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KENSO 内ナル声ニ回帰セヨ

2014-08-07 23:08:36 | KENSO
 日本プログレッシブロック界の最高峰に君臨する孤高のスーパーバンド<KENSO>。現役歯科医師(医学博士)であり、バンドリーダーでギタリストの<清水義央さん>が70年代から率いていて、これまで8枚のスタジオアルバムと数多くのライブアルバムやDVDを発表され、2012年暮れには集大成となるBOXアルバムを発表。そして数年前よりニューアルバムの発表の話があったものの、メンバーの多忙や、ドラマーの活動休止期間もあって、いったいいつになるのかと気になっていたところ、ようやく2014年7月に発売が決まり、8月にレコ発ライブが決まったとのことで、超楽しみにしておりました。
 7月23日に発表されたニューアルバム「内ナル声ニ回帰セヨ」。美しい女性と神秘的なブルーの宝石のジャケット、しばし見とれてしまいました。
 <KENSO>、現メンバーはギター清水先生、ベース<三枝俊治さん>、ギーボード<小口健一さん>、<光田健一さん>、そしてドラムス<小森啓資さん>の5人で、このアルバムにはゲストでソプラノヴォーカリスト<半田美和子さん>が1曲に参加されています。KENSO初の歌モノ、早く聴いてみたいっす。
 アルバム1曲目は「若き日の私へ」。ダイナミックなリフから明るく楽しく爽やかなリフがはいって、ドラムが叩きまくり、力強いベースリフからギターがほのぼのメロディをのびやかに奏で、アップテンポのノリノリモードになってギターのリズミカルなリフからオルガンがのびやかに奏で、ダイナミックなリフやアヴァンギャルドなリフからギターのテクニカルな弾きまくりソロが。中盤ではキーボードのクリスタルサウンドがしっとりと響き、アップテンポのリズムがはいってキーボードがのびやかに奏で、ピアノの綺麗で爽やかなリフがリズミカルに、オルガンの明るく楽しいリフが爽やかにながれて。終盤ではダイナミックなリフと叩きまくりドラムから、ミドルテンポでギターとキーボードがほのぼのメロディをドラマティックに奏で、ラストはリズミカルなリフからダイナミックなリフが。
 2曲目は「新宿厚生年金に空」。ピアノのしっとりとした音色とメロトロン風サウンドがのびやかに哀愁たっぷりにながれ、そこに女性ヴォーカルはの美しいスキャットがはいってのびやかに。そしてダイナミックなリフからピアノリフをバックにギターがのびやかに奏で、リズミカルなリフからギターとオルガンの掛け合いが。ドラムも叩きまくって盛り上げて。中盤ではハープ風の音色が綺麗に響き、リズミカルなリフからギターのエモーショナルなソロが。そしてシンセのほのぼのした感じのリフから美しいスキャットがのびやかに。その後ギターとシンセが綺麗にハモって、リズミカルなリフからダイナミックなブレイクをキメてベースソロへ。終盤ではゆったりとしたリフからリズミカルなユニゾンリフ、そしてダイナミックなブレイクからゆったりと綺麗なキーボードリフがながれ、ギターのアルペジオでのほのぼのした感じのリフが。ラストは美しいスキャットがゆったりとのびやかに、さらにハイトーンで綺麗に。
 3曲目は「江天暮雪」。アコギとピアノがユニゾンでしっとりと哀愁メロディを奏でて。アダルティでムーディな雰囲気も漂って。そしてメヌエットのようにクラシカルに美しいハーモニーを奏でて。
 4曲目は「Voice of Sankhara」。嵐のような音からアップテンポの躍動感たっぷりのリズムでダイナミックなリフがはいって、ヘヴィリフのリズミカルなリフとミステリアスなピアノリフからうねるパワフルなベースにのってシンセの明るく華やかなリフがリズミカルに。中盤ではパイプオルガンサウンドのリズミカルなリフから力強いベースリフにのってスペーシーなシンセサウンドがながれ、壮大にゆったりと。そしてオルガンのリズミカルなリフからシタール風サウンドがゆったりとながれ、そこかた叩きまくりドラムソロが。終盤ではシンセサウンドがゆったりと壮大にドラマティックにながれ、ギターのエモーショナルなソロも。ラストもリズミカルなリフからシンセサウンドが壮大にながれて。
 5曲目は「朱に交わればRED」。シンセサウンドがゆったりとたおやかにながれ、ベースもしっとりと響き、ギターのヘヴィサウンドのソロが。そしてピアノの綺麗でリズミカルなリフにアコギが加わって、シンセサウンドがゆったりとメロウにながれて。エレガントかつムーディな感じで、徐々に盛り上がっていって。中盤ではアップテンポのリズミカルなユニゾンリフからピアノのアヴァンギャルドなソロ、ベースのテクニカルなソロが。終盤ではミドルテンポに戻ってギターのヘヴィリフからシンセのゆったりとほのぼのした感じのリフがながれ、それが徐々にテンポアップしていって盛り上がって。
 6曲目は「農耕民族に告ぐ!」。ギターのミドルテンポのヘヴィリフからファンキーな感じで始まって、和風サウンドながらレゲエ風な感じで。そしてリズミカルなリフからミステリアスなリフがゆったりとながれて。中盤ではリズミカルなリフからギターのテクニカルなソロが。そしてメロトロン風サウンドが響き、ダイナミックなリフからキーボードのほのぼのした感じのメロディが。その後アップテンポのノリノリモードでリズミカルなリフがながれ、盛り上がっていって。終盤ではリズミカルなリフからシンセのミステリアスなリフが。ラストはゆったりとダイナミックに劇的にFin。
 7曲目は「心は過去へ向かう」。ギターのほのぼのした感じのサウンドが浮遊感たっぷりにゆったりとながれ、キーボードの逆回転サウンドも。そしてギターがほのぼのメロディをのびやかに奏で、コーラスサウンドが響いて。
 8曲目は「A Song of Hope」。しっとりとしたアコギリフから美しいソプラノヴォーカルがたおやかにながれ、シンセのほのぼのしたメロディがゆったりとながれて、ヴォーカルがのびやかにより美しく澄んだハイトーンも。これもう鳥肌モノです。そしてリズミカルなリフからヴォーカルもリズミカルに爽やかに。そこからギターのエモーショナルなソロが。その後リズミカルなリフから盛り上がって、ギターのヘヴィリフからヴォーカルのハイトーンスキャットが。中盤ではミドルテンポのパワフルなドラムからリズミカルなリフにのってヴォーカルもリズミカルに歌い上げ、バンドリフとヴォーカルの掛け合いもあり、そこからさらに力強いハイトーンも。終盤ではギターのテクニカルなリフからゆったりとのびやかな感じになり、ヴォーカルがしっとりと美しくのびやかに、さらに美しいスキャットも。ラストはアコギリフからギターがのびやかに奏で、力強いベースラインからパワフルでリズミカルなリフがはいって、ヴォーカルがハイトーンスキャットを。素晴らしい!
 このアルバムは、某CD店で買うとボーナスDiskがもらえて、それには「A Song of Hope」の”Sing Along”ヴァージョン、つまりインストバージョンが収録されています。
 まだ1回しか聴いていないのですが、ライブ前にどうしてもUPしておきたくて、取り急ぎ。ただあまりにも複雑で目まぐるしく展開していくもので難しいです。ただその複雑ななかでもそこかしこに宝石のように美しく輝く綺麗なメロディがちりばめられ、さらには温かみを感じるほのぼのした感じのメロディもあり、何度も聴きたくなるような、聴くたびに新たな魅力が感じられるように思える素晴らしいアルバムではないかと。これからどんどん聴きこんでいって8/17のライブに備えたいと思います。

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2 コメント

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ありがとうございます。 (ひより)
2014-08-19 21:16:15
 おぉ!Aきやまさま、いらっしゃいませ!
コメントを書いてくださってありがとうございます。めっちゃ嬉しいっす!
ニューアルバム、あちこち見てますと賛否両論あるようですが、私は気にいっております。私的にはお薦めしたいです。
 はい!ライブレポ、いま書いております。本日中に前半を、明日中に後半をUPしようと思っております。大変長文ですが、もしよろしければ飛ばしながらでも目を通していただければ、嬉しいです。
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Unknown (Aきやま@山猫軒)
2014-08-19 14:26:56
まだコレ聴けてないです~。
ライブレポ楽しみにしております。
KENSOも生ではもう25年以上も観れてないんですよ。。。
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