村の水車番

水車小屋のおじさんは見た?  山村のくらしは、今日も快調!

熾烈な戦い?

2010年02月28日 | Weblog
春めいた風が吹くようになっていたが、雑用にかまけて例年歩く蕗の薹の採れる道路沿いの土手が歩けなかった。

集落の寄り合いが早く終わったので、歩いてみると……
既に人の歩いた跡がある、 蕗の薹を取り散らかした跡もある・・・・残念!!

そこをあきらめて、少し遠い野原を探してみた・・・・
待っていてくれた、
大ぶりの蕗の薹が袋一杯になった。  やれやれである。

道路沿いの土手は国交省の用地で・・・・言わば共有財産である、 私ひとりの蕗の薹畑でもない、・・・今まで例年私が占有出来たことが幸せだった、
いつも、袋に2杯はゆうに採ることが出来た優秀な蕗の薹畑?だったが、今年発見した人は、これからは毎年採りに来られるだろう?
あきらめざるを得ない・・・・

今年、新たに発見した少し遠い野原の蕗の薹がこれからの我が家の採取場所である、
内緒にしておかなければならないが、いつかはまた競争者が現れるかもしれない?

のんびりとした田舎の暮らしにも、熾烈な戦いはある。

蕗の薹争奪戦?を熾烈な戦い?と表現するぐらいだ。
田舎暮らしはやっぱりのんびりと豊かである。


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男の風格

2010年02月27日 | Weblog
叔母の法事にお参りした。
縁者の中に一人、髭を生やした人がいた。

確かこの前にお会いしたときには無かった髭である。
なんでも、退職して新しい世界に踏み出すのに、心の一新を図る覚悟の髭だそうである。

薄くなった旋毛に、白髪交じりの髪と相まって白黒斑な髭はなんともよく似合っている。
一仕事終えた男の風格が漂っている。
軟弱な若い男の髭は、それ自体薄汚く映るが、老人の髭は清潔感さえ感じさせる。

私も髭を生やしたい!
毎日のひげそりがうっとおしいことも理由の一つだ、
もはや異性への興味が薄くなった事から、身なりに無頓着になったこともある、
それ以上に、老人域に達した今、好々爺のイメージの強い髭を生やしたい!
男の風格?も欲しい!

ときどき家内に伺いを立てて見るが・・・?

「貴方の様なふにゃけた顔には髭は似合わない!」と・・・・にべもない!

許認可権者の許しが出るのはいつのことになるやら・・・わからない?
第一、ふにゃけた?顔は治らない。




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納豆

2010年02月26日 | Weblog
5日前に埋めて置いた、納豆をようやく取り出してみた、
どうにか納豆らしきものが出来てはいたが・・・・・・・
粘りが足りない?・・・・

藁に含まれる天然の納豆菌がうまく繁殖する・・・・・予定だったが・・・・
世の中そうはうまくいかないらしい?
市販の納豆を混ぜておくのが正解だったようである。

夕食時に、卵を混ぜてご飯にかけて食べて見た・・・・・
市販の納豆とは、一味違った味を楽しむことは出来たが・・・・・

家内の反応は・・・・今一つだった。
いつでも開拓者には、冷たい世間の風が吹く。
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犬と自然

2010年02月25日 | Weblog
廃校になった小学校を利用して、月一回行っていた「お茶の間シアター」も今月で当分御休みである、
小学校を活用した交流施設の工事がいよいよ始まるからである、

今日は「マリと子犬の物語」を上映した。
中越地震の時、挙村避難をした後に取り残された犬の親子が雄々しくも生き延びた物語である、犬と子供との情愛や取り巻く大人たちの親子愛、郷土愛、その他もろもろの愛の形が感動を呼ぶ映画である・・・・
実話に基づいて作られた映画だからこその説得力もある。

涙を流しながら観た。

近頃は、座敷犬?などと称して家からあまり外に出さない愛玩用の犬を飼っている家庭が多い。
訪問すると主人より先に犬が出迎える家がある・・・・

犬と子供は相性がいい、犬と野原も相性がいい・・・・・
犬を人間の友達とするなら、座敷犬?などと呼ばれる犬は論外だ!
自然の中で思いっきり子供たちと駆けっこをする犬こそ、本当の犬だ!




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贅沢は敵だ?

2010年02月24日 | Weblog
入間水車の会の炭窯も造ってから8年になる。
まだ、大丈夫だとは思っていたが、甲に亀裂線がはいってきたのでつき替えることにした。

山の中にある炭窯ならまだまだ数年は使えるが、何しろ人家の近くにある窯なので、用心に越したことはない! 

今日は土を運んでもらった、 会長以下数人で甲たて用の大こぎりと呼んでいる原木の運搬も仕舞った・・・・
昼食は、例によってわたしが炊事係である。

今日の献立は、香り米のご飯にあらの吸い物、イノシシの焼き肉と男の料理?である。
明日はもっとたくさんの出夫を依頼してあるらしい、

明日の献立は、ホンモロコのかき揚げ天丼?とモロコノの佃煮に南蛮漬け?を計画していたが・・・・・・ここにきて・・・
「ほんもろこが嫌いな人がいるかもしれないぞ?」と副会長の弁である・・・・

旧日本陸軍は、与えられた靴や、軍服に身体を合わせるよう教えられていたと聞いたことがある、
好き嫌いの以前に、御馳走をいただく気持ちが、一番大切である・・・・

地球上には、まだまだ飢餓に苦しむ人があまたいると聞く・・・・
贅沢は、人類共通の敵だ!
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自己弁護

2010年02月23日 | Weblog
私の地区の所得税申告相談日の日である。
確定申告と言っても、退職をして10年近くなると新たな収入もない。
農業と言っても飯米農家と呼ばれる零細農家である、

税務署からちょっと厚目の封書が毎年届くが、封書の印刷代と送料とで私の税金部分を優に上回る気がする、それに相談窓口の職員さんの給金まで考えたら・・・・

私は国家に対して何も貢献することが無い!
「国民の義務ですからしっかりと取ってください」と言っても・・・・税金を取るだけの収入に当たらないらしい?

反対にシルバーセンターの配当金などの源泉で、1,600円ばかり帰ってくるらしい?
とても還付金なんぞはあるはずが無かろうと、受け取り場所の通帳を持って出ていなかった。
「受取が必要なかったらご寄付いただいても結構です」・・・・と言われても・・・・

国家に貢献できないことを嘆いていたのに???
そこはしっかりと「後で通帳番号を連絡します」・・・・といっていただくことにした。

庶民の公民意識なんてこんなものだ・・・・と恥ずかしながら自己弁護をしている。

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腰のお守り

2010年02月22日 | Weblog
生活習慣病予防教室が終わったときに、貸与品の万歩計を返さねばならなかった。
教室が終わってからも、毎日のウオーキングを続けたい人には、新たな万歩計の斡旋があった。

3500円もする、機能もたくさん付いている優れものの万歩計である。

私も買って毎日腰につけている、

いろいろの機能が付いている優れものだが、その利用方法がよくわからない?
説明書は、カタカナ語ばかりでなかなか理解できない?

腰につけるのが習慣になっていて、毎朝付けないと忘れ物をしたような気になるが・・・・
肝心の機能の見方が分からないので、単なる万歩計の役目だけを確かめている。

万歩計だけの利用なら、3500円もする高級?な万歩計を買わなくてもよかったような気がした。

万歩計に限らず、今はなんでも必要以上に機能がてんこ盛りになっている。
携帯電話しかり、パソコン、自動車、レンジ、テレビ、・・・変な女の声で言葉まで発している。

必要以上な機能を付けて消費者に押し付けるメーカーが悪いのか・・・・?
高度な機能を使いこなせない消費者が悪いのか・・・?

それでも毎日、私の万歩計は、わからない英字と数値を表示して腰にぶら下がっている。
こうなると・・・・一種のお守りの様なものだ。
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田舎の特権

2010年02月21日 | Weblog
久しぶりに訪ねてきた姉に焼きサバをいただいた。
鮮度低下の激しいサバは、運搬時に腐り易いので海から遠い山国の雲南地方の名物だということだったが・・・・・
全国的に焼きサバはあちらこちらで名物になっているらしい?
そりゃあそうだろう・・・ サバは焼いたのが一番おいしい! 山椒の若芽とタケノコを入れた焼きサバ寿司は、いつ食べてもおいしい!

料理番組を見ていると・・・ごてごてとしたなんでもない料理を驚くほどの値段で食べている人がいる。

薄暗い、やたらと陰湿な壁に囲まれた部屋でこれが高級です! と言わんばかりの老舗の店をありがたがる輩には、田舎の、山野から摘み取ってきたばかりの新芽と掘って来たばかりの筍と、炭火で焼きたてのサバを使った焼きサバ寿司の美味さは・・・・・・・?

わからないかもしれない?  
焼きサバチラシ寿司の美味さは、田舎者だけの特権にしておきたい。


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納豆

2010年02月20日 | Weblog
朝から豆を煮て、自家製の味噌造りの日である。
今年は、みそ用の煮豆を使って納豆造りにも挑戦してみた。
納豆の造り方は、子供のころに父母が作っていた稲藁の中の納豆菌を利用する方法である、

なにぶんにも子供のころの記憶なので、確かなことはわからないが・・・・
そこは自然界の中の納豆菌の生命力に頼るほかない?

豆を煮た釜の下の残り火種を寄せて穴を掘り、こもに包んだ藁包みの中に豆を入れたものを埋めておいた・・・・
計画では30時間ぐらいで納豆が出来る予定である・・・・・

明日の夕方には、自然の中でのたくましい生命力によって出来た我が家の納豆がたべられるはずだ・・・・

納豆変じて・・・腐敗大豆になっていなければ良いが・・・・物事は、必ず計画が成功するとは限らない?

田舎暮らしには失敗も多い

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資格社会

2010年02月19日 | Weblog
私は凝り性かもしれない?
雪の日になったのを幸いに、朝から面作で一日過ごした。

若女の能面は、まだ先生の教えを受けない内に内緒で打ち掛けているので参考になる面が無い!
能面打ちの参考書だけで作り始めているが・・・・・
写真だけでは面の凸凹の部分がどうもよくわからない?

説明文を読んでみると・・・
「目の周辺の彫り具合は、微妙な鑿の入れ方が必要ですので、幾面か打ってその加減を会得してください」・・・・
大工さんでも、左官さんでも・・・職人さんはもちろんだがお医者さんでも要は臨床経験がものを言うのだろう?

今、世の中はすべてが資格社会だ、 素人でも出来そうな仕事でも資格がなければ出来ない世の中になっている・・・・
昔、電話の宅内配線に来られた人は若い女性だった、なんでも交換手が要らなくなって営業へ配属になったと言っておられた、資格はお持ちだったが工事は至って心もとない?  私の方が上手いかもしれないと思った。

介護事業の人手不足が社会問題になっている、介護人も、資格云々より、まず就業してから講習なり教育なりで仕事を覚えていただく方法なら、もっと容易に人手が得られると思うのだが・・・・

資格社会には、資格取得の際に動くお金に群がる天下り役人の影がちらついて見えて・・・
薄汚いような気がする。




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