でも付き合わなければならない場面ががある・・・・?

と家内を説得しての嬉野温泉である・・・



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宇宙芋

2010年10月24日 | Weblog
今年の春、三刀屋町であった蘭祭りの会場で、「宇宙芋」と表示されていた種芋を買って帰った・・・
名前だけは壮大である・・・ 10数個入った袋が200円だった、

近所の二人と分け合って植えて置いた・・・・
蔓は伸びたが花も咲かないのでどんなものかと思っていたところ・・・ちかごろ、葉の間からちらほらと芋らしきものが見えるようになった、
10センチばかりのこぶし状の芋である・・・・
フイリッピン原産の山芋の一種の様である・・・・
なっている芋は、さしずめ・・ジャンボむかご?と言ったところである・・・

よく見ると、むかごのように連なって成っている・・・

食べる時期もむかごと同じらしい?
栽培も容易で、手間もかからない・・何しろむかごなので取るのも容易い・・

これで美味かったら・・・
高齢者の野菜栽培に最適だろう?
我が家にたまたま訪れた若夫婦の話では、どこかの産直市では一個500円で売られていたのを見た・・・・・・・まさかとは思うが・・もし本当なら結構な値段である・・

最初に売られていた三刀屋の蘭祭りの会場では、山のように盛り上げてあったので・・・・
あまり美味くない芋かもしれない?

それでも一時にせよ夢を見させてくれたのは・・・まさに宇宙芋である・・



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良い祭り

2010年10月23日 | Weblog
入間天満宮例大祭の日である・・・
4時から神楽が奉納された・・・
今年は、奥飯石5社中の神楽の共演があった・・・

奥飯石神楽は奥飯石地内の神社の社家に伝承されて来た神楽である、
石見神楽の様な興行的な色彩は無い!
ゆったりとした神楽の舞は、奉納神楽そのものである・・・

今回は、地元の子供たちによる三番叟も入っていた、
久しぶりの奉納神楽らしい?神楽だったような気がする・・・・

気候も程よい・・・酒もほど酔い?。。。
いい祭りだった・・・・
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光る政治家

2010年10月22日 | Weblog
今朝の新聞には、羽田の新国際ターミナル開業の華々しい様子が出ていた・・・
私は国交相時代の前原氏の羽田のハブ空港化に対する熱っぽい主張に共感を抱いていた、
前原氏の主張に対して、成田空港のある県の知事の某氏が軽薄な口調で反対意見を述べるのを見て、ますます前原氏の主張が光って見えたように思った・・・

今日の開業の様子をテレビで見ていると、彼の熱い主張は間違っていなかったようである・・・
民主党党首時代から前原氏の先見性に富んだ主張には注目していた・・・
八ン場ダムの対応でも、勇み足だったかもしれないがTPPへの姿勢でも、尖閣諸島の対応でも・・高速道路料金の問題でも・・・・彼の主張には反対意見も多いが、先見性に富み、国益に沿っているように思える?・・・・

松下幸之助翁の薫陶の成果かもしれない?


日本の光る政治家は他国にとっては脅威でもある・・・
今日の同じ紙面には、中国政府の次官が名指しで前原氏を批判している記事があった・・

政治音痴の私がいくら応援しても力にはならないが・・・・
頑張れ! 前原外務大臣!

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伝統

2010年10月21日 | Weblog
入間天満宮の例大祭が近づいた・・・
今日は集落の幟起こしである・・・・

昔は、各集落の幟竿も全てが杉の丸太だったが、今は大方の集落はアルミ製の幟竿に変わっている・・・・
杉の丸太を使っているのは、私たちの集落だけになった・・・
人口減と高齢化で杉丸太の幟竿が起こせなくなった?と言うのが理由だが・・・・
他集落のアルミの幟竿を起こされるのを見ていると、結構手間がかかっている・・・

私たちの杉丸太なら、何しろ・・・構造が簡単だ、おっぱい綱を引っ張って竿を立てるのにそう手間もかからない・・・・

幟竿に限らず、新しい素材で新しい構造のものが必ずしもいいとは限らない・・・?
昔からの先人の知恵には捨てがたいものがある・・・

祭りの幟の竿ぐらいは・・・伝統を守りたい・・!
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2010年10月20日 | Weblog
水車の会で作っている香り米の臼引きを終えた・・・
ことしは3俵ばかりの収穫である・・・

水車の会も、会員の高齢化から、数年後には解散をすることになっている・・・
そのためにも、水車の会の各事業の縮小へと計画を練り直している・・・・
香り米は、国の事業仕訳ではないが作付廃止へと結論が出ている・・・
水車の会としては最後の香り米である。

売れ行きがいまひとつ伸びないのと、売値を下げても香り米そのものの評が芳しくない・・? 
思い切って栽培を止めることにした。

本当は・・・私個人としては香り米の作付廃止は残念な気がしている・・・
東南アジアの王侯貴族の愛でた香り米の味である・・・
私もその香りが好きだった!・・・
お米本来の野生の香りだと思っていた・・・・

仕方が無い!
世の中に受け入れられないものは、どんなに愛しいものでも・・・・
いつかは見捨てられる・・・・・

さみしいが・・・経済至上社会の?・・・・掟だ!

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