村の水車番

水車小屋のおじさんは見た?  山村のくらしは、今日も快調!

大晦日

2006年12月31日 | Weblog
大晦日は結構忙しい!
家内は帰省中の娘とお節料理、 私は鰤のつくりと床の間周りの迎春準備、そして一家でお墓参りを済ませて夜の紅白を待つばかりだ。

勤めていた時は、この後、麹つくりの蒸し米を掛けていたが、定年から年末年始の麹つくりは中止にした。 
これで人並みの正月らしくなる! と家内が喜んでいた。

床の掛け軸は、父の代からの旭日静波に決まっている。

近年、私が戴きものの鰤を始末するが、折角のお刺身も手についた匂いがなかなか落ちない気がして今ひとつ旨さに結びつかない!
本当は匂いなど無いのだろうが、・・・・やはり、自分で作ると食欲が減退する。
早めにまず酒で嗅覚を麻痺させて、酔いの助けを借りて鰤の刺身を堪能する事にしている、お陰で紅白を最後まで見たことが無い。

酔いが回って、寝間に入るのが忙しくなる。
小林幸子とか、美川憲一の舞台衣装など、家内と娘が話題にするので見たい気もするが・・・・・!
 夢の中で見るのは天女の羽衣ぐらいなものだ!

毎年、 平和な大晦日だ。
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携帯電話

2006年12月30日 | Weblog
昨日、携帯電話の機種を変えた、
家内の携帯も若者向きだったので、良い機会だ、二人ともシニア用携帯に変える。

しかも同じ機種にする、時々自分の携帯を忘れた時に家内のを使ってみると、さっぱり操作がわから無い、同じ機種ならその心配も無かろうと思ったからだ。
一面、私の携帯を家内が勝手に開けてみる恐れもある、あまり秘密も無いが時には知られたくないこともある?  これからは携帯の管理を厳重にしなければなるまい?

今日、家内の実家に寄って、カメラつき携帯がうれしくて義姉を写したが、そのまま待機画面に入れて仕舞った、 まだ操作に慣れないので消し方がわからない?
このまま待機画面に義姉の顔が映っていたら大変だ!

今日は、電話をするたびに義姉の顔を大写しで見る羽目になった。

早く、孫の顔で口直しをしたい?

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白くなった!

2006年12月29日 | Weblog
暖冬、暖冬と言っていたのに、
今朝は一面に白くなった。
歳晩の風情が出てきた。
山里はこれでなくちゃあ大晦日を迎えられない!
一面の白い世界は、世の中の不浄を一掃してくれるようで、新しい年を迎えるには雪は必須の条件だ。

この間から、朝、我が家の玄関で私達の出かける時を見計らってチィーチ、チーチ!!と鳴いているジョウビタキもちゃんと薄く積った雪の上に足跡をつけていた。
私が用意しておいたジョウビタキ用の玄米を入れた盆の中にも、小さい紅葉の足跡を無数に付けている。

終りよければ全て良し!! 後1~2日だが平穏のうちに今年を終りたい!
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手前味噌

2006年12月28日 | Weblog
我が家では、自家製味噌を一年寝かせて使う。
昨日、去年の味噌がなくなったとかで、今日から今年の味噌を出す。

自分でやったことを自分で褒める事を、手前味噌と言うが、よく言ったものだ。
色、味、塩加減も何のその、自然と自分で褒めたくなる。
何故か?我が家の味噌汁が一番旨い様に感じる。
マラソンで、自分で自分を褒めて上げたい!といった選手が居たが、 四十数キロを走ってきて、その間の辛かったことがゴールで一度に昇華されるからだろう?

麹から、豆を一日がかりで炊くことから手にかけて、一年寝かせた手前味噌には、愛情も湧いてくる。
マラソンと比較もならないが、同根だろう?

「手前味噌 ぬかみそ臭い 話なり」

あまり褒められた話ではないが・・・・・・・
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迎春準備

2006年12月27日 | Weblog
正月まで後4日。
朝から小雨が降っていたが、晴れ間を縫って、墓掃除をする。
毎年私は元日にお墓参りを習慣としている。
別に理由は無い! お宮やお寺にお参りするよりは、身近だった先祖に、まず一番に新年の挨拶をするのが自然だろうと思ったからだ。

その後、輪飾りを作って玄関に吊るす。
私の作る輪飾りは、今にも這い出すようなつくりだと家内の評判は悪いが、我が家の田んぼで取れた新藁で心だけはこめているつもりだ。

輪飾りを玄関に吊るす習慣は、何時からだろう?
本当は、どうでも良いと思っているが、今年だけ止めたら何か不都合でも起こりはしないだろうか?と言った心の動揺が毎年同じことを繰り返させる。

これが原始宗教の名残だろう? 
オーム心理教でも、ぐるぐるまいのマークを付けていた何とか教でもこんな所から信者は抜け出せないのかも知れない?

だが  このくらいのことで我が家の安寧が保てるなら・・・・・
たやすい事だ!!
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ジョウビタキ?

2006年12月26日 | Weblog
外出から帰って台所に入ると、小鳥の鳴き声がする。
さすが田舎の生活は風情がある、と思ったがいやに近くで聞こえる。
よく見ると冷蔵庫の上に小鳥が居るではないか?
出かける少し前に、玄関戸を開けて、車の所まで2~3度通ったので、その間に飛び込んだらしい。

私はあまり小鳥の名前を知らない、見るからに可愛い小鳥だ、写真に撮ってネットで調べてみると、ジョウビタキ、によく似ている。 おおかたジョウビタキだろう?
名前は良く聞く、  短歌の会などでも、ジョウビタキを歌った短歌が発表される事が多い。

一つ物知りになった、 この小さい体で、中国やサハリンから飛来する渡り鳥だという!
どこにそんなエネルギーが潜んでいるのだろう?

チョットつらい事があると直ぐ弱音を吐くようになった、この頃の私に喝!を入れるために台所へ入ってきたかもしれない?

ジョウビタキが中国から飛んでくるぐらいなら、私は月世界までも飛べそうだ。


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コロンブス?

2006年12月25日 | Weblog
今日は家内が忘年会で遅くなるそうだ。
知人から戴いた卵とケーキを先に持って帰っておくようにとことづかる。
卵は、奥出雲ネッカ卵と箱に書いてある。地卵風で色も良い。

私がまだ一人身の時、所在無いまま無聊を囲っている間によくテーブルの上に生卵を立てて遊んでいた。
遊ぶと言うよりは集中力を養うにはいいかな?と言った類の暇つぶしだった。

もって帰った生卵を冷蔵庫へ入れる前に、食卓の上に立ててみた。
昔のわざ?はまだ衰えていない、瞬く間に3個の卵を立てることが出来た。
コロンブスも何のそのだ。

子供が家にいる時に、おやじの威厳を示そうと自慢そうに立てて見せたことがあるが
「それがどうなの?」と冷たい反応だった。

生卵を立てて見せるぐらい、自分で思っていたほどたいそうな技術でもないようだ。
一人で、生卵を食卓に立てている自分がむなしい!

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れんこん

2006年12月24日 | Weblog
毎年いただく先から、今年もレンコンが送って来た。
ありがたい!
穴のあいたレンコンの形状から、「見通しが良い」「見通しがきく」と言って昔から正月の縁起物として食されたらしい。
そういえば、この近年我が家はレンコンのお陰か、大過なく過ごせた様な気がする。
送っていただく先に感謝しなければならない!

見通しが良い事は、確かに縁起が良いが、 この頃の我が地区での人口減少と高齢化の問題はすでに10年先がほぼ読める。
レンコンの穴の先には10年後の地区の姿が誰の目にもおぼろげながら映し出されるようになって来た。
だが・・・誰も心配はするが手をこまねいている。
手をこまねくと言うよりは、どうしてよいかわからないのが本当だろう。

KCTVでの市議会のやり取りを見ていても、市長、市議双方ともに人口減社会、高齢化社会の到来にさほどの言及は無い? 穴の先は見えていると思うのだが・・・・・・

金採掘が終ったアメリカのゴーストタウンの例もある、夕張市に続けとばかり、米本位の世が終った我が地区はこのまま人口減少社会の波の中に飲み込まれていくだろう?

そのとき私は上手く泳げるだろうか?






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しまね花の郷

2006年12月23日 | Weblog
家内の休みがもう取れないと言うので、出雲市へ年末の買い物に出る。
本当なら、地元で年末の買い物を済ませたい所だが、 品揃えに於いて格段の差があるのには致し方ない思いがする。
地域を大切にしようと思う心の前に消費者としての心がうずく!

久しぶりに出たので、本屋に寄ったり、花屋に寄ったりと地域で物足りない部分のショッピングを楽しむ。
終わって、知人宅への挨拶がてらにしまね花の郷を家内と歩く。
年末でもある上に、冬枯れの庭にはパンジーが春を待つのみなのでいたって入場者が少ない。
恋人とのデートなら人の少なさがむしろ幸いと思えるが、いかんせん結婚40年にもなろうとしている老夫婦だ、 寒さが背中から忍び寄る。
安部総理もどきに手を繋ごうにも、この年では介護されているようで抵抗がある。

孫達を間にはさまなければ家内と手もつなげなくなった。
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火が消えた。

2006年12月22日 | Weblog
今日は、朝からの晴天、 だが風は冷たい。
この時期になるといつ雪になるかわからない。 今のうちにやっておく仕事がある。
雪の下でのなわない作業の為に、夕方から藁をそぐ・・・・
そぐと言うのは、藁のはかまや屑をとる作業だ、製縄機にかけるための準備である。

そいだ藁屑を焼く。
藁が乾燥している上に、空気が入りやすい状態になっているので、炎が一気に上がる。
夕闇近い時間帯なので人の目も気になる。

最近は、ゴミでも木屑でも勝手に燃やしてはいけないそうだ、 近所でも木屑と庭木の剪定屑を焼いていたらパトカーが来た話があった、もうチョット行くと焚火でもサイレンを鳴らして消防車が来るそうだ。
田舎も都会並になった。

この頃は、田舎でも火の手を見ない! 山焼きも土手焼きも焚火さえも火の手の上がることはない。

それにしても 火が消えた!! と言うのは今の山村を象徴しているようで寂しい!

火が消えたような山村に 火を取り戻したい?




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