村の水車番

水車小屋のおじさんは見た?  山村のくらしは、今日も快調!

パンフレット

2012年08月31日 | Weblog
昨夜の常会の席で、9月2日の日曜日に入間交流センターに於いての催しのパンフレットが配られた・・・・
「お山の昼市」と一応表題はあるが・・・・
平均年齢70数歳ともなった集落の高齢者には・・・どんな催しかわからないパンフレットだ・・・・

松江や出雲のお店が入間に出張します・・・と言うことだったが・・・
パンフレットの中身は・・ほとんどが英字表記になっている・・・

今時、このくらいの英字表記が判らない者は・・田舎者だ・・・
と言われているようである・・・

パンフレットの中身を・・判らないまでも推し量ると・・・
初秋のお山へ、出掛けましょう・・・と書かれている・・・
地元の人が対象では無いようである・・・・

来年度から松江尾道間の高速道路も三次まで開通するそうだ・・・
54号線の交通量は、現在の3割近くにまで落ち込むと予想されている・・・
いよいよもって鄙びた山村となる・・・と言う人は多いが・・・

鄙びた山村を逆手に取ることも出来る・・
今回の「お山の昼市」の様に・・・
地元の人間を対象とすることなく・・・都会地の恵まれた環境の住民がマチュピチュ遺跡を見学する感覚で田舎に入ってくるかもしれない・・・・

9月2日には是非・・・鄙びた山村の空気を味わってほしい・・・
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本来無一物

2012年08月30日 | Weblog
今日もシルバーの仕事に出かけた、
同じ掛合地区の今日はT家の庭である・・・
広い庭だ・・・
今日は午前中だけで勘弁して貰い、草刈りだけを済ませた・・・

こんな便利のいいところで、こんなひろい庭があり建屋もしっかりしているのに・・・・

空き家とはもったいない・・・

少子高齢化した山間地域では、人里離れた所に一人で住んでいるお年寄りは多い・・・
日常の出入りにも不便だ・・・雪でも降ればなおさらである・・・
山里の一軒家は周囲の草刈りにも多大な労力が居る・・・
買い物も病院への行き帰りも・・・何かと不便である・・・

片方では・・
こんな地区の中心地にある、大きな立派な家でも空き家になっている・・・
なんとかならないものだろうかと・・・何時も思う・・・

人が住んで居てこその庭木の手入れである・・・
見る人もいない庭の手入れは・・・観客の居ない舞台で踊っている様な虚しさを覚える・・・

これからますます多くなる田舎に取り残された老人と・・・
田舎に取り残された空き家をうまくつなげる方策を見つけたいものである・・・

本来無一物・・・禅寺の書院でよく見かけるが・・・・物に対する人間の思いはなかなかにしぶといようである・・・

竹島も尖閣諸島などなど・・・・
人が住んでいなくても・・・所有が明確でも・・・・
紛争らしきものは起こる・・・
人の世は・・・難しい・・・
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「絶滅」種

2012年08月29日 | Weblog
ニホンカワウソが「絶滅」したようである、
私たちの子供の頃には、まだどこかに生息していたのか・・・?
「この皮 嘘の皮 ホントの皮 嘘の皮」などと言って遊んでいた・・・
それだけ日常的に子供の口に上るぐらいだから、昔は私たちの地方でも居たのだろう・・・

九州地方ではツキノワグマも「絶滅」したらしい・・・・
この近年、ツキノワグマの目撃情報が頻繁に有線で放送されるが・・・
熊の生態域が無くなってきて繁殖できなくなって来た、絶滅の前の兆候なのかもしれない・・・・
本州でもツキノワグマは「絶滅」です・・・近い将来の発表がありそうである・・・

ゲンゴロウなどは、子供の頃には田んぼの中にごちゃごちゃするほどいたのに・・・
そう言えばこの頃は見たことも無い・・・
今は「絶滅危惧Ⅱ類」に入っているそうだから早晩「絶滅」のレッテルをはられるだろう・・・

文明の進歩は、どこかで何かを絶滅させる・・
農業でも・・・農薬や機械の進歩によって昔からの農業技術は「絶滅」寸前である・・
牛耕・苗代・苗取り・苗の手植え・田車・おあし・ばば・万石・臼引き・千歯こぎ・ハデ・・・・思いつくだけでも今の若い農業者には判らない様な作業が次々と消えて行った・・

私の集落でも、稲ハデを作る農家はほとんど無くなった・・・
稲ハデを作る農家は、よっぽどのこだわりを持つ農家か、貧乏農家である・・・
わが家は後者の部類に入るが・・・・

晴天が続く今年の稲刈り時が心配である・・・
ハデに台風は天敵である・・・
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複雑な気持ち

2012年08月28日 | Weblog
シルバーセンターの仕事で掛合のT家の庭木の剪定である、
田舎の家を留守にして都会で生活される人が多くなり、シルバーセンターにはこうした空き家の庭の剪定依頼が多くある・・・
住んでいなくても庭木は大きくなる・・・と言って投げて置くわけにも行かない・・
業者さんより多少でも安くなるからかシルバーセンターへ依頼が来るそうである、

私は庭木をいじるのが好きだが・・・
と言って技術があるわけでもない・・素人である・・・
自分の感性だけを頼りに剪定している・・・

シルバーセンターとなると多少の報酬もある・・
その分、気兼ねがある・・・・気兼ねをしている分熱心に働く・・・

今日は、数年手の入らない庭木もあったので、一日中掛かった・・・
夕方には・・・バタンキューである・・・疲れた・・・

「疲れた・・」と言おうものなら・・・
「疲れるのならもう他所の庭木の剪定などにはいかないでよ・・貴方も若くは無いのだから」家内の小言が背中に当たる・・・

「貴方が働かなくても、私が養ってあげるわよ・・・」
嘘か本当か・・・上手口かわからないが・・・・

高齢者となって、よろこんでいいのか・・悲しむべきか・・複雑な気持ちになる、
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秋刀魚

2012年08月27日 | Weblog
姉の買い物に付き合って頓原のスーパーに立ち寄ったら・・・
生秋刀魚が出ていた・・・
今年は秋刀魚も不漁の予想が出ていた・・いつもの年より高いそうである・・

今夜は家内と旬の秋刀魚を食べようと買い求めた・・・
落語で世間知らずの典型の様なバカ殿を演じさせられているのは・・出雲の殿様と言うことになっている・・・・
「サンマは目黒に限る」・・・

生サンマを山里の頓原のスーパーで求めて来たが・・・
今夜はおらが国のお殿さまの名誉のためにも・・・

「さんまは頓原産にかぎる・・」・・・と初もののサンマを食べることにしよう・・・
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夏の運動会

2012年08月26日 | Weblog
地区民大会の日である、
朝から、空の青さがまぶしい快晴の天気だ・・・
夏の運動会は選手も応援席も・・・暑い・・・・

出番の少ない高齢者は、ひたすらコップを傾けるぐらいが参加の条件となると・・・
終わった頃にはすっかり出来あがっている・・・・

今年から、私もその仲間に入った・・・
それにしても・・・
少なくなったとはいえ・・・若い人も結構居る・・・

まだまだ、少子高齢化社会の最前線と思っていた地区も捨てたものではない・・・

地区内の空き家に、田舎生活大好きの夫婦が近々入居されるそうである・・・
ニュースも明るい、熱い夏の運動会だった、
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下手がいい

2012年08月25日 | Weblog
所属している多根陶芸クラブへ島大生の実習訪問があるとのことで出掛けた、
クラブの会長から副会長、会計の3役員が不在の為に、会員のHさんとOさん、私の三人での応対である・・・

島大生は当初の予定から2人に減ったが、半日の作業なので茶碗と皿ぐらいを作ってもらった、
幸いと今日も好天気の為に乾きが早い・・・
何時もなら一日置いて高台を削り出すが・・・
半日の間にどうにか済ませることが出来た・・・・

近頃は、陶器の食器類でも100円ショップで仕上げの美しいものがあるが・・・
不細工でも、無骨でも・・・自分の感性でもって作った、納得の行く陶器で食べる食事こそ・・・本物の美味さがある・・・

彼女らに魯山人の心が伝えられたかな・・・・
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ルービックキューブ

2012年08月24日 | Weblog
およばれで回転寿司屋に行ったら・・・
点て続けに皿の当たりが出た・・・
賞品は・・・
どう見ても子供向けの物ばかりである・・・
選びに選んで・・結局ルービックキューブを貰った・・・

若い頃にはやったルービックキューブは、当時は結構な値段だったように覚えている・・

今や寿司屋の当たりの景品になっていた・・・

子供が保育園児の頃にわが家でも買い求めたが・・・なかなか6面全部が完成しない・・・
家内中が寝静まった真夜中に・・どうしたはずみか6面全部が完成した・・・
寝ていた全員を起こして、父親の権威を見せつけたつもりだったが・・・

それ以来・・・
子供たちが成長しても・・
「ルービックキューブが完成したぐらいで夜中に全員を叩き起こしたバカ親父」の名称を戴く羽目になった・・・

真夜中まで掛って完成したキューブも・・あくる日に再挑戦したが、全く出来なかった・・・
世の中によくある話だが・・・
まぐれを実力と勘違いしていたようである・・・
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サイン

2012年08月23日 | Weblog
掛合のショッピングセンターの中の酒販売コーナーで歌手のダイゴさんの色紙のサインを見た、
掛合出身の元総理に縁のあるダイゴさんである・・・

本人の写真と並べられているから判るが・・・単独で色紙のサインだけを見たら・・・
誰のサインか判らない・・・

西洋では、日本の印鑑の様なものが無く、自筆のサインでOKだそうだが、その場合、何が書いてあるのかわからなくても通用するものなのか・・知りたい・・

日本の印鑑もあやしいものではある・・
私は、普段の印鑑はほとんどが100円ショップで求めたものを使っている・・
実印だけは祖父の代から引き継いだものだが、銀行印は3文判と呼ばれていたものを使っている、・・

一度、若い頃に、印鑑は姓名判断をしてもらって、金運、幸運の強いものを使いなさい・・と先輩から言われたが・・・気にしなかった・・・
印鑑で金運幸運が授かるものなら、世の中苦労なぞあるものか・・・

第一、私は印鑑の運を気にしなければならないほどのお金を持ったことも無い・・
印鑑一つで物事がひっくりかえるような重要な書類にめぐり合う機会も無い・・・

テレビで「なんでも鑑定団」見ることがある・・・
サイン一つで、数十万、数百万の値が付く事があるが・・・
サインも馬鹿にならない・・・

ダイゴさんのサイン入り色紙は・・・今、幾らぐらいするのだろうか・・?
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泳げカープ君

2012年08月22日 | Weblog
水車の会の仲間のM君が、水車の会でホンモロコの養殖をした池を利用して鯉を飼っている・・・
春先に入れたコイの稚魚は10センチばかりになっていた・・・

ホンモロコの養殖は、プールを利用していた時は上手く行ったが、水田利用ではどうもうまく行かなかった・・・

琵琶湖の魚として関西での食文化の一端を担っていたホンモロコを、漁獲量が減って来た、宍道湖のアマサギの代替魚として養殖したら・・・と思ったが・・・・
小さい魚なので、かき揚げか佃煮・・甘露煮ぐらいの調理法に限られてくる・・・
今迄食べたことのない淡水魚には、独特の臭みからなかなか馴染めない・・・
第一、 代替と思ったアマサギでさえ・・私の家の食卓に上がるのは数年に数回である・・

県が奨励している鳥取県の・・私たちが稚魚を入れていたホンモロコ養殖業者の人も・・・
十数年の養殖事業から不採算を理由に昨年、撤退された・・・

プールを利用した一年目には1トン近くの漁獲量があったが・・・
売れなかった・・・
自身で食べても・・・美味くなかった・・・
勿論、家内となると手に取るのさえ嫌がる有り様だった、・・
今でも・・わが家の冷凍庫の下部に数袋のホンモロコが残っている・・・

県でも市でも・・新しい荒廃田の利用に繋がると一時は積極的だったが・・・
所詮、行政の進めるものにはろくなものは無い・・・
昔から、農村の振興作物は行政が勧めているものと反対の作物を作ることが成功につながると言われていた・・・・

水車の会の養魚池を利用して養鯉を始めたM君が成功する事を祈っている・・・
池の中で泳ぐ色とりどりの稚鯉が・・・
何とも頼もしい・・・
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