村の水車番

水車小屋のおじさんは見た?  山村のくらしは、今日も快調!

晩秋の山村

2014年10月31日 | Weblog
朝方・・・
用事があって隣村に近い所にある集落を通った・・・
国道沿いだが・・高速の開通からめっきり通行量が減ってきている・・・

本来なら陰陽を結ぶ幹線道路なので流通関係の大型トラックや観光バスが引きも切らないほどに走っていたところである・・・
耕地も少ない、今は山林資源もお金にならない・・・勢い働き口の無い用済みとなった山村には、都会地で就職した子供さんを送り出した後の年老いた老夫婦が取り残されている、

色付き始めた周囲の山々は・・・のどかな晩秋の景色を醸し出して居て風情はあるが・・・
物音一つしない・・・人影も無い・・・誰が採るでもない鈴生りの柿が輝いている・・・

少子高齢化最前線の山村は・・・どこへ向かってゆくのだろうか・・?

我が家も他人ごとではない・・・
何れは取り残された老人の行く末である・・・

絵にしたいほどの美しい山村の風景を眺めながら・・・無粋な思いに駆られている自分が情けない・・
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軽佻浮薄

2014年10月30日 | Weblog
朝の連続テレビドラマ「マッサン」の影響である・・・
近頃、魚料理にウイスキーを飲む・・・

本場スコットランドも日本と同じで海洋国家である、
ウイスキーが魚料理に合わないはずが無い・・・私も納得した・・・

結構うまい・・・
ストレートでちびちびとやりながら魚肉をつつくのは・・おつなものである・・

癖になりそうな味だ・・・

連続テレビ小説から私の生活の中に入りこむものは多い・・・

「ごちそうさん」からは、ぬか漬けが我が家の漬けものとして定着した・・
「花子とアン」では曲りなりにでも英語の辞書が机上に鎮座するようになった・・
「マッサン」では・・・スコッチウイスキーが晩酌の一か所を占めるようになった・・・

影響を受けやすい体質は・・・
軽佻浮薄を地で行っているようで情けない・・・・
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達人

2014年10月29日 | Weblog
例年、11月の1週目ぐらいに植えている玉ねぎ苗だが・・・・
隣のHさんと立ち話の折に、もう頓原の道の駅では玉ねぎ苗が売りに出ていると聞いてさっそく買い求めに上がった、・・・

昨年、ホームセンターで求めた玉ねぎ苗には・・・ひどく失望したからである・・・

頓原のK農園の玉ねぎ苗は、近郷在でも評判の苗である・・・
評判を聞きつけて、今では相当遠方からでも注文があるらしい・・・

早めに求めなければ、すぐに品物が無くなると言う話である・・・

自家菜園用なので、たかだか2百本ばかりの苗だが・・・運よく手に入った・・・

玉ねぎの栽培は、玉ねぎ栽培達人に言わせるとなかなか奥の深いものだそうだ・・・
苗が大きすぎても、小さすぎても、時期が早すぎても遅すぎてもいけないらしい・・・
施肥にもこだわりがあると聞いた・・・

玉ねぎ栽培の日が浅い私は、まだまだ奥義を極める域に達していない・・・
いい加減な作り方で勘弁願っている・・・

値段のこともあったので、今年は中ぐらいの苗にした・・・

野菜栽培一つにしても、蘊蓄を傾ける人はちゃんと居る・・・
どんな世界にも達人は居るもんだ、



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温風機

2014年10月28日 | Weblog
今日から温風機を出す・・・
今朝も大屋根の瓦などは、降霜で白くなっていた・・・

昔から入間天満宮の例大祭(10月25日)を境にして炬燵を出すのが慣例になっていたので、そう早いという訳ではない・・・・
順当な季節のうつろいである・・・

今日も有線放送で町内のお悔やみのお知らせがあった・・・・
寒くなると急にお年寄りの訃報が続く・・・・

猫と年寄りには寒さは大敵のようである・・・

年取って来ると・・
こたつで丸くなって転寝をするのは最高である・・・
まさに至福のひと時である、

温風機では・・・今一つ何かが足らない・・・
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カメムシ捕虫器

2014年10月27日 | Weblog
秋に入り、縁側などに暖かい陽が差し込むような日には・・・
カメムシが大量に蠢き出してくる・・・
それこそ・・湧き出して来るかと思うほどである・・・

硝子戸や障子の桟などはもちろんだが・・・干してある洗濯物の中から家の周囲の壁まで所を選ばない・・・・

払おうものなら強烈な匂いが当分の間手の指先に残る・・・

私たちの地方では「ジョウサンムシ」と呼んでいた・・・
その強烈な匂いから、(お嬢さん)の化粧の匂いをあてこすったものらしい・・・

人に聞いて、カメムシの捕虫器をペットポトルで作った・・・

カメムシが面白いように捕れる・・・・

昨日は、家内とその捕虫器を奪いあいながらカメムシ捕りに夢中になった・・・

捕虫器の中には洗剤を入れることも教わったので臭みも無い・・・

スズメ蜂駆除の専門業があるそうだが・・・・
カメムシ捕りは・・商売にならないものだろうか・・?

まさか・・・!
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片づけ

2014年10月26日 | Weblog
入間天満宮の一日祭りが終わった、
昔は2日間の祭りだったので、2日目の朝にも、興奮覚めたらぬ子供たちの姿が境内のおもちゃ屋の前に群がっていたものだが・・・

一日祭りが終わった今朝は、各地区一斉に幟を下して片づけに入るので・・・
境内は各地区の出夫で賑わっている・・・・

祭り当日よりよっぽど人の数が多い・・・・

「結果より過程」・・・・と生徒のころの試験前の学習でよく聞かされたものだ・・・

準備や片づけばかりが賑わっても・・・
やはり本番のにぎわいが欲しい・・・・

夕方・・・
無住になった屋敷を片づけて更地にするので庭のカタクリの苗を要らないかとお誘いを受けた・・・
さっそく頂きに出向いた・・・
また一軒・・・地区から家屋が無くなると思うとさびしい・・・

山村の人口減少はどこまで進むのだろうか・・?
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兎にも角にも・・秋祭り

2014年10月25日 | Weblog
入間天満宮の例大祭の日である・・・
午後からの神事には、私も一般参拝者代表として玉ぐし奉奠・・・
その後の御幸では先導の囃子の笛方としての参加・・・・・
人手が無いから仕方が無い・・・

年ごとに祭りの参拝者と囃子方の人数が減って来る・・・
それでも、昨年は出店の無かった太鼓饅頭屋さんが今年は店を出しておられた・・・
「ありがたやありがたや・・・」と饅頭を求めると・・
「昨年は父の病気でお邪魔できなかったので申し訳ない・・」
とのお詫びの言葉を聞いた・・・・

律儀な饅頭屋さんである・・・

御幸の先導をする前に、神社の横の介護施設へ囃子一同で披露に行くと・・・
施設の玄関には、入所されている高齢者の方と職員さんで溢れんばかりの人である・・・

お祭りでも介護施設は通常業務で開設されているらしい・・・・

祭りの行われている神社の境内は閑散・・・
隣の介護施設は満々・・・

少子高齢化社会を象徴するような対比である・・・

兎にも角にも
天気は上々・・・良い秋祭りだった
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幟起こし

2014年10月24日 | Weblog
明日の天満宮の例祭を前にして、今日は幟起こしである・・・
集落それぞれの幟が7本起こされるが・・・
昔ながらの杉丸太を竿に使った幟は私たちの集落だけになった・・・

竹の竿や、鯉のぼりの竿の様なアルミ製に代わっている・・・

理由は、少子化高齢化で重たい杉丸太の幟が起こされなくなったそうである・・・

私たちの集落は、地区一番の氏子数だった関係もあるが・・・
それ以上に、祭りの幟は昔ながらの杉丸太で起こすものだと言うこだわりがあった、

単純に幟起こしと言っても、それなりに隠れたわざが必要である・・・
おっぱい綱と呼んでいる、曳き綱の結び方から「さいとり」と言う杉丸太を起こす際の支え道具などの使い方や起こし方は・・伝承される幟起こしの技である・・・

今日も、他集落の幟がアルミ製支柱の組み立てなどで手間取っている間に・・・
私の集落の杉丸太の幟は、掛け声も勇ましく高々と起こされた・・・

並び立つ幟の中でも、わたしたちの杉丸太の支柱の幟が一番立派に見える・・・

ちなみに、アルミ製幟支柱は10万円強するらしい・・・・

わが集落のこだわりは、本当はその10万円が惜しかったからでもある・・・
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人間社会は柔軟だ、

2014年10月23日 | Weblog
町内多根地区での葬儀に参列した・・
葬儀場は交流センターである・・・
駐車場の心配もあったので早めに出かけたが・・・十分な広さの駐車場があり、何の心配もない・・・

旧町内の交流センターがほとんど整備されてきてから・・・・
地区の葬儀はセンターで行われることが多くなった・・・

宅葬はほとんど見られなくなった・・・

一昔前の宅葬なら・・・
死亡と同時に親族総出で台所から座敷などの片づけが大仕事だったが・・・
いまどきの生活様式では、台所に他人が入って賄いをするような仕組みになっていない・・・
勢い・・若い世代は宅葬への拒否感が強い・・・・

葬式がセンター葬、会館葬に代わると・・・
家の造りも変わってくる・・・
2間続きのお座敷や、広い台所もいらなくなった・・・
最近の新築の家は、縁側や畳の部屋が見当たらない・・・・

ひと時・・
時代の変化に応じて葬儀の仕方などを考えようと・・集落で話し合われたことがあったが・・・
結論が出ないうちに自然と時代に準じて葬儀も変わってきた・・・

時代の変わり目には、物事すべてに改革論議が湧きあがるが・・・・
いつの間にか自然と改革が出来ている・・・

今、少子高齢化社会への対応策が論議されている・・・
案外と自然に妥当な対応策が・・気がつかないうちに動き出しているかもしれない・・?

人間社会は案ずるより柔軟である、
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気分も滅入る

2014年10月22日 | Weblog
10月も終盤に入ったが・・・
例年になく季節の移ろいが早いように感じられる・・・
私が年取ったせいかもしれない・・・

我が家の周辺の庭木から木立から・・・色付きだした・・・
降霜の朝も3回目を数えた・・・

聞えて来る訃報も寒さとともにだんだんと増えてくる・・・

積雪の時期を控えて・・・田舎で頑張っておられた高齢者の子供さんところへの移住の噂もちらほらと聞こえてくる・・・・

少子高齢化社会での田舎の冬は、地球温暖化にも関わらずより寒さが厳しくなっていくようである・・・・

好天続きから一転して今日の雨である・・・・
気分も滅入るというもんだ・・・

はやく、石破大臣の手腕を見たいものである、
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