村の水車番

水車小屋のおじさんは見た?  山村のくらしは、今日も快調!

がんばれ!モロコちゃん!

2009年11月30日 | Weblog
入間水車の会で試みたプールでのホンモロコ養殖もいよいよプールから引き上げる時期が来た。
今その準備に追われている。
大半は冷凍保存する予定だが、来年度の養殖に備えて採卵用のホンモロコを越冬させなければならない。

何しろ、あまり資金を掛けないことが至上命題なので工夫が大切だ・・・・

引き上げは12月6日を計画しているが、事前に味見もしておかなければ?とボールいっぱいのモロコを掬ってみた。
ふ化から始めたのが6月だったので生長期間が短かったせいか? 少し小さめである。
もう少し大きく育ってほしかったが、 10月の試食会の時に感じた苦味は無くなっていた。

近畿地方ではポピュラーな魚のようだが、島根の山間部ではいたって馴染みもない魚である。
美しくうまい魚だが・・・・地域のみなさんに認知されるまでには時間がかかりそうである。

異文化に対して懐疑的な山村の空気にどこまで受け入れられるか?・・・・
モロコちゃんの魅力にかかっている。
がんばれ! モロコちゃん!




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食べることにした

2009年11月29日 | Weblog
マッシュルームをいよいよ食べることにした。
澄まし汁?  マッシュ君には和風は似合わないじゃあないの?
ネットで調べてベーコン巻?サラダ?**??>><<??**・・・・・

結局は家内の腕に任せることにした。
無職亭主は何につけても発言力は弱い??
世の中は、外見上はどうかわからないが?実質権限はやはり財布を握っているものが強い!

封建時代の階級順位で、士農工商・・・と教わったが農民の実際はみじめなものだった・・・・
金を握った輩に生きる上での価値観まで握られることは・・・・・

本当はさびしいことなのだが・・・・
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説教おじさん

2009年11月28日 | Weblog
月一で開いているお茶の間シアターと銘打った映画鑑賞会では「男たちの大和」を上映した。
戦闘場面を敬遠されてか参加者は少なかった。

人は極限状態になったときにこそ本当の人間性を見せるものだ?

今晩のテレビ放映での「田舎に泊まろう」といった番組で、島根県の横田町が出ていた。
例によって、お泊まり交渉をするタレントへの対応で、大きな屋敷のご主人の対応は、テレビで見る限りはでは陰険、傲岸、不遜・・・・・・と見るに堪えないものだった・・・・
放映されると実際以上に誇張した姿が視聴者への発信となるのが怖いところである、
大方は、種々の村役を歴任された立派な方だったろうが・・・・
今後、テレビの放映を見た人からの信頼はとてもじゃないが得ることはできないだろうと・・・・そぞろ同情する。

田舎人は朴訥、善良といったイメージを抱きがちだが、本当は今日の放映された番組の説教おじさんの様な・・・常識?をひけらかすおじさんが多い・・・

その後にお泊まり交渉で泊められたおばあさん一家は・・・より比較されて美しい一家に思えた。

お泊まり交渉での最初の説教おじさんには、「男たちの大和」をお見せしたかった。
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枯れ葉マーク?

2009年11月27日 | Weblog
私は毎朝勤めに出る家内の送迎係をしている。
送った後でスーパーの駐車場から向かいの山を見ると・・・・・
楢の木の紅葉が朝日を受けて橙色に輝いていた。

掛合中学校は、昔は今スーパーがある場所から見上げることのできる高台にあった、
遠い昔となった中学校生活では、これと言って記憶にのころことは少ないが、向山の紅葉ははっきりと頭の中に残っている。
教室の窓から眺めることのできた晩秋の山々は、・・・・・・・
初めて異性を意識した少年の記憶とともに今でも残っている・・・・・
変わらない山の形がほろ苦い片思いの記憶を蘇させた・・・・

老境に入った私には・・紅葉がますます美しく思えるようになった。

そういえば・・高齢運転者を示す、「枯れ葉マーク」?が評判が悪いので変更になると聞いたが・・・・
よく出来ていると思えるのに・・・・・
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目黒のさんまの味

2009年11月26日 | Weblog
故郷の酒を造る会の仕込みが今日で終わった。
杜氏役のIさんもほっとした表情である。
例年にない暖かい日が続いているので後の進み具合が心配だが・・・・・
来月10日前後の絞りの日が楽しみである。

若々しい新酒の香りは味わったら病みつきになる。
手前味噌?と聞くと手前勝手な味自慢のように聞こえるが・・・・・
味噌でも酒でも自らの手に掛けた味こそ本物の味だと思う。

所詮舌で感じるおいしさの基準は主観的なものだ。
自分で作って、自分の舌で自分の脳が感じる味こそ本物である。

三ツ星レストランの味や、銘酒と呼ばれるものをありがたがるのは・・・・・
「目黒のさんま」に感動したお殿様の味覚だ!
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癒し

2009年11月25日 | Weblog
夜、木次町での会合に出席する。
夕食も食べずに9時までかかった。
帰って食卓に向かうと、台所の隅に置いていたマッシュルームの菌床の箱にマッシュ君が坊主頭を並べて出迎えてくれた・・・・意外と大きくなっている!

食べるにはまだ少し早いかもしれないが、空腹を忘れて眺めていると、かわいい坊主頭は癒しの効果はあるようだ。

どこまで大きくなるのだろう?
通販のマッシュルーム栽培キットには期待と感動をもたらす目的外の効果もある。
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晩節を美しく

2009年11月24日 | Weblog
明日は面打ちの2回目の教室である。
最初の教室で、型紙と材料のヒノキのブロックをいただいていたので、2回目には多少なりと自習したものを持って行こうと2~3日掛けて彫りかけて見た。
おおよその彫りの様子は見ていたので見よう見まねで自分なりに彫ってみたが・・・・・

失敗したかもしれない?

型紙に合わせよう合わせようとするあまりに側面を彫りすぎてしまった。
ふくよかな翁面が細面の翁になり、能面とはかけ離れてデスマスク?のようになってしまった。

本当は、まだ自分勝手に彫り進んではいけなかったようである。
新しい鑿を見たら、彫ってみたい気持ちの誘惑に勝てなかった。

明日の教室では・・・・先生から最初のダメ出しが出そうである。
面作にはもっと精神的なものが必要だろう?
彫りすぎたら修正の利かない面造りは、今の私にはよい修行になりそうだ。

一刀一刀に神経を集中して落ち着いて面作に取り組むことが・・・
晩節を汚さないことの一番の力になるような気がする。


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櫂入れ

2009年11月23日 | Weblog
このところ朝の2時間は毎日故郷の酒を造る会の仕込み作業に出ている。
素人の酒造りも、7~8年も経つとおおよその作業工程が分かるようになって来たので今までよりは効率よく動けるようになってきた。
櫂入れの作業も様になって来ている。

櫂入れは、麹や蒸米と水をかき混ぜる作業だが、素人はとかく櫂を突き刺して撹拌しようとする・・・櫂は、引き上げるときに力を入れるのがコツである。

人の生活でも応用できる作業である・・・・・
やみくもに自己主張を推し進めようと思うとうまくいかないが、引く事に力を入れて動き回ると・・・おのずと世の中はうまく回るようである・・・?

麹菌も生物だ、麹菌との関わり合いは人間社会にも通用する。
人間関係に悩む人がいたら、酒造りを是非とも経験させたい!

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花開くかも知れない?

2009年11月22日 | Weblog
大霜の朝だった。
寒い!!
本格的な雪国の冬はもうそこまで来ている。

水車の会で養殖しているプールのホンモロコも引き上げなければならない・・・
今日はホンモロコを保存して置く為の冷凍庫を用意した。
知人のOさんのご厚意である。

地域の人たちから、100キロ近くあるホンモロコの始末についていつも心配していただいている。
これさえあれば・・・一応の保存は出来る、
料理の方法については冬の間にじっくりと考えようと思っている・・・・

正直、冷凍庫が準備できてほっとした。
冷凍庫に入りきらないホンモロコは、塩漬けも計画している・・・・
塩漬けから燻製や干物などへ用途を試してみたい・・・・

山村の新しい食文化を開発することに・・・今、夢を抱いている・・・
鴨肉の冷凍もある、古代米もある・・・・
ホンモロコも加えて入間水車の会の新しい山村の食文化への夢は・・・

花開くかもしれない?
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鴨南蛮

2009年11月21日 | Weblog
合鴨農法で用済みの合鴨をいただいて帰り、太らせてから落そうと水車の会で飼っていた合鴨をいよいよ処分することにした。
最初は18羽は居たが、狭い場所での飼育のためか?生存競争に負けた鴨が死んでいった・・・・・
残ったカモが14羽だった。
さすがに生存競争を勝ち抜いた鴨は、餌も十分に食べている・・・・・
とくにボス的存在のオスの鴨となると、丸々と肥えていた。

鴨の世界のことながら、人の世と重ねて・・・少しさみしくなる・・・
天下り、わたり・・・と言った世渡り上手な人の話を聞くとさみしくなる。
田舎では、ミニ天下り状態は当たり前のこととして常識になっている。
公的な団体の役職は大方は役所OBで占められている・・・・
彼らは優秀だから?・・・

合鴨を処理した水車の会の今日の会員には天下りは無縁だが・・・・・
生存競争に生き残った合鴨を、情け容赦なく成敗して・・・・
鴨南蛮に舌鼓を打った。
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