村の水車番

水車小屋のおじさんは見た?  山村のくらしは、今日も快調!

月に彼岸花

2020年09月30日 | Weblog
いつもの年より彼岸花の開花が遅い・・・
我が家のハデ場窪の法面に、彼岸花を植えている・・
今年は、キバナコスモスも移植していた・・・

稲ハデとキバナコスモスと、彼岸花が一堂に納まる田舎道の風景は・・・
絵になる散歩道だと・・・楽しみにしていたが・・・

彼岸花の開花が遅れたために・・楽しみも半減した・・・
肝心の稲ハデも・・・片付けてしまって無い・・・

キバナコスモスも盛りを過ぎていて・・・艶は無くなったが・・・
ここにきてようやく彼岸花が咲きだした・・・

明日の夜は中秋の名月・・・
月にススキは定番だが・・・月に彼岸花となると・・なんだか怪しげな雰囲気の名月鑑賞になりそうである。


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対イノシシ攻防戦

2020年09月29日 | Weblog
地区内のコシヒカリもほとんど刈り取りが終わり、立ち稲が残って居るのは、晩生のきぬ娘だが・・・
そのきぬ娘がイノシシの集中攻撃を受けている・・・
我が家のハデ場に隣接する田んぼもイノシシの親子で運動場状態だ・・・

何時、我が家のハデに目を付けるかと・・・おちおちとして居られない・・・
今日はイノシシ被害の調査に、共済の評価委員さんの一行が隣りの田圃を見に来られたようである・・・

ハデ干しの乾燥が今ひとつだが・・・急遽脱穀をすることにした・・・
わが家の対イノシシ攻防戦である・・・

夕方、脱穀の終わった空ハデを眺めながら・・・
押し寄せる豊臣軍から、城を守り抜いた忍城の成田氏長の心境である・・
家内はさしずめ甲斐姫の心境だったようだ・・・

「よかったねーー」「明日の朝からよく眠れるねー」
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向寒シフト

2020年09月28日 | Weblog
朝、6時に起床、7時過ぎに朝食、8時からコーヒーを飲みながら朝ドラを観るのが我が家の生活パターンである・・・
起床してから、半袖短パンの部屋着に着かえて朝ドラを観ていたが・・・
いつの間にか長袖、ズボンに替えての鑑賞になった・・・

今朝は・・・
「なんとなくスカスカしない?」「うん 寒い 」
こんな時の夫婦の息はぴったりだ・・・・

朝一で灯油を買いに行き・・扇風機を片付けて温風機を出した・・・
明日の朝からは、朝ドラ「エール」もゆっくりと鑑賞できる・・・

年取ると・・早めの向寒シフトが必要だ・・・

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わが家の収穫祭

2020年09月27日 | Weblog
今年はイノシシが多いようだ・・・
わが家のハデ場の隣にも、イノシシが侵入したようである・・・

我が家には、まだ一枚のハデが残って居るので、・・・
朝の起床と同時にハデの様子を見るのが日課になった・・・

ハデ場にイノシシが侵入したら、ハデに架かっている稲束を引き下ろして荒らすので油断がならない・・・
何とか我が家の脱穀が終わるまでイノシシの侵入を防ぎたいが・・・
電牧以外に有効な手段は無い・・・
天気が続いて、架けた稲束の乾燥を待つばかりである・・・

天気予報を見ると・・・幸いと明日からの週間天気予報は晴れマークが続いている・・・
3日ぐらい干したら・・・4日目には脱穀だ・・・

10月1日    中秋の名月の日は・・我が家の収穫祭だ、
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出西生姜

2020年09月26日 | Weblog
美味しいお肉が手に入ったから牛丼をご馳走すると家内の姪からお誘いがあり・・
今日のお昼は牛丼である・・
手土産に、家内が持参したのは、自家製こんにゃくと畑から朝取りの出西生姜だ・・・

今年は梅雨が長かったからか、里芋と生姜の出来がいい・・・
艶々した生姜の肌は、美人の肌だ・・・

お誘いを受けた牛丼は、・・・上等の牛肉と聞いていたのでさすがに美味い・・
それに丼のごはんも新米である・・・うまいはずだ・・・

流石に今でも新米は美味いが・・・
昔は、新米と古米の味の差が大きかったので、新米時期には、食べ過ぎて困るほどだった・・
今の時代はお米の貯蔵方法が進歩しているからか、昔の新米と古米ほどの差は無い・・・
子沢山の小農家では、旨いのでどうしても食べ過ぎるために、お米の消費が馬鹿にならないといって・・
新米をわざわざ古米と交換してもらっていたくらいである・・・

貯蔵方法が進歩して旬が感じられなくなったものには緑茶もそうだ・・
自家製の緑茶を飲んでいた昔は、新茶の時期となると・・・
「新茶はうまいねー」と子供でも新茶の香りを愛でていたものだが・・・

今頃は、新茶祭りなどで新茶を求めても、古茶か新茶かわからないお茶が多い・・・

お米でもお茶でも、年中美味しい味が楽しめるのはありがたいが・・・
旬 が無くなった気がする・・・季節のメリハリがない・・・

人間も同じで経年劣化を当たり前に受け止める世の中が幸せな世の中かもしれない・・


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主婦助手の座

2020年09月25日 | Weblog
朝から小雨模様の今日は・・・
自家製こんにゃくつくりだ・・・
家内とは久しぶりの共同作業でのこんにゃくつくりである・・・

今まで一人で作るときは、能率のことも考えてもろふたに一度広げたものを薄いレンガ状に切り分けてから熱湯の中に入れていたが・・・・・
今日は、田舎風のこんにゃくに見せるために、手でこねて丸くして湯掻いてみた・・

よく、産直市などで、「田舎のお母さんの手ずくりこんにゃく」と売られている形である・・・

湯掻いて膨れるので少し小さめのハンバーグぐらいの玉にしてみた・・・
結果は、意外と膨れなかったので小振りなこんにゃく玉になった・・・

「まあ、上品なこんにゃくが出来たわ」   家内には好評だった・・・

手がひりひりするのを我慢して捏ねた甲斐があった・・・

専業主夫から・・主婦助手の座に就いた甲斐である・・・




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暁に祈る

2020年09月24日 | Weblog
退職以来、朝ドラを観るのが一日の始まりになっている・・・
今は「エール」だ・・
いよいよ、福島三羽烏の活躍で軍歌「暁に祈る」が生まれるところである・・

まだ若かった頃・・・
当時は村の大人たちは軍隊経験者がほとんどだった・・・
軍隊経験が無くても、戦時下で幼少期を過ごした大人たちがほとんどだった・・
村の中での酒席の場では、良く軍歌が歌われていた・・・

「あ~あ~ あの顔で~ あの声で~  」
「暁に祈る」などもよく耳にしていた・・・今でも多少は諳んじて歌うことが出来るほどである・・
当時から・・軍歌にしては 哀愁を帯びた唄だと思っていた・・

「暁に祈る」がいよいよ誕生するシーンが始まると言うので・・・
今日は、ネット配信で聞いてみた・・・

画面から  「あ~あ~あの顔で~ あの声で~」と流れると・・
何故か涙が出て止まない・・・
暁に祈るは  軍歌じゃない !

なんて悲しい旋律だろう  なんて悲しい歌詞だろう  
涙を ぽろぽろ流しながら聞いていた・・・

戦争とは・・なんて悲しい行為だろう・・・

暁に祈るのは・・戦争は嫌だ・・と言うことだ・・・9条を守ることを祈りたい・・・

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稲ハデとキバナコスモスと曼珠沙華

2020年09月23日 | Weblog
彼岸になると、忘れていても花を咲かせる曼殊沙華だが・・・
今年は、どうしたことか彼岸の中日にも曼殊沙華は観ることが出来なかった・・・

春先に、キバナコスモスを曼殊沙華の咲く予定の稲ハデを組む、田んぼの脇に移植した・・・
秋になると我が家の稲ハデと曼珠沙華の花とキバナコスモスの花が・・・
一堂に見られる場面を想像して・・・楽しみにしていたのに・・・

彼岸の中日が来ても曼殊沙華の芽が出ない・・・
今年の日照りで根が枯れたのだろうか・・・?と心配した・・・
キバナコスモスは、彼岸花の咲くのを待ってはくれない・・・ぼちぼち花も終わりそうである・・・

彼岸の終わる頃になってようやく曼殊沙華の茎が伸びだした・・・
わが家の稲ハデも残って居る・・・キバナコスモスもまだまだつぼみが散見できる・・・
後、1週間・・・

秋晴れの下・・・刈り株の並ぶ田圃の稲ハデを背にキバナコスモスと曼珠沙華が咲き競う田んぼの脇の作道を・・・夕方、家内と散歩する場面を今から楽しみにしている・・・


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手間をかけてこそ本物だ

2020年09月22日 | Weblog
昨日脱穀したココシヒカリの・・今日は補助乾燥である・・・
今時の若い農業者は、補助乾燥など知らない・・・
補助乾燥に使う竪型の乾燥機もあまり見たことがないだろう・・・?

ハデ干し農家でも、昔の様な8段、9段の高い稲ハデなら補助乾燥まではいらないかもしれないが・・
一人作業をするために3段ぐらいの低い稲ハデでは、どうしても乾燥が弱い・・・
お米を保存するためには、14.5~15%の水分量に乾燥させなければならないので・・
低いはで干しでは補助乾燥が必要になる・・・
年代物の竪型乾燥機を使って、半日がかりで補助乾燥を済ませた・・・

明日は、籾摺り調整である・・・

「手間のかかるものなのねー」
家内の嘆き節が始まるが・・・
手間がかかる分・・・美味しいお米と思っている・・・

食品加工では、手間のかかったものほどおいしい・・・
本物の鰹節を作るところを、テレビで観たが・・・
大変な手間をかけてこそ・・・味は本物のだ・・
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休憩時のコーヒーが美味い

2020年09月21日 | Weblog
イノシシが跋扈しだしたので・・・
今日は、最初に刈ったコシヒカリのハデの脱穀をする・・・
丁度我が家の作りの半分だ・・・
老夫婦二人での脱穀だが・・
藁の始末は、ハーベスターが結束機付きなので二人で充分だ・・・

家内は、ハーベスターに稲束を差し込むメインの作業である・・・
私は・・・
家内の作業の補助係り・・・
と言っても補助係りの方が作業量は多い・・・

稲ハデの助木を除いたり・・・家内の手の届かない掛け棹の3段目の稲を下したり・・
脱穀の終わった稲束を結束したり・・・結束した藁の運搬、脱穀済みの籾の運搬・・・と作業量もだが運動量も多い・・・

ハーベスターの藁の結束機は優れものだ・・・
結束機が付いていなかった頃には・・・脱穀の終わった稲藁の束を20束づつ結束していたが・・・稲束の数を数えたり、出て来た稲束の方向を揃えたり、互い違いに重ねて結束する作業は・・・腰は痛い、動かす手数は多い、何束か数も数えたりと嫌になる作業だった・・・

結束機は、稲束10束づつを結束して、勢いよく投げ出してくれる・・・
小気味よいほどの働きだ・・・

天気の良い日に、老夫婦二人で・・一日に出来るだけの作業量を決めて農作業をしているが・・・休憩時のコーヒーが美味い・・・
止めようと思っていた稲作りだが・・・夫婦で農作業の合間に飲むコーヒーの為にも・・・
まだ2~3年は頑張ろう・・・・



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