村の水車番

水車小屋のおじさんは見た?  山村のくらしは、今日も快調!

政権交代

2009年08月31日 | Weblog
今朝の新聞は、無血革命でも成立したかと思わせる紙面だった。
長い選挙前哨戦で、報道ではほとんど言い尽くされていたことなのでさほどの驚きは無い。
日本も先進国並みの?政権交代のある政治体制に進歩した?とむしろ喜ぶことかもしれない。

金融機関に従事する人は支店長と言えども同じ部署に長く勤められないと聞いている・・・・不正を防ぐためだそうだ。

国の政治と市井の金融機関と同一視するのも変だが・・・・・・
庶民から見たら同じようなものだ。

政権担当能力に不安がある、と民主党政権を危ぶむ人もいるが・・・・
昔は、山村の農家でも、親父が息子の能力を不安がって、なかなか家計の実権を譲らない例がままあった。

そんな家庭に限って、親父が急死したとたん、不安がられたダメ息子?ががぜん能力を発揮して家運の興隆を図ることがあった。

今回の当選者を見ると総じて若い!
明治の維新は20代、30代の力によるところが大きかった!!

国運の興隆を信じよう?


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選挙管理委員会様

2009年08月30日 | Weblog
秋晴れ?とは言い難い天気だったが今日は入間地区の体育祭だった。
何しろ総選挙の日でもある、朝一に投票所に行ってそれからの運動会だった。

今年の運動会は、地区民大会60周年記念大会と言うことで、出雲市から北稜高校の吹奏楽部を招いてあった。
総勢50数人の吹奏楽部の演奏は、普段、生演奏などに接することのない中山間地域の入間地区民にとっては素晴らしいプレゼントであった。
主催者の努力には感謝している。

体育に吹奏楽と文化の秋にふさわしい贅沢な一日になった。

もう一つ。
平成の大変革?とかまびすしい選挙の投票日でもあったが・・・・・
一つ不審なことがあった。
小選挙区、比例区とそれぞれ投票する場所は示されたが、一緒に実施された最高裁判所裁判官国民審査の投票場所が無い?
全国的に最高裁判所裁判官の国民審査の投票場所は設置されていないのだろうか?

そのまま何も書かないで投票しても良いとの説明だったが・・・・・
審査の場所に行く、行かないの選択が、衆人環視の中で科せられるのは正当な審査とは言えないような気がする。

裁判員制度が発足して、国民の裁判に対する関心も深まっているのに・・・・
雲南市の選挙管理委員会の怠慢・・・・それとも・・・・?
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老年パワー

2009年08月29日 | Weblog
水車の会のホンモロコ養殖池で使っているエヤーポンプが故障した。
頓原のH商店へ修理依頼に持っていったら・・・・・
こんな古い機械は部品も何もトンと昔になくなって修理不能です!
との御宣託だった・・・・・

順調に養殖が進んでいると思っている矢先に、ポンプの故障は痛い!
寄贈していただいた、元の持ち主のNさんに相談して分解して直すことにした。

ポンプ側のねじを緩めると・・・・不思議や? ・・動きだした。
新しく買うと3万円ぐらいはするらしい?

よたよたと動き出したポンプは、ねじを緩めたので少々油を滲みださせながら今日も健気に回っている。
送り出す空気はさすがに元の様にはいかない、

年取ってとかく仕事にも往年の元気が無くなったわが身になぞらえて・・・・
新しいポンプを買うことを躊躇している。

能率はあがらないが、それなりに頑張る老年パワーをポンプから学んでいる。
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貧乏の効能

2009年08月28日 | Weblog
お茶の間シアターと銘打って話題になった映画を毎月楽しんでいたが、部屋を暗くするのに遮光カーテンが無かった。
そこは田舎のことである、農業用のマルチを毎回窓に張り巡らせて上映していたが、何しろ準備の時は一人作業だ・・・・・・

上窓の場合には、あちらを止めればこちらが外れる・・・・といった具合でままならない!    
遮光カーテンが欲しい・・・・
掛合の家具店に聞いたら5万円は掛るということであった。

入間の公民館へ立ち寄った時に遮光カーテンの話をしたら、公民館の大広間の厚手のカーテンをかねてから消防署が防火上撤去するように指導していると聞いた、

丁度良かった、 さっそくいただいてお茶の間シアターの部屋に付けて見た、
まずまずである、

我が家の農機具は、いろいろなメーカーの部品の良いとこ取りをしたものが多い、
父の代からの貧乏百姓の生活は、代替品の活用には意外と能力を発揮する。
貧乏の効能である。

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ハーレー

2009年08月27日 | Weblog
家内の勤める自動車修理工場にハーレーが車検に入っていた。
私も一度ならずあこがれたオートバイである。
勤めていた頃、家内と2台の車を持つことが家計上無理だったので、私は単車通勤をしていた。

本当なら250cc以上の単車が欲しかったが、経済的な理由と家族の総意による私の運動能力の評価?から125ccの原付バイクで我慢していた。

原付バイクながら風を切る音が耳元で鳴る快感はバイクならではの幸福感だった。

生涯一度でいいからハーレーにも乗ってみたいと思っていた。
工場の中でハーレーに跨ってみた・・・・迫力がある。
よっこらしょ! とバイクを立ててみると・・・重い!

私も老いた・・・とてもじゃないが、乗りこなす勇気も無い。
憧れていた未亡人の将校夫人に尽くす、無法松の心境を思い描いた。
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ナラ枯れ?

2009年08月26日 | Weblog
山奥に住む姉から近況その他もろもろの話で電話があった。
その話の中の一つに・・・・
「向かいの山の楢の大木が2本ばかり枯れてきた、緑の中に赤茶けた枯れ木の模様はなんとなく不気味である」・・・・・・とあった。

なぬ??? 
それって西日本から始まって、全国の山に広がりつつある「ナラ枯れ」では無いの?
もしナラ枯れなら雲南市初ナラ枯れ?
センターへ出る用事があったので、姉のところへ行って向かい山の枯れ木?を写して帰った。

よそ事と思っていた事も、近頃はアッと言う間に身近なことになる。
今夜も有線放送で雲南市で初の新型インフルエンザの発生を放送していた。

全国一知名度の低いと言われる島根県は、文化や経済ではいつも忘れ去られているのに・・・・
新型インフルエンザやナラ枯れでは、ちゃんと忘れられないで一人前の扱いを受けるようである。


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ミョウガ

2009年08月25日 | Weblog
我が家の栗林の下に、昔は小豆や大豆を作っていた畑がある。
家からの距離があるのに運搬手段が背中に頼るほか無い場所である。
家内も嫌がるようになったので、他の物を作ることにした。

手間がかからず、お金もかからないものと思って、背戸に自生していたミョウガを植えてみた。
今では畑一面に繁茂している。

少し時期が遅いと思ったが収穫に上がってみた。
開き気味のミョウガを背負い籠いっぱいにとって帰った。
まだまだ幾らでもあったが、開き気味なのでお金にもならない・・・

ミョウガは、酢漬けもうまいが、煮物、揚げ物、味噌汁、サラダとその独特の香気と相まってなかなか品のいい味がする、・・私は好きだ。

山からの帰りに隣りのおじさんに出逢ったが・・・・隣りのおじさんはミョウガが大の苦手だそうだ? 家の周りに自生するミョウガは全て刈り取ってしまうと・・・ 私の背負い籠の中のミョウガを見ながら話された。

人生もいろいろ、人もいろいろ、 嗜好もいろいろだ。
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適齢期

2009年08月24日 | Weblog
自然界には何でも適期がある。
父が植えていたキハダの木が裏山の谷間に40本ばかりある。
毎年一本ずつ倒して産直市へキハダの皮を出しているが、今年は7月の適期に切り出せなかった。
ようやく天候も回復したことだし、仕事の都合もよかったので小さいキハダの木を一本切り倒してみた。

毎年一本と決めているのは、一年かかって産直市で売れる皮が丁度一本分だからである。
40本もあると、計算すると40年も掛かることになるのでなるべくなら年を空けたくなかった。

8月も終わりに近い今の時期では、皮を剥ぐのはやはり無理だった。
べったりと木肌にひっついて離れない。

この頃は、適齢期という言葉も死語になっているらしいが、生物の営みにはちゃんと適齢期はある。

無理してようよう剥いだ木肌の皮を・・・・是非娘に見せたいものだ。
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強欲

2009年08月23日 | Weblog
大忙しの一日になった。
朝の6時半から旧小学校周辺の草刈り等の奉仕作業に出る。
終わってから、ホンモロコ用にいただく約束をしていたおからを取りにN豆腐店へ行く。
前回、持って帰ったおからは取り扱いの不注意から腐らせてしまった。
副会長のFさんの案で、いらなくなった冷蔵庫をもらって来た、
一回の給餌の量に小分けして置くことにした、 今回いただいた量で三日分ぐらいはある。

午後は山陰文学学校の講義日なので松江に出る。
山陰文学学校では特別企画の日に当たっていて、出席者に抽選券が配られた。
私の札番は17番・・・・・

受講が終わってから10名までの当選者の抽選があったが、抽選そうそう15番が当たる。
中ほどの当たりに16番が出た。 まさかもう続き番号が出ることはあるまい。
17番札を持っていた私はすっかりあきらめムードだったが・・・・

意外や・当たりくじ10名の内の2名の方はすでにお帰りの後だった・・・・
繰り上げ抽選で・・・「17番!当たり」・・・・運が付いている。
松江開府400年記念出版の「和の心 日本の美 松江」をいただいた、、、

当たったことはうれしかったが、せっかく私のところへ運が巡って来たのなら、「ロト6」でも買っておけばよかった。

人間とはどこまでも強欲なものかと、自分の得手勝手な妄想に自分で赤面した。

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石見根付け

2009年08月22日 | Weblog
家内と江津市波積町へ行くために朝早くに出かけた。
波積公民館で石見根付初代の作品展示がなされていると聞いたからである。
石見根付けと呼ばれる独自の作風を作り上げた石見根付け初代の清水巌は、13歳で仏門に入り、入間地区内にある長栄寺の小僧としての在籍記録がある。
和尚に木彫の腕を惜しまれて江戸に上り、根付け作家としての独自の境地を築かれたそうである。

噂は聞いていたが、彼の作品の根付けを見たことが無かった。
少し遠いとは思ったが、波積町まで走った。
辺鄙な里だった。

どうして展示会場が波積公民館?・・・波積と石見根付けの関係は?・・・
説明では、波積の街道が銀山に通じているので、清水巌も頻繁に往来しただろう?とのことだった。

いたってあいまいな関係ではあるが・・・清水巌作の根付けがほとんど地元の江津市に残っていないのに、山間の町の波積町の旧家?に残っていたのが発見されたらしい?

2点の貴重な?作品は素晴らしいものだったが、石見根付けと言えば、猪牙に施されたものが有名だ、猪牙を用いた作品は長女で石見根付け2代目の文章女の作品が1点あった。

石見には高度な文化が残っている半面、道路沿いの荒廃田の広がりはひどい!
道行く車もいたって少ない・・・
都会人ならずとも、高速道の建設には疑問符までは付けないまでも、あきらめ感は持つだろう?


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