ひよりの音楽自己満足

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オオフジツボ  耀の遠心

2015-07-10 23:02:19 | World Music
 ポップスから演歌まで様々なジャンルで活躍されている“うたものギタリスト”<太田光宏さん>、アイリッシュ・スコティッシュミュージックを中心としてあらゆるジャンルで活躍されている“情景を音に描くアコーディオニスト”<藤野由佳さん>。そして<KBB>等自己のバンドはもとより、様々なプロジェクトで活躍されているヴァイオリニスト<壺井彰久さん>。このお3方が意気投合して2005年に結成したアコースティックユニットが、お名前の頭文字から命名した<オオフジツボ>です。ライブ活動から始められて、2008年7月に1stアルバム「空の鼓動」を発表され、3年後の2011年7月に2ndアルバム「夢のあと」を発表。また、コンピレーションアルバム「久遠の鐘 世界遺産プロジェクトin平泉」にも参加されたり、2013年にはゲームミュージック界などでも活躍されている女性ヴォーカリスト<Ritaさん>とのコラボもはじめれられ、<オオフジツボとリタ>名義で12月にミニアルバム「夕暮れの声」が発表されました。そして2014年8月に<オオフジツボ>名義の東北企画アルバム「光の奥」が発表され、今年2015年5月に今回紹介させていただくオリジナル3枚目のアルバム「耀の遠心」が発表されました。草原の中の井戸の写真のジャケット、まさしく澄んだ美しいサウンドが大地の奥から汲み上がってくるような感じがしてきます。
 アルバム1曲目は「Galeforce Gigue」。ほのぼのした感じのリズミカルなリフからはじまって、リズミカルなギターソロ・アコーディオンソロ・ヴァイオリンソロが明るく楽しく展開されて。そしてギターのパワフルなカッティングリフが躍動感たっぷりにはいって、さらにパワフルに激しく怒涛の如く突き進んで。
 2曲目は「記憶」。ゆったりとのびやかにドラマティックにはじまって、パワフルなリフから盛り上がって、パワフルでテクニカルなアコーディオンソロ・のびやかで力強いヴァイオリンソロが。その後ユニゾンでのびやかに奏で、終盤ではギターのテクニカルなソロ、ヴァイオリンのエモーショナルなソロが。
 3曲目は「春風満帆」。力強くのびやかに爽やかにはじまって、しっとりとメロウに、そして力強くドラマティックに盛り上がって。中盤では静かになってギターのエモーショナルなソロが。その後、徐々に盛り上がっていってドラマティックに。
 4曲目は「遠すぎた星」。厳かな雰囲気でゆったりと。ヴァイオリンとアコーディオンのエモーショナルなソロが。
 5曲目は「空駆けるもの」。ギターのパワフルなカッティングリフから跳ねるようなリズムで躍動感たっぷりにスリリングに展開して、メロディは力強くのびやかに。中盤ではアコーディオンのパワフルでリズミカルなソロ、ヴァイオリンのテクニカルでアグレッシブなソロが。その後ダイナミックなリフ&ブレイクからパワフルにリズミカルにスリリングに盛り上がって。
 6曲目は「凪の記憶~no words version」。リズミカルなリフからメロウにのびやかに、そして力強く盛り上がって。中盤ではアコーディオンのリズミカルなソロ、ヴァイオリンのエモーショナルなソロが。その後再びのびやかに力強くドラマティックに盛り上がって。
 7曲目は「Happy returns set」。リズミカルなリフから爽やかでほのぼので楽しくはじまって、中盤では力強くのびやかに。そして躍動感たっぷりのパワフルなリフからアップテンポのダンサブルなノリノリモードになって、大勢で輪になって楽しく踊るような感じに盛り上がって。
 8曲目は「宵蛍」。ギターのしっとりとしたリフからヴァイオリン・アコーディオンがのびやかにメロウに哀愁メロディを奏でて、美しくハモって響かせて。その後、アコーディオン・ヴァイオリン・ギターそれぞれがエモーショナルでドラマティックなソロを。
 9曲目は「時の仕業」。アップテンポのリズミカルなリフがめっちゃノリノリで明るく楽しく元気よく、しかも躍動感たっぷりに。その後、アコーディオン・ヴァイオリンのリズミカルでテクニカルなソロが。終盤ではだんだんテンポアップしていって疾走モードになって、テクニカルなユニゾンリフがスリリングに。超かっくいいっす。
 10曲目は「おもかげ」。ギターがゆったりとしっとりとほのぼのメロディを奏で、アルペジオリフからヴァイオリン・アコーディオンがゆったりとのびやかに奏で、ヴァイオリンのリズミカルなリフからギターのエモーショナルなソロが。その後ギターのパワフルなリフからアコーディオンのエモーショナルなソロ、そしてギターのしっとりとしたアルペジオリフからヴァイオリンのエモーショナルでドラマティックなソロが。ラストはゆったりとしっとりとFin。
 アコースティック楽器のみながらもパワフルにテクニカルに楽しく激しく、かつしっとりと美しくドラマティクに聴かせてくれ、アコースティック楽器ならではの素朴な音色も響かせて、アルバムを通して楽しませてくれますね。今回特にこれまでのアルバムよりもギターソロが多くて(たぶん)、太田さんのギターをもっと聴きたいと思っていた自分はめっちゃ嬉しいっす。また機会があればライブ観に行きたいっす。

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