ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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一つ一つの積み上げ

2008-06-20 | 育児
 1学期も残すところ1ヶ月となった。この時期になると描いている学級のイメージと現実との違いに焦りを感じることが多くなる。そのため、子どもたちに多くの目標を与え、できるように頑張れと励ますことがある。しかし、これは逆効果。目標を立ててもできないことをたくさん目にするだけ。できないことが多いと自信がもてない。それよりも、1つ1つ確実にできることを増やしていく方が結果として目指す学級に近づいていく。
 それは、1つのことを学級全員で取り組むことで
・目指す一つの目標が具体的になり、子どもたちの目指す共通の姿になる。
・具体的な姿がイメージできると、何をすればよいかがはっきりする。
・できたかできていないかが明らかになる。
・できない原因を特定しやすくなる。
・仲間と励まし合う姿や注意し合う姿が生まれる。
・できた充実感をみんなで味わえる。
・目標達成のために必要な行動をいろいろな活動の中に見つけることができる。
・別の場面でも同じような取り組みをすれば、目標達成のための取り組みができる。
・別の場面でもできないか、挑戦しようとする姿が生まれる。
等が見えてくる。
 焦ってもできるようにはならない。焦ると子どもへの当たりが強くなる。笑顔も少なくなる。これでは指導の効果は上がらない。
 ここは我慢。自分の指導の甘さを見つける機会と捉えたい。そして、誰も見逃さないぞとの気持ちで子どもたちを見続けたい。