ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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2008-06-05 | 育児
 子どもたちの姿には,大人から見てできないことがたくさんある。その姿を見てだめだというのは簡単。
 「子どもは,言わないとさぼる。」「子どもは,努力をしない。」「子どもはすぐにしゃべって話をじっと聞いていない。」などと平気で話す教師がいる。
 考えて動く子よりもも動いて考える子,考えながら動く子が多い。つまり,子どもは状況に反応していることが多い。
 このことは,言い換えれば,その場の状況次第でどのようにでもなるということだ。ということは,教師の構えが大きな要素となる。
「子どもがさぼるのは,意欲をもたせるような働きかけをしていないからだ。」「子どもが努力しないのは,教師が,目的や目標を明確に持たせていないからだ。」「子どもがすぐにしゃべるのは,興味をもち続ける働きかけをしていないからだ。」と考えれば,教師の努力の至らなさが見えてくる。当然教師の努力にも限界はある。しかし,子どもたちを否定してかかるのと自分に非があることを認めてかかるのでは,全く質が違う。
 子どもの可能性を信じているから,教師は一層努力する。また,子どもを愛している変化を喜べる。否定している姿からは,子どもへの愛情を感じない。そして,努力があっても子どもを信じる営みに見えない。「私がこれだけやってあげたから。」「できて当たり前だ。」と教師のエゴしか見えてこない。