ひよりの音楽自己満足

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Drakskip  星と人

2016-04-15 22:06:49 | World Music
 先日、某CD店のジャパンプログレコーナーを見ていたところ、ふとこの綺麗なジャケットが目に留まって。さらに裏ジャケを見ると、芝生の草原でアコースティック楽器を演奏するメンバーの皆さんが。ひょっとすると“オオフジツボ”的なサウンドなのなかって勝手に想像して、お値段もお手頃でしたのでジャケ買いです。
 <Drakskip>。2006年に京都で結成された“新世代ユニバーサルインストバンド”で、リーダーで5弦ヴィオラ奏者の<野間友貴さん>、フィドル&ニッケルハルパ奏者の<榎本翔太さん>、12弦ギター奏者の<浦川裕介さん>、パーカッション奏者の<渡辺庸介さん>の4人で、北欧を中心としたWorld musicを展開されていて大活躍中とのことで。2009年に1stアルバム「北向く風見鶏」を発表され、2011年に今回紹介させていただく2ndアルバム「星と人」を発表されました。

※すみません。音楽知識が乏しいため、ヴィオラ・フィドル・ニッケルハルパ・ギターの音の違いが判っていません。だったら書くなと言われればそれまでですが、なにとぞご容赦いただければと。

 アルバム1曲目は「銀山街道の馬車」。アップテンポのリズミカルなリフから始まって、フィドルのテクニカルでリズミカルなリフが明るく爽やかにながれ、パワフルなリズムとギターも加わって。そしてさらにテンポアップしてノリノリで明るく楽しく賑やかに。
 2曲目は「二つの眼(二つの眼/蓋の開いたアコーディオン/かずら橋)」。フィドルのアップテンポのテクニカルでリズミカルなリフからダイナミックにエネルギッシュにはじまって、迫りくるようにパワフルにスリリングに展開して。
 3曲目は「海の向こうから」。パワフルなパーカッションのリズムと、パワフルなギターリフからはじまって、フィドルのアップテンポのリズミカルなリフがながれ、ヴィオラとユニゾンで力強くリズミカルに。その後ゆったりとのびやかに奏でて。
 4曲目は「ロングダンス」。スウェーデンの伝統曲です。フィドルのリズミカルなリフがアップテンポでダンサブルで明るく楽しくながれて。まるで輪になって踊っているかのように。
 5曲目は「雨上がりの渓谷」。ギターがゆったりとしっとり奏で、ミドルテンポのギターリフとフィドルリフからヴィオラがのびやかに哀愁メロディを奏でて、そして盛り上がっていき、再びゆったりと。
 6曲目は「ペールフォースのポルスカ」。スウェーデンの伝統曲です。フィドルのミドルテンポのリフからはじまって、ヴィオラとユニゾンで幽玄に奏で、ダイナミックなリフから暗く力強く。その後リズムが止まって、アヴァンギャルドな感じに。終盤ではフィドルとヴィオラのユニゾンリフからリズミカルに盛り上がって。
 7曲目は「梟の道(将校の秘書/書斎の梟/英文タイピスト/枯野の夢)」。アップテンポのドライブ感たっぷりのノリノリモードではじまって、フィドルのリズミカルなリフがスリリングに展開して。中盤ではヴィオラがミドルテンポで優雅に奏で、一旦静かになるも再びアップテンポのドライブモードになってリズミカルなリフがスリリングに。終盤ではリズミカルでテクニカルなリフが明るく爽やかにながれ、そしてユニゾンでリズミカルにスリリングに。
 8曲目は「枕元のポルスカ」。リズミカルでダイナミックなリフが明るく爽やかに清々しくながれて。その後、静かになってミドルテンポでギターのリズミカルなリフがながれ、フィドルとヴィオラも加わってユニゾンで明るく爽やかに、そしてダイナミックに。
 9曲目は「星と人」。フィドルがのびやかにほのぼのメロディを奏で、ギターのゆったりとしたアルペジオリフからヴィオラもゆったりとほのぼのメロディを奏で、そこからヴィオラのエモーショナルなソロが。その後ダイナミックなリフからユニゾンでのびやかに雄大に奏でて。
 “オオフジツボ”のような個々のソロパートは少なく、アンサンブル主体でフォルクローレ的で、アイリッシュな感やケルティックな感もあり、4人編成ながらも厚いサウンドで、パワフルにダイナミックにエネルギッシュに聴かせてくれ、もちろん美しさや」繊細さもあってとっても楽しめるサウンドですね。屋内ホールよりもアウトドアで青空のもと、気ままに踊りながら聴きたくなるような感じがします。ライブはめっちゃ楽しく盛り上がるんだろうなって。いつか機会があればライブ観に行ってみたいっす。そして他のアルバムも聴いてみたいっす。

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