村の水車番

水車小屋のおじさんは見た?  山村のくらしは、今日も快調!

二人静

2006年05月31日 | Weblog
山の茶畑からの帰り道で、二人静が咲いていた。
昨年、通りかかったときに一本の二人静を見つけていたので、今年は確かこのあたりと、あたりをつけておいた。

よく見ると、結構、群生している。

二人静の群生となると、静御前が団体で踊っているようなものだ。
明日は家内を連れてきて見せようか。

俳人 河北斜陽の句に、

   村滅び 二人静もほろぶらし

と言うのがあった、 近年、我が地区も高齢化が激しい、 こんな句を思い浮かべるなんて・・・・・・

くわばら  くわばらだ!

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子供達と大豆蒔き。

2006年05月30日 | Weblog
入間水車の会の活動に、子供達との交流がある。
今日は会員数人で、地元の小学校の生徒と一緒に大豆の種まきをした。

全校生徒十数人の小さな学校だが、子供達はみな素直でかわいい。

だが これからだんだんと大きな世界にはばたいて行くには、多少、悪がきのほうがいいかな?。

授業の内容は、ゆとりの時間か、食育の時間らしいが、全員が発言を促されて、健気にも応えようと、一生懸命なのがいじらしい。 ここのところは、小さな学校の長所なのか、短所なのか、解らない。

この大豆は、11月の学習発表会で、栽培の経過や、大豆を使ったいろいろの食品、それに生徒たちの発案による新しい大豆利用の方法を、地区の人達に発表するそうだ。

水車の会の会員の、マニアルなどに捉われないいいかげんな指導は、きっと生徒たちにあいまいさの大切な事を伝える事が出来たと思う。

先生 ごめんなさい!


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狛犬 吽

2006年05月29日 | Weblog
我が家の池のほとりには、狛犬が鯉を見張っている。
民家に不釣合いな庭の置物だ、  20年前に神社の狛犬が傷んだので、作り替える時の、阿吽の内、一つ残っていた「吽」の狛犬を知り合いの石屋さんから譲ってもらった。
前足が 片方無いが、それでも健気にひなが池の番をしてくれる。

今年はいぬ年だ。 

狛犬の型としては構え型と言うそうだ、御尻を高高と上げていて、しり上がりの体型が勇ましい。 運も尻上がりに良くなるといいのだが・・・・・・

しかし、あまり役にはたたなかった。

昨年買って来た鯉の稚魚は、狛犬の踏ん張りにもかかわらず、ほとんどを青鷺に食べられてしまった。








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宰相の銅像

2006年05月28日 | Weblog
空模様が少し怪しかったが、掛合道の駅に寄って、昨日除幕式のあった竹下元総理の銅像を見た。

新緑の公園の中に、自然体での立像があった。

似ておいでだ。

消費税導入の功績とともに、後世忘れられることなく立ち続けておいでだろう。    男の本懐か。

安来の俳人、広江八重桜氏の様に、生前の痕跡を一切否定して鬼籍に入るのも、潔さに魅力がある。

どちらにしても、私の場合は、否定も肯定もされることはない人生だろうが・・・・
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八重滝

2006年05月27日 | Weblog
私達の地区には、日本名瀑100選にも選ばれた、八重滝がある。滝もさることながら、渓谷が又いい!

国道から、ほんの数百メートル入るだけでこれだけの渓谷美が楽しめることは、自慢したい。
滝の連なりは、赤目四十八滝にも匹敵するかも・・・・?
渓流美は、奥入瀬渓流のダイジェスト版のようだ。

美文家によって世に紹介されたら、もっと名が出るだろうに・・・
控えめな田舎の八重滝嬢は、ひっそりとその美しさを埋もれさせている。

出でよ!!  平成の大町桂月!!
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おかえる君

2006年05月26日 | Weblog
我が家の門口で、おかえる君が何時も家族を迎えてくれる。

私が退職の際に、同級生が退職記念にと持って来た。
 
早とちりをして、お祝いにくれるのかと思ったら、買ってくれとのことだった。
家内は、顔が気に入らないと言うが、私は結構気に入っている、

帰宅して 蛙の顔を見ると何故かホッとする。

情が移ってしまった。

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八重山神社

2006年05月25日 | Weblog
私の家の向山の裏側に、岩窟の中に建つ八重山神社がある。
牛馬の神様として有名だ、 かの伝説の七冠馬、シンボリルドルフの馬主さんも信者の一人であったと聞く。
とすれば・・・七冠馬の誕生は、この八重山神社のおうところが大いにあったと考えられる。?
デープインパクトもお参りを!

本来、松江のお殿様の祈願社だとかで、在郷の氏子がいない!
その為か、維持管理が大変と聞く。
多少の痛みも見受けられるが、 由緒ある神社である。

随身門の狛犬などは独特の姿で鎮座しており、興味ある人にはたまらないらしい。
是非、たくさんの人に見て欲しい、 ご先祖が御建てになった、松江のお殿様にも是非お参りを願いたい神社である。 
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宇野千代生家

2006年05月24日 | Weblog
昨日、宇野千代の小説「八重山の雪」の事を書いたが、そんな縁もあって、昨年の10月に仲間たちと岩国市の宇野千代の生家の見学に行った。

宇野生家は、宇野千代を愛する人達によって、綺麗に整備されていた。

庭の仏頭、瓦敷きの径、たくさんのもみじに薄墨桜、そしてべんがら塗りの格子戸の先の今にも宇野千代が降りてきそうな小さなぞうりの置いてある玄関や、小説「おはん」の世界を彷彿とさせるような部屋、部屋は、宇野千代フアンならずとも熱い思いにさせてくれる。

私達、「入間水車の会」の仲間たちは、小説「八重山の雪」の舞台になった八重滝に千代の文学碑を建てることを夢見ている。
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雨にけぶる八重山

2006年05月23日 | Weblog
私の家の向かいに八重山がある、  昭和50年に、作家宇野千代はこの八重山を舞台にした小説「八重山の雪」を発表している。

地元でもあまり知られていないが、終戦後に八重山で炭焼きをして女と隠れ住んだ英国兵の物語である。

作者は、岩国基地の娼婦を取材して得た話をもとに書き下ろしたと言うが、実話に近い小説である。

主人公、はる子もジョージも現代の世相から見ると、純情でありすぎる。

今日の八重山は、雨にけぶり、なにが無しうら寂しい雰囲気だが、嫋嫋とした様は、二人の哀しい別れを忍ばせてくれる。

ちなみに、八重山の頂上付近の岩窟には、牛の神様で名高い、八重山神社がある。
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魚鐸を叩け!

2006年05月22日 | Weblog
玄関の戸が傷んだので、サッシに替えた時に、大工さんのあまり材の一部で魚鐸を作って吊るした。

カンカンと乾いた音は、私を昼寝から覚醒させるに充分な音がする。

小生、金口木舌の士たらんと思ってもその器ではない。

我が家の木鐸は主人の眠りを覚ますのみの存在である。

少少 可愛そうな気もする。 



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