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安西史孝さん Kyrie : Canto Cybernetico

2015-07-03 22:19:09 | ジャパン・プログレ
 1983年にテクノポップバンド<TPO>でデビューされ、その後、アニメ・映画音楽や、各種イベントのテーマソングなど、様々な分野で活躍されている<安西史孝さん>。
 先日、某通販CDのサイトを見ていたときに偶然にも安西さんのアルバムを見つけて、思わずジャケ買いしてしまいました。1999年に発表されたアルバム「Kyrie : Canto Cybernetico」。天使が遠くにある教会を見ているメルヘンチックなジャケットに惹かれました。海外盤のため、ライナーは全て英語なので、アルバムの詳しい内容はわかりませんが、参加メンバーは、シンセ・安西さん、ギター<タンバ・ヒロユキさん>、ヴァイオリン<サイトウ・ネコさん>、テノールヴォーカル<コミヤ・カズヒロさん>、ソプラノヴォーカル<ハガ・ミホさん>、その他コーラスなどで様々な方々が参加されているようです。
 アルバム1曲目は「Asperges Me」。ミドルテンポのテクノリズムからはじまって、シンセがゆったりと幻想的に奏で、ダイナミックなリフからソプラノヴォーカルがのびやかに荘厳に響いて。その後キーボードのパーカッシブなリズミカルリフが。
 2曲目は「Vidi Aquam」。シンセサウンドがゆったりと浮遊感たっぷりに幻想的に奏でられ、クリスタルサウンドが綺麗に響き、ソプラノヴォーカルがはいって、ゆったりと幽玄な感じに。その後オーボエ風の音色がのびやかにながれ、スペーシーなシンセサウンドがながれるなか、ソプラノヴォーカルがのびやかに。
 3曲目は「Kyrie Eleison」。シンセのスペーシーサウンドがゆったりとながれ、リズミカルなリフがアップテンポのテクノリズムにのってスリリングに。そしてソプラノヴォーカルがのびやかに力強くながれ、壮大なオケサウンドのリフがリズミカルに奏でられ、ヴォーカルが美しいハイトーンでのびやかに。中盤ではスペーシーサウンドがうねるなか、シンセのテクニカルなソロが。終盤ではリズミカルなリフからソプラノヴォーカルがハイトーンでのびやかに。そして壮大なオケサウンドリフがスリリングに。
 4曲目は「Gloria」。リズミカルなコーラスからはじまって、オルガンのリズミカルなリフがはいって、シンセのメルヘンチックなリフがリズミカルに明るく楽しくながれて。そしてリズミカルなコーラスからクラシカルなリフがリズミカルにドラマティックに。
 5曲目は「Credo」。スペーシーなシンセサウンドが暗く神秘的に響いて。そしてハイテンポのリズムがはいって、スペーシーサウンドがのびやかにながれ、リズミカルなテノールヴォーカルがはいって。その後オルガンのテクニカルなソロ、ピアノのテクニカルなソロが。終盤ではリズミカルなテノールヴォーカルからシンセのうねりまくるアヴァンギャルドな感じのソロが。
 6曲目は「Sanctus」。太鼓のミドルテンポのリズムからシンセのリズミカルなリフがはいって、透き通るようなソプラノヴォーカルがのびやかに美しくながれて。その後キーボードのコミカルな感じのリフがラップリズムにのって楽しくながれ、ソプラノヴォーカルがのびやかに。中盤では重厚なコーラスから鐘の音が響き、そこからアコギのエモーショナルなソロが。終盤では重厚なコーラスから鐘の音が響き、ソプラノヴォーカルが美しくのびやかに。
 7曲目は「Agnus Dei」。スペーシーサウンドが不気味にうねり、ゆったりと幻想的に響いて。そしてソプラノヴォーカルがのびやかにながれ、パイプオルガンサウンドがしっとりと幽玄に響いて。その後シンセが哀愁メロディをゆったりとのびやかに奏で、ピアノのしっとりとしたフィルがはいって、ストリングスサウンドがゆったりとしっとりと。中盤ではフルート風の音色が郷愁たっぷりにながれ、オーボエ風の音色がゆったりとのびやかにながれ、ストリングスサウンドがゆったりとしっとりと。終盤ではストリングスサウンドがしっとりと静かに響き、ソプラノヴォーカルがのびやかに美しくながれ、そしてドラマティックに盛り上がって。
 8曲目は「Ave Maria」。超有名メロディを、ソプラノヴォーカルがのびやかにゆったりとたおやかに。
 9曲目は「Offertorium」。ミドルテンポのテクノリズムからシンセサウンドがのびやかにながれ、男性のナレーションがはいって。そしてバグパイプ風サウンドのリズミカルなソロが。その後シンセのうねりまくるアヴァンギャルドな感じのソロが。終盤ではシンセサウンドはゆったりとのびやかにながれ、ミドルテンポのリズミカルなリフがはいって、再び男性のナレーションが。
 まさしく、テクノ+教会音楽+クラシックといった感じで、荘厳に響く曲もあれば、明るく楽しい曲もあって、アルバムを通して楽しめる、不思議な魅力たっぷりの素敵なアルバムですね。

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