村の水車番

水車小屋のおじさんは見た?  山村のくらしは、今日も快調!

わが家の蓮池

2021年05月31日 | Weblog
今頃、NHKでは午後の4時半から、昔の朝ドラ「花子とアン」の再放送がある・・・
まだ家内が勤めていた頃の朝ドラなので、その頃観ていたのは家に居た私だけである・・・

当時、娘が家に置いて行った「赤毛のアン」を暇つぶしに読んでいた・・・
村岡花子訳の「赤毛のアン」は、高齢の私でも大変に面白かった・・・・
娘はビデオも全巻買っていたので観させてもらったが・・・昼休みに観ていたビデオは毎日の楽しみになっていた・・・

丁度、朝ドラ再放送の今は、花子の親友、蓮子の駆け落ち場面である・・・
実際の白蓮事件は、母が愛読していた婦人雑誌で子供の頃に読んだことがあった・・・
「あなたは駆け落ちが好きね・・」一緒に観ている妻は、朝ドラを楽しんでいる私に無遠慮な言葉を投げかける・・・

4時20分からの再放送を観終わって・・我が家の蓮池を覗くと・・・
今年の気候のせいか・・・蓮池の蓮は、ようやく小さな葉を池面に浮かべだしたところである・・・

わが家の蓮は、まだまだ燃えるような情熱の花を咲かせる勢いはない・・・


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田車を回す

2021年05月30日 | Weblog
植田の株間に田の草が見えるようになった・・・
今は、後期除草剤の散布時期である・・・

今年は、田植え後に即、初期除草剤を散布して・・・ひどい薬害が出たので除草剤使用には抵抗がある・・・

来月の5日~10日前後には中干に入る予定である・・・
納屋から田車を持ち出して、田車で除草することにした・・・

若い頃には、田んぼの除草と言えばもっぱら田車に頼って居た・・・
それも・・・多い時には2~3度は田車を回していた・・・
近頃は危険物置き場に田車が捨てられていることがあるが・・・今でもネット通販などでは田車が売られている・・・
結構な値段が付いている・・・

田車を押すと、稲の株が急に元気を出すような気がする・・・稲の一株一株を観察しながら田車を回すのは、自分までが元気が出るような気がする・・・百姓仕事の中では楽しい作業である・・・

田車を回してみると・・・今年は気候のせいか、それとも我が家の田んぼを半分にしたので積み肥を沢山すき込んだからか‥‥ところどころに湧きが発生していた・・・

除草剤の薬害からのトラウマで、田車を回すことになったが・・・・結果・・・田車を回してよかった・・・
災い転じて福となす・・・人間万事塞翁が馬だ・・・・
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一つづつ消えて行く食文化

2021年05月29日 | Weblog
奥谷の山に向かう道沿いに生えるうわばみ草が、食べごろになっているかもしれないと上がって見る・・・
この頃は奥谷に向かう山道には熊が出たりイノシシが出たりとすっかり獣の出没する危険地帯になっているので・・・ご無沙汰していた・・・

うわばみ草の時期には、それでも危険を冒して採りに行くことにしていた・・・
近頃は道刈りもしなくなったので、荒れようがひどい・・・熊やイノシシに何時遭遇してもおかしくない状態である・・・

肝心のうわばみ草も、道刈りをしなくなってから他の灌木や倒木の中に埋もれた状態になっていて、伸びが悪い・・・

背負い籠一杯がようやっとだった・・・
私たちの後の世代になると・・・うわばみ草も知らない・・・興味も無い・・

妻と・・採って来たうわばみ草の葉をむしり乍ら・・・
「これも絶滅危惧種になる日も近いようだね・・」

山村から一つづつ消えて行く食文化を嘆く !
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医大の駐車場

2021年05月28日 | Weblog
近頃、大きな病院と言えば島根医大に行くことが多くなった・・・
島根医大の駐車場は、意外と便利が良い・・・
私はもっぱら立体駐車場の屋上階を利用している・・・

屋上の駐車場は何時もどこかが空いているので安心である・・その上にエレベーターに乗ると、歩く距離も少ない・・・
エレベーターから玄関までも、屋根の下を歩くので雨の日でも濡れることが無い・・・

第一に、屋上からの眺めも良い・・・
医大の全棟を眼下に見ると・・・近代医学の城のようで信頼感がある・・・

待ち時間の時に立ち寄るコーヒー店のコーヒーも美味い・・・

院内だけは・・・
迷路のようでまだ馴染めない・・・
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イノシシ一家に対抗して

2021年05月27日 | Weblog
ぼちぼちと田んぼの周辺にイノシシが出没するようになった・・・
畔の草刈りをしてみると排水溝の縁をイノシシの堀跡がある・・・
水辺の近辺には、沢蟹が居る・・・
猪は、沢蟹が大好物らしい・・・渓沿いに自生していたワサビが無くなったのもイノシシが沢蟹を探して掘り返したからだそうである・・・

今日は、我が家の田んぼの周囲に電牧柵用の杭を打ち込む・・

昨年は,どこの田んぼもイノシシ被害にあった・・・

今年は、昨年の学習から、田んぼの周囲をぐるりと電牧で囲む計画だ・・・
被害に合った隣家の主人の提案である・・・

わが家は早生種だったが、隣家は晩生の稲だったので・・・イノシシがもろに襲ったようだ・・・

地区内の戸数もとうとう80戸台になった・・・人口は丁度200人だが・・・・施設入居者を除き、昼間人口だけを見ると・・・イノシシも同じくらいの頭数だろう・・
しかも地区内の稲作農家は年々耕作面積が減少している・・・
猪は地区外からも侵入して来るうえに・・・毎年、イノシシ一家は5~6頭の子供を産む大家族だ・・・
生活保護も無いイノシシ家族は、食べて行くだけでも生活は苦しいらしい・・・

電牧の高圧電流などに臆していたら子育てもままならないようだ・・・母イノシシは命がけで子育てをしている・・・
命がけの母イノシシにどこまで対抗できるかは・・・判らないが・・・同情している場合でもない・・・
何とかイノシシ一家から田んぼを守りたい・・・と・・・・電牧柵の杭をぐるりと打って回った・・・・
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一家言を持っている野菜

2021年05月26日 | Weblog
今年から稲作を止めて山菜畑にしようとしている我が家の田んぼも・・・昨秋に植えて置いた水蕗やミョウガ、ワサビ、山ウド、などは芽が出てきたが・・・
ワラビは小さな葉っぱが少しだけ覗いているだけだ・・・
山地では旺盛な繁殖力を見せるワラビも、いざ、庇護しようとすると、やけにしり込みをする・・・

仲間内では元気のいい野性味あふれた男性の家庭にお邪魔して見ると・・・奥さんの前では借りてきた猫のようにおとなしくしている姿をママ見ることがある・・・
ワラビは・・どうも借りてきた猫のようなタイプの山菜のようである・・・

試みに、法面に植えてみたゼンマイは・・・野にある時も移植した後でも変わらぬようにゼンマイ状の新芽を出していた・・・
山野草はどの山野草も同じように逞しいかと思うとそうでもないらしい・・・

人見知りをする優しい山野草もあれば・・・何処に住んでも変わりなく、傍若無人に過ごす山野草もある・・・

今日は、野菜畑で毎年自生する赤紫蘇と青紫蘇を移植した・・・
野菜の中でも、赤紫蘇と青紫蘇は、わがままな野菜である・・・
わが家の畑では、なにが気に入ったのか、赤紫蘇も青紫蘇も自分から種を落として自生しているが・・・
気に入らない畑だと、さっさと姿を消すようである・・・

わが家の畑の赤紫蘇、青紫蘇を見た人が、苗を欲しがられるので何度も差し上げるが・・・
一度も定着しないようだ・・・
紫蘇はわがままである・・・定住するにはうるさい一家言を持っている。

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美人に求める男の願望

2021年05月25日 | Weblog
離れ屋の庭のシャクヤクが花ざかりである・・・
離れ屋は、海軍の志願兵だった父が、水兵時代に趣味で習った肖像画を、内職で描いていた時に使っていた頃からシャクヤクが植えてあった・・・

今頃はシャクヤクの品種も多種だが・・・昔はシャクヤクの花と言えば・・・
赤か白だった・・・

芍薬は牡丹の接ぎ木では台木になるぐらいだから丈夫である・・・
当時のままで・・・今に至っている・・・・

今・・・・家中の花瓶から、お墓まで芍薬の花を挿している・・・

年に一度は・・・わがやはシャクヤクの花で染め尽くすのが習慣になっている・・・

ただ・・・芍薬は散り際がお粗末だ・・・

立てばシャクヤク座れば牡丹、歩く姿は百合の花・・・
花の中でも、シャクヤク、牡丹、ユリは美人の姿に例えられていたが・・・美人に例えるならもっとうつくしい花が他にもありそうなものなのに・・・

思えば・・・芍薬、牡丹、ユリの花は・・・・どの花も散り際が乱れるのは・・・
美人に求める・・・昔の男の願望が込められているからだろうか・・・?
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楽しみが増えた

2021年05月24日 | Weblog
近頃、夫婦で出かけるところは、医療関係が多い・・
今日は妻と眼科医院へ月に一度の検診で出かける・・・

帰りに、近くのスーパーに立ち寄ると・・・
店の中の産直売り場で漬け瓜の苗が売られていた・・・
一本20円と値札が付いている・・・

数年前から、我が家の奈良漬けは私が担当している・・・
レシピ本通りに、忠実に付けた奈良漬は・・・親戚でも評判がいい・・・
気を良くして以来毎年私が漬けているが・・・・

材料の漬け瓜は、青果店か産直市で求めていた・・・
果肉の厚みや大きさの揃った漬け瓜を探しているが・・なかなか思い通りの品が無い事がある・・・

売られていた漬け瓜の苗を見ていると・・・・自家製で漬け瓜を作りたくなった・・・
瓜の栽培は未経験だが・・・苗が安い・・20円なら失敗しても惜しげが無い・・・

畑のことも考えて8本の苗を買って帰った・・・
よし 漬け瓜の栽培に挑戦だ・・・今年はまた楽しみが増えた・・・

今日から70歳代のワクチン接種の予約が始まる・・・
帰宅してから、ネットで予約をすると・・・
私の予約は、15時に取れたが折り返して妻の予約を打つと・・・
すでに15時の予約は無くなっていた・・・
二人の予約時間は、1分も経っていなかったが・・・1分の間に10人以上の予約が入ったようである・・・

それでも妻の予約も15時30分は取ることが出来た・・・

7月15日が接種予約日である・・・まだまだ、3密を避けてマスク、手洗い励行、外出自粛の日は続く・・・・
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うわばみ草

2021年05月23日 | Weblog
妻と散歩がてらに奧谷の水口付近まで行って見た・・・
うわばみ草が目的である・・・
まだ全体的には小さかったが、一部、水際に生えていたうわばみ草は、食べられるぐらいの大きさになっていた・・・

ひと鍋分のうわばみ草を刈り取って帰る・・・


山村にはうわばみ草ならどこの谷にでも生えているだろうと思いがちだが・・・
田舎でも、意外とうわばみ草を知らない人は多い・・・

生えていても知らないからか、昔から食べる習慣の無い家庭に育って、興味が無かったのか・・・
うわばみ草は比較的、清流のほとりの岩岸に生える・・・
山の中でも付近にうわばみ草の生える条件がそろう場所が無かったのか・・・
そもそもが・・山菜と言えば、野に生える雑草の類である・・・
近頃は田舎でも、野菜はスーパーで求めるものと思っている若い世代が多いからかもしれない・・・

ウワバミ草は野草の中でも美味い部類に入る・・・
しかも、採取時期が限られるので・・旬の感覚が楽しめる・・・

今夜は、旬の初物で一杯だ・・・

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除草剤汚染

2021年05月22日 | Weblog
夕方、背戸の農道から我が家の田圃を見ると・・・
ようやく除草剤汚染から立ち直った苗が、田の面を青く彩っている・・・

移植から3日目に初期除草剤を散布したが・・・一時はどうなる事かと心配するほど、酷い薬害が出た・・・

何しろ、植えた苗がだんだんと溶け出すように思えるほどだった・・・

今は、どうにか苗も持ち直したが・・・例年の勢いはない・・・
本来なら、田植え後20日ともなると、分けつも始まり・・・1か月後には中干に入る予定だったが・・
今年は、それどころでは無い・・・
稲は大ダメージを受けている・・・

その代わりに・・・植田の面は雑草の芽も見当たらない・・鏡のように綺麗な田面だ・・・
雑草の芽も見当たらないが・・・オタマジャクシもゲンゴロウも見当たらない・・・

オタマジャクシが見当たらないぐらいだからアオサギやシロサギも植田の中に入らないようである・・・
オタマジャクシやカエルを狙って入っていた、狸やアナグマなども入らない・・・

強い除草剤は、雑草だけでなく、鳥や小動物も植田から駆逐した・・
秋の収穫期に出て来るイノシシだけは・・・さすがに除草剤では防げないだろう・・・


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