ひよりの音楽自己満足

自分の好きなアルバムやアーティストを紹介させていただきます。

大高清美さん  Third Hand

2014-07-20 21:41:05 | フュージョン
 様々なセッションやソロで活躍され、ソロアルバムも5枚発表され、2012年には<Casiopea 3rd>に加入されて大活躍中の美女オルガニスト<大高清美さん>。
 大高さんは、幼稚園の頃からオルガンを習い始め、高校より音楽教室に通い、コンクールにも出場され、その後エレクトーン科に入学。卒業後はしばらく音楽講師を務めるも、ハモンドオルガンを購入されて、ジャンルにとらわれないオルカンスタイルで多方面で活躍されます。
 そして1998年に初のソロアルバム「Third Hand」を発表されます。参加メンバーは、ギター<矢掘孝一さん>、ベース<岡田治郎さん>、ドラムス<木村万作さん>。超強力な凄腕メンバーによるアルバム、めっちゃ楽しみです。
 アルバム1曲目は「Renoir」。ユニゾンのテクニカルなリフからはじまって、リズミカルなリフが。そして静かなSWINGリズムにのってギターのテクニカルなソロが。ドラムも叩きまくって盛り上げて。続いてパワフルなリフからリズミカルなベースリフにのってオルガンのテクニカルなソロが。ラストはテクニカルなユニゾンリフをキメて。
 2曲目は「Commodore Funk」。アコギのゆったりとしたリフと、しっとりとしたベースからはじまるも、パワフルなドラムがはいって、ミドルテンポでギターの軽快なリフとオルガンのリズミカルなリフが爽やかにながれて。その後、ユニゾンのリズミカルなリフからオルガンのリズミカルなソロ、ユニゾンリフからギターのテクニカルなソロが。そしてユニゾンリフから一旦静かになってベースのテクニカルなソロへ。終盤ではリズミカルなリフがダンサブルな感じでながれ、ギターがのびやかに爽やかに奏で、ラストはユニゾンのリズミカルなリフからダイナミックなリフが。
 3曲目は「Drag Swing」。オルガンのリズミカルなリフからアップテンポでスリリングにはじまって、オルガンがのびやかに奏で、ダイナミックなブレイクとテクニカルなユニゾンをキメて。その後ミドルテンポのSWINGリズムにのってギターのジャジーでテクニカルなソロが。さらにアップテンポになっれパワフルに弾きまくり、オルガンも加わって弾きまくって。中盤ではダイナミックなブレイク&テクニカルユニゾンからハイテンポのJAZZモードでオルガンのテクニカルなソロと叩きまくりドラムで盛り上がって。ラストは再びダイナミックなブレイク&テクニカルユニゾンをキメて。
 4曲目は「3rd Hand」。オルガンのリズミカルなリフとギターのリズミカルなリフからはじまって、ミドルテンポのパワフルなリズムがはいって、一旦止まってからノリノリモードでオルガンのリズミカルなリフがながれ、ギターも加わって、そこからギターの軽快でリズミカルなソロ、オルガンのテクニカルなソロが。終盤ではタイトなリズムにのってオルガンとギターのリズミカルなリフがながれ、一旦止まってからノリノリモードでオルガンのリズミカルなリフで盛り上がって、ラストはテクニカルなリフをキメて。
 5曲目は「Safari」。ラテンパーカッションからノリノリではじまって、軽快なギターリフがはいってオルガンがのびやかに奏でて。そしてアップテンポのパワフルなドラムからダイナミックなリフがはいってドラムが叩きまくって、リズミカルなリフが。その後、キーボードやオルガンのテクニカルなソロがたっぷりと。ラストはダイナミックなリフと叩きまくりドラムでFin。
 6曲目は「Dr. Owl」。オルガンのリズミカルなリフからミドルテンポのパワフルなドラムがはいって、ジャジーなノリでオルガンのリズミカルなリフが。その後、ギターのテクニカルなソロが。中盤ではダイナミックなリフとブレイクからテクニカルなユニゾンリフのあと、オルガンのテクニカルなソロが。続いてはリズミカルなリフからギターのSWINGモードのテクニカルなソロ、そして叩きまくりドラムとともにアグレッシブに弾きまくって盛り上がって。ラストはダイナミックなリフからリズミカルなリフが。
 7曲目は「full moon」。フレットレスベースの味わい深い音色がしっとりと響き、オルガンが静かにエモーショナルにしっとりと奏でて。
 8曲目は「POTOS」。アップテンポでのテクニカルなユニゾンリフからスリリングにはじまって、オルガンがのびやかに奏で、ドラムが叩きまくって盛り上がって、そしてギターとオルガンがのびやかに爽やかに奏でて。その後オルガンのアグレッシブなソロ、ギターのテクニカルなソロと続き、ユニゾンのテクニカルなリフから、ギターとオルガンがのびやかに爽やかに奏で、叩きまくりドラムソロへ。
 9曲目は「Cool Duck」。ギターのしっとりとしたリフからはじまるも、オルガンフィルからアップテンポのダンサブルな感じになって、オルガンがのびやかに奏で、ギターも加わってハモって、そしてテクニカルなユニゾンリフも。その後、オルガンのテクニカルなソロが。そして静かになってベースのテクニカルなソロ、叩きまくりドラムソロが。終盤ではギターとオルガンがのびやかにハモって、テクニカルなユニゾンも。
 聴いていてとっても気持ちいいJAZZ&Fusionですね。タイトでパワフルなリズムにのって、ギターとオルガンがエモーショナルにテクニカルに奏で、時にアグレッシブに弾きまくったりと、聴き応えのある素敵なアルバムですね。

KIYO*SEN CHOCOLATE BOOSTER

2014-03-07 06:22:18 | フュージョン
 かの“手数王”の愛弟子の美少女ドラマー<川口千里さん>。以前ライブを観に行ったことがあるんですけど、その頃はまだあどけなくてとっても可愛らしい少女といった美容姿でしたけど、ドラムスを叩きはじめると、それはもうタイトでパワフルで普通の男性ドラマーの音と遜色なく、しかも師匠譲りのめっちゃテクニカルなドラミングで超ビックリしちゃったんですよね。これは将来凄いことになるなと。ただ、ライブを観たのはその1回きりで、その後はスケジュールが合わなくて観に行けなかったんですよね。そのうちに千里さんはなんとソロアルバムを発表されてこれまたビックリ!バックも凄いミュージシャン揃いで、その活躍ぶりはほんと凄いっす。
 そしてこれまでにも様々なセッションやソロで活躍され、アルバムも何枚も発表され、2012年にはなんと<Casiopea 3rd>に加入されて大活躍中の美女オルガニスト<大高清美さん>。
 で、2014年1月に大高さんと千里さんのDUOのアルバムが発表されると知って超ビックリ!このお2人にいったいどういったつながりがあるのかと、不思議に思いましたが、よく考えてみれば、大高さんは、千里さんの師匠である“手数王”とは<assure>というDUOのユニットをやっておられるんですよね。そう考えればお2人の組み合わせも納得できるんですね。そうなると今度はいったいどんなサウンドを聴かせてくれるのか、すっごい楽しみになりました。
 大高清美さんと川口千里さんのDUOユニット<KIYO*SEN>。アルバムタイトルは「CHOCOLATE BOOSTER」。そのままチョコレートの表ジャケットですけど、裏にはお二人のとっても美しい横顔が。このアルバムにはお二人の他に、ゲストでギタリスト<矢掘孝一さん>が3曲に参加されています。
 アルバム1曲目は「K.S.Pro」。パワフルなブレイクリフから衝撃的にはじまって、バスドラの高速ドコドコリズムにのってキーボードのカラフルなサウンドのアップテンポのリフがはいって、パワフルなオルガンリフからダイナミックなリフと叩きまくりドラムフィルが。その後アップテンポの変拍子リズムにのってオルガンサウンドが響き、爽やかで楽しいリズミカルなリフも。中盤ではパワフルなブレイクリフと叩きまくりドラムフィルから一転ミドルテンポになってオルガンのテクニカルなソロへ。終盤では高速バスドラドコドコからパワフルなオルガンリフと叩きまくりドラムフィルが。そしてアップテンポ変拍子に乗ってオルガンがのびやかに奏でられ、ラストはパワフルなブレイクリフと叩きまくりドラムが。
 2曲目は「Chocolate Booster」。ヘヴィギター風サウンドのリフからミドルテンポではじまって、シンセの幻想的なサウンドが響き、パワフルなドラムがはいって、ヘヴィギター風リフがグルーヴィにながれ、途中、テクニカルなソロやエモーショナルなソロが。中盤では一旦止まってからリフをバックに短いドラムスソロ、そしてオルガンソロへ。序盤はのびやかにエモーショナルに。それが徐々にテクニカルに、アグレッシブに弾きまくって。さらにヘヴィギター風サウンドのテクニカルなソロも。終盤ではミドルテンポでパワフルにグルーヴィに。
 3曲目は「Open Transport」。ハイテンポのスピーディなドラムからはじまって、シンセのピコピコサウンドがコミカルにリズミカルに発せられ、オルガンのリズミカルなリフへ。凄いスピード感ですね。中盤ではダイナミックなリフと叩きまくりドラムフィルが交互にスリリングに。そしてまずオルガンのテクニカルなソロ、シンセのピコピコサウンドのエモーショナルなソロが。続いてドラムスのテクイニカルな叩きまくりソロが。終盤ではハイテンポのリズムにのってオルガンリフがながれ、ラストはダイナミックなリフと叩きまくりドラムフィルが。
 4曲目は「Orange Mist」。シンセサウンドが静かにゆったりと幻想的に響き、オルガンのゆったりとしたムーディな感じのリフがはいって、ドラムが静かにミドルテンポのリズムを刻んで。アダルティな感じですね。サビではロマンティックな感じに。中盤ではギターのソフトサウンドのジャジーでテクニカルなソロが。それが徐々に盛り上がっていって、オルガンのエモーショナルなソロへ。終盤ではオルガンがロマンティックに奏で、ゆったりとムーディなリフを。
 5曲目は「Overcoming Interaction」。オルガンとヘヴィギターのユニゾンのリズミカルなリフからパワフルな叩きまくりドラムがはいって。オルガンはEL&Pな感じですね。そしてミドルテンポでギターのザクザクリフがはいって、ギターとオルガンがユニゾンでリズミカルなリフを。そこから一旦静かになるも、ダイナミックなリフからスリリングなブレイクリフが。中盤ではミドルテンポのシャッフルモードになってギターのヘヴィリフにのってモーグのエモーショナルなソロ、続いてヘヴィギターのテクニカルな弾きまくりソロが。そしてダイナミックなリフと叩きまくりドラムフィルから、オルガンリフをバックにギターのテクニカルなソロが。終盤ではミドルテンポのオルガンリフからダイナミックなブレイクリフと叩きまくりドラムフィルが。
 6曲目は「Ladies Talk」。ダイナミックなリフと叩きまくりドラムフィルからアップテンポでキーボードとオルガンのリズミカルなリフが。そしてダイナミックなリフからオルガンのリズミカルなリフとキーボードソロの掛け合い、その後ダイナミックなリフからオルガンがのびやかに奏で、パワフルなドラムとともに盛り上がって。中盤ではミドルテンポになって叩きまくりのドラムソロへ。続いてアップテンポになってオルガンのテクニカルなソロが。終盤ではオルガンが力強くのびやかに奏で、ドラムが叩きまくって盛り上がって。ラストはオルガンのテクニカルなリフとキーボードソロの掛け合いが。
 7曲目は「Shone Shrine」。キーボードリフが幻想的にながれ、エレクトーン風サウンドのリフがゆったりと幽玄に奏でられ、ミドルテンポのリズムが静かにはいって。上手く書けませんが、ほっこりした感じの曲調ですね。その後一旦止まってから一転してパワフルなドラムがはいってダイナミックなリフが激しい叩きまくりドラムとともにスリリングに。そしてキーボードのリズミカルなリフとのびやかなシンセサウンドからギター風サウンドでのテクニカルなシンセソロが。それがドラマティックに盛り上がって。ラストはキーボードリフが幻想的にながれて、徐々にゆっくりと。
 8曲目は「Ambition」。アップテンポのリズミカルなオルガンリフからはじまって、パワフルなドラムが衝撃的にはいって、ミドルテンポでオルガンがリズミカルに、のびやかに奏で、盛り上がっていって、ブレイクからオルガンの高速リフと叩きまくりドラムフィルが。中盤では静かになって、キーボードのクリスタルサウンドのエモーショナルなソロが。そしてミドルテンポのパワフルなドラムがはいって、キーボードのテクニカルなソロへ。終盤ではミドルテンポのパワフルなドラムにのってオルガンのテクニカルなリフ、そしてオルガンの高速リフとドラムの叩きまくりドラムフィルが交互に。ラストはオルガンのアップテンポのリズミカルなリフから叩きまくりドラムソロが。
 9曲目は「Future」。きらびやかで綺麗なキーボードのリズミカルなリフからはじまって、ラジオの音声がはいって。そしてオルガンのリズミカルなリフとアコギのリズミカルなリフからミドルテンポのパワフルなドラムがはいって。ほのぼのした感じの曲調ですね。その後、オルガンののびやかでエモーショナルなソロが。終盤ではオルガンとアコギのリズミカルなリフが心地よくながれて。
 全体的にすごく臨場感のあるかっこいいドラムサウンドですね。オルガンソロもドラムソロもたっぷりで、アップテンポのテクニカルな弾きまくり叩きまくりの応酬のスリリングな凄テクJAZZロックな曲と、ミドルテンポの落ち着いた感じの曲が交互に絶妙に配置され、EL&Pのような曲もあり、ほっこりほのぼのする曲もあって、アルバムを通して楽しめる素敵なアルバムですね。これはぜひともライブを観てみたいっす。いつか機会があるといいな。

RX HELIOSPHERE

2013-11-14 22:59:24 | フュージョン
 先日、いつものように日本最高峰のプログレバンド<KENSO>のリーダーで歯科医師で医学博士の清水先生のブログをいつものようにチェックしていたところ、10年以上活動休止していたあるユニットが久々に発表するアルバムに清水先生がゲストで参加されたとのことで超ビックリ!
 そのユニットとは<聖飢魔Ⅱ>のドラマー<雷電湯澤さん>と、ベーシスト<“ゼノン”石川俊介さん>、そしてキーボード<松沢雄一さん>のテクニカルフュージョンユニット<RX>です。
 <RX>は1991年から2003年ころまで活動され、その間にスタジオアルバム4枚、ライブアルバム1枚、コンピレーションアルバムを2枚発表されていて、かの<John Wetton氏>との共演も。
 そして2013年9月にアルバム「HELIOSPHERE」を発表されます。アルバムのふれこみには“プログレッシヴ・ロック色を前面に出した宇宙規模を感じさせる作品”とのことでめっちゃ期待しちゃいます。ゲストにはギター<ルーク篁さん><和田アキラ師匠><清水義央先生><宮腰雄其さん><岡崎司さん><高井寿さん>、フルート・ソプラノSax<岩佐真帆呂さん>が参加されています。(現時点でどなたがどの曲を弾いたかがわかりません。)
 アルバム1曲目は「Northem Lights」。シンセの幻想的なサウンドが浮遊感たっぷりにながれ、そしてミドルテンポのパワフルなドラムからシンセの鮮烈なリフが爽やかにながれ、シンセとギターがユニゾンでメロウに奏でて。その後シンセのテクニカルなリフからギターとシンセがのびやかにハモって。中盤ではパワフルなドラムフィルから変拍子でギターのエモーショナルなソロ、続いてシンセのテクニカルなソロが。ドラムも叩きまくって盛り上がって、そしてギターのテクニカルなソロも。終盤ではシンセとギターがユニゾンやハモりでののびやかに奏でて。
 2曲目は「db」。パワフルなドラムフィルからミドルテンポでダイナミックなリフがゆったりとながれ、ギターのヘヴィでダークなリフとうねるベースラインからシンセとギターがのびやかにながれ、一転ピアノリフがしっとりとながれて。そしてギターのヘヴィリフからシンセのストリングスサウンドがしっとりとながれ、ヴァイオリンのダークな音色が響き、ミドルテンポでパワフルに。中盤ではピアノのしっとりとしたリフからギターのヘヴィリフがはいって、そしてストリングスサウンドがミステリアスな感じでながれて。終盤ではパワフルなドラムからミドルテンポでシンセとギターがユニゾンで奏で、そこからアップテンポになってギターのアグレッシブなソロへ。ラストはギターとシンセがユニゾンで。
 3曲目は「The Sun Will Be Back To Me」。シーケンスのリズムからシンセの壮大なサウンドが幻想的にながれ、ギターがのびやかにゆったりと奏で、ミドルテンポのパワフルなドラムからダイナミックに盛り上がって、ドラムも叩きまくって。どことなくVangelis氏の作風を思い起こさせるような感じですね。そしてシンセのエモーショナルなソロからギターのヘヴィリフがはいってのびやかにダイナミックに。中盤ではギターのヘヴィリフからアップテンポのノリノリのドライブモードになってシンセのテクニカルなソロ、ギターの弾きまくりのアグレッシブなソロが。終盤では再びシンセの幻想的なサウンドがゆったりとながれ、ギターがはいってダイナミックなリフがゆったりと壮大にながれて。
 4曲目は「MIST」。電気ノイズのような風のような音からシンセの幻想的なサウンドが奥深く響き、ギターとキーボードがゆったりとのびやかに奏でて。そしてガムラン風のリズミカルなリフが響き、ヘヴィギターリフからミドルテンポのパワフルなドラムがはいって壮大な感じになり、そこからギターのエモーショナルなソロがはいってダイナミックに盛り上がって。中盤ではギターのシャッフルモードのノリノリのリフと、ガムランサウンドのリズミカルなリフが交互にながれ、そこからシンセのテクニカルなソロへ。その後ミドルテンポでギターのメロウかつテクニカルなソロが。終盤ではミドルテンポでギターが哀愁たっぷりにのびやかに奏で、ダイナミックなリフから盛り上がっていって、ラストはシンセの幻想的な音色が奥深く響いて。
 5曲目は「Silly Bean」。オルガンの明るく楽しいリズミカルなリフからミドルテンポのパワフルなリズムとギターのファンキーなリフがはいって、ドラム叩きまくりのダイナミックなリフが。そしてオルガンのリズミカルなリフと、テクニカルなリフ&叩きまくりドラムが。その後一旦止まってからシンセののびやかなソロが浮遊感たっぷりにながれて。中盤ではミドルテンポのパワフルなリズムにのってギターのアグレッシブなソロが。そしてオルガンのテクニカルなリフと叩きまくりドラムからギターとオルガンがリズミカルなリフを。終盤では静かになってベースのテクニカルなソロが。そしてブレイクリフにベースがテクニカルなフィルを入れて。その後オルガンのテクニカルなソロへ。ドラムも叩きまくって。ラストはダイナミックなリフで盛り上がって。
 6曲目は「Circle」。シンセの幻想的なサウンドがながれ、ミドルテンポでファゴット風の音色のミドルテンポのリズムがはいって、オーボエ風サウンドがのびやかにながれ、Saxがはいってのびやかに幻想的に奏で、フルートのテクニカルなフィルがはいって。その後ミドルテンポのパワフルなドラムからSaxのアグレッシブなソロへ。ドラムが叩きまくって盛り上げて。
 7曲目は「From Dawn Till Dusk」。キーボードのテクニカルなリフと鮮烈なシーケンスサウンドからテクノリズムがはいって、キーボードがオシャレな感じのリフを弾き、パワフルなドラムがはいってギターとキーボードが爽やかな感じのリズミカルなリフを。ドラムも叩きまくって。そしてミドルテンポの4/4のズンズンリフにのってギターがのびやかに爽快感たっぷりに奏でて。中盤では変拍子でのギターとキーボードのリズミカルなリフからダイナミックなリフがはいって、そこからシンセのテクニカルなソロへ。その後一旦止まってからミドルテンポでキーボードのしっとりとした音色が響くも、一転パワフルなブレイクリフからSaxのアグレッシブなソロ、そしてギターの弾きまくりソロが。終盤では男性ヴォーカルの爽やかなコーラスがながれ、そしてミドルテンポの4/4のズンズンリフにのってキーボードのメロウなフレーズがながれ、のびやかなコーラスが。その後、変拍子のリズミカルなリフからドラムも叩きまくってダイナミックなリフへ。ラストは鮮烈なシーケンスリズムがきらびやかにながれて。
 なんといってもアルバム全体を通して透明感のある澄んだ心地よいサウンドがたまらないです。凄テクミュージシャンのテクニカルでアグレッシブかつ繊細で美しい演奏を綺麗な音で存分に堪能できますね。ふれこみ通りにプログレ的な部分も楽しめる素敵なアルバムですね。

YUKIE & Nanclenaicers Beginning

2013-10-10 23:30:01 | フュージョン
 元VELVET PΛWのギタリスト<伊東憂紀さん>こと<YUKIEさん>。自分は当時、タモリ氏の音楽番組に出演されたときにその可愛らしい容姿とかっちょいいギタープレイに惹かれて、バンド活動休止後の動向をちょっと気にしてました。YUKIEさんはVELVET PΛW活動休止後、あらためて音楽学校に通われて、ギターや音楽理論や作曲等を学ばれ、そしてシンガーソングライターとして活動をはじめられたそうです。2002年にはキーボーディスト<佐藤雅子さん>とアコースティックDUO<AILIT>を結成され、ライブを重ねて2008年9月にアルバムを発表されたそうです。さらに2011年にはスーパーインストセッションプロジェクト<YUKIE & Nanclenaicers(ナンクルナイサーズ)>を結成され、ライブ活動を。メンバーは、YUKIEさんの他、ベース<箭島裕治さん>、キーボード<林良さん>、ドラムス<岡野大介さん>です。Youtubeに何曲かライブ映像がUPされてたんですけど、それがまたかっこよくて、いつかライブを観に行きたいなって思っていました。そんななか、2013年8月に今回紹介させていただくミニアルバム<Beginning>を発表されました。メルヘンチックで可愛らしいジャケット、いいですねぇ。
 アルバム1曲目は「The song of soup」。パワフルでファンキーなベースリフからミドルテンポのシャッフル風リズムでカラッと明るく楽しく始まって、ギターがのびやかに爽やかに奏で、ピアノがリズミカルなリフをいれ、楽しいコーラスもはいって盛り上がって。ノリノリのとっても楽しい曲ですね。中盤ではパワフルかつエモーショナルなギターソロとリズミカルなピアノソロが。
 2曲目は「SIESTA~シエスタ」。公園の水の音が聞こえてきて、そこにストリートオルガン風のリズミカルなリフがながれて。そしてウインドベルの綺麗な音色が響いたあと、ギターのしっとりとメロウな音色がゆったりとながれ、ミドルテンポのリズムがはいって、オルガンサウンドがのびやかにながれるなか、ギターがメロウに奏でて。ゆったりとしたトロピカルな感じがしますね。中盤ではパワフルでテクニカルなベースソロ、続いてギターのエモーショナルなソロが。ギターサウンドは途中からヘヴィになってパワフルに。ラストはゆったりとしっとりと。
 3曲目は「STARSHIP」。うねるベースリフからアップテンポのパワフルなドラムがはいって、めっちゃノリノリのドライブモードで、ギターがのびやかに爽快感たっぷりに奏でて。これぞフュージョンの王道といった感じで超かっくいいっす。中盤ではギターのパワフルでのびやかなソロ、続いてキーボードのエモーショナルかつテクニカルなソロが。その後、爽快感たっぷりのテーマメロに戻って、終盤にはテクニカルなギターソロが。
 4曲目は「おやすみ~Good night」。アコギのソロの1分半の小曲で、ほのぼのした感じのメロディが長めの間をはさんでゆったりと心地よくながれて。
 5曲目は「STARSHIP カラオケ」。元々歌がないのにカラオケって?と思ったんですけど、主旋律とソロのないバッキングのみの曲です。
 とっても素敵なフュージョンサウンドが楽しめるアルバムですが、やはり物足りないっす。ぜひともフルアルバムをお願いしたいっすね。繊細かつパワフルなギター、テクニカルかつグルーヴィなベース、タイトでパワフルなドラム、テクニカルかつ美しいキーボード。まずはライブを観に行きたいっす。

Muff Total Experience

2013-03-20 23:16:12 | フュージョン
 <Stella Lee Jones>や<KTG>や<taika>などでめっちゃテクニカルでタイトでグルーヴィで、しかも曲を引き立てる絶妙なドラミングを披露してくれるドラマー<谷本朋翼さん>。ライブのMCでのライブ告知やblogなどで朋翼さんが<Muff>というバンドでも活躍されているとのことで、一体どんなサウンドを聴かせてくれるバンドなのかすっごい興味ありました。で、以前のライブのときに物販で<Muff>のアルバムも販売されていたもので、購入して楽しみにしていました。
 バンドのサイトのプロフィールによれば、<Muff>は、2002年4月ころにグランジバンドとしてトリオ編成でスタートされたそうです。2005年8月からサウンドの大転換を計ってインスト化し、翌2006年8月にCD-Rでミニアルバム「PSYCHEDELIA」を発表され、野外イベントやクラブパーティ等にも出演され、活動の幅を広げたそうです。2007年2月より“光と音のサイケデリック”グッドトリップパーティを不定期ながら開催され、2009年7月にフルアルバム「Jammin’ together」を発表されます。その後メンバーの脱退等で1年近くの休養期間もあったようですが、復活し、2012年に今回紹介させていただくアルバム「Total Experience」を発表されます。万華鏡のようなジャケット、とっても綺麗です。
現メンバーは、ギター&テルミン他<田口将之さん>、ギター<河野譲さん>、パーカッション<北原トモヤさん>、ベース<吉川衛さん>、ライティング<山田純さん>、そしてドラムス朋翼さんの6人のようです。またこのアルバムには数名のゲストミュージシャンの方々が参加されています。
 アルバム1曲目は「Crystal Smoking Flavor」。アヒルの鳴き声のようなリフがリズミカルにながれ、ミドルテンポのリズムにのってギターのファンキーなリフと、ヴィブラホン風のクリズタルなサウンドがゆったりとながれて。その後、ノリノリモードで女性コーラス風サウンドがながれ、うねるベースをバックにギターのエモーショナルなソロが。そしてダイナミックなリフがパワフルに。
 2曲目は「ONE」。ドラムのミドルテンポのリズムからギターのファンキーなリフがはいって、そしてギターのアラビアン風リフ、ギターとゲストSax奏者のユニゾンリフがうねるベースをバックにながれ、その後、ファンキーなカウベルリズムにのってギターとSaxのユニゾンリフからSaxのエモーショナルなソロへ。後半では一転シャッフル風のリズムになって明るく爽やかなリフが伸びやかにながれ、うねりまくりのベースやブレイクリフが。ラストはアップテンポのラテンノリノリモードになってユニゾンリフをキメて。
 3曲目は「Labyrinth」。ギターのリズミカルなリフとうねりまくるベースからはじまって、ブレイクリフをキメてからアップテンポのノリノリモードで、ドラムが叩きまくってテクニカルにリズムを刻み、ギターが伸びやかに奏でて。その後一転SWINGリズムになってギターのテクニカルなソロが。ドラムは叩きまくってます。中盤ではバンドリフとパーカッションソロの掛け合いが。そこに伸びやかなギターとうねりまくりベースが加わって、そこからギターのエモーショナルなソロが。終盤ではバンドリフとドラムス&パーカッションの叩きまくりの掛け合いが。ラストはギターリフがゆったりと。
 4曲目は「Black Moon」。70年代DISCO風のアップテンポビートからノリノリではじまって、パーカッションがコンガを叩きまくって。そしてギターのワウを効かせたリフ、ギターの揺れるリフがノリノリでながれて。中盤ではミドルテンポになってパーカッションソロが。その後シンセ風の幻想的なサウンドがゆったりとながれ、ウインドベルが綺麗に響き、ギターがリズミカルなリフからエモーショナルなソロを。終盤では再びアップテンポのDISCOビートにのってギターのファンキーなカッティングリフや揺れるリフがながれ、そこにまるでお経のようなヴォイスがはいって。そしてギターのワウを効かせたソロも。
 5曲目は「Kido Cluch」。プロレスファンなのかな?名手“いぶし銀”木戸選手の決め技ですね。アップテンポのハイハットのリズムからギターがノリノリでリズミカルなリフを弾き、そしてトロピカルで爽やかなフレーズを奏でて。中盤ではギターがディレイを効かせて幻想的に奏で、そこからエモーショナルなソロへ。その後、ミドルテンポのマンボ風のダンサブルな感じになって。終盤ではアップテンポのサンバ風のノリノリトロピカルモードになって。
 6曲目は「FREE BIRD」。ダイナミックなリフからミドルテンポでファンキーなギターリフがノリノリではいって、女性コーラス風サウンドもはいって明るく楽しい感じに。そしてギターとベースのユニゾンリフからミドルテンポのレゲエモードになってギターのワウリフとベースのチョッパーリフが。その後ブレイクリフから再びアップテンポのファンキーで明るく楽しい感じになってギターのエモーショナルなソロへ。ラストはギターとベースがユニゾンをキメて。
 7曲目は「My Little Tokyo 311 Remix」。CD HATAさんのRemixバージョンです。アップテンポのDISCO風テクノビートにのってノリノリモードでファンキーなリフがながれ、そしてギターが伸びやかに。中盤にはパーカッションソロが。
 8曲目は「SUNSHOWER」。KOBANさんのRemixバージョンです。波の音からはじまって、ディレイを効かせたギターサウンドがゆったりとながれ、そしてアップテンポのノリノリのラテンリズムがはいって、ギターの軽快でテクニカルなリフが。その後アップテンポのリズムでシンセの幻想的なサウンドが響いて、そして元のギターの軽快なリフに戻って。
 とっても楽しいファンキーなJAZZフュージョンサウンドがたっぷりで、これはもう思わず踊りたくなっちゃいそうです。踊れませんけど。でもでもライブ、ほんと楽しそう。この楽しいサウンドにさらにライティングが加わるわけですから、音と映像でトリップするでしょうね。いつか機会があればライブ観にいってみたいっす。

TOSHIMI PROJECT SO

2013-02-16 06:17:08 | フュージョン
 凄腕ウルトラベーシスト<永井敏巳さん>が定期的にライブを行っているユニット<TOSHIMI PROJECT>。他メンバーはドラムス<長谷川浩二さん>、ギター<柴崎浩さん>のトリオ編成です。2011年にユニット初のアルバム「1ST GEAR」が発表されました。これは2010年8月21日に吉祥寺シルエレで行われたライブの一発録りを収録したアルバムで、アツくエネルギッシュなインプロバトルがたっぷり収録された凄いアルバムでした。そして2012年12月に今回紹介させていただくユニット初のスタジオアルバム「SO」が発表されました。
 アルバム1曲目は「KT’s HIGH」。アップテンポのダイナミックなリフからヘヴィに激しくはじまります。力がみなぎってくるような凄い迫力です。そしてブレイクリフからリズミカルなリフがはいって、ギターが伸びやかに奏で、パワフルなタムドラムからギターのテクニカルなソロが。中盤ではミドルテンポになってベースソロ。序盤はエモーショナルにゆったりと奏で、それがテクニカルに弾きまくって。その後ヘヴィなバンドリフと叩きまくりドラムソロの掛け合いが。終盤ではアップテンポでギターのヘヴィリフ・テクニカルなリフがながれ、ベースとユニゾンのリフからギターが伸びやかに奏で、ラストはドラムも叩きまくってパワフルにFin。激しくゴツい骨太ロックですね。
 2曲目は「AFTERGLOW」。ギターのゆったりとメロウなフレーズがアダルティな感じでながれ、ベースも加わってしっとりと。そして静かになってギターのしっとりとしたエモーショナルなソロへ。それが徐々に力強く盛り上がってドラムも叩きまくって。その後静かになってベースソロへ。序盤はしっとりと。それが徐々にテクニカルになって、叩きまくりドラムもはいって盛り上がって。終盤ではギターがメロウなフレーズをしっとりと奏で、ベースも加わってユニゾンで。
 3曲目は「I Remember You Now」。ギターのリズミカルなリフからアップテンポで明るく楽しくはじまって。Van Halenの曲にこれに近いリフがあったような?そしてギターがアルペジオリフをリズミカルに鳴らし、ノリノリモードで流麗でテクニカルなギターソロへ。その後静かになってベースのエモーショナルなソロが。終盤ではギターがリズミカルなリフから伸びやかに明るく爽やかに奏で、再び流麗でテクニカルなソロを。
 4曲目は「JINK」。ギターのアップテンポのリズミカルなリフとベースのテクニカルなリフからファンキーっぽく明るく楽しくはじまって。まずはバンドリフとベースソロの掛け合いが。そしてリズミカルなリフから一旦止まって、ベースのエフェクトをかけたアップテンポのリフにのってギターのテクニカルなソロが。続いて、バンドリフとドラムソロの掛け合い、ベースソロの掛け合いが。終盤ではアップテンポのリズミカルなリフからパワフルにブレイクをキメて。
 5曲目は「SO –Significant Other-」。ギターのハーモニクスサウンドから幽玄な感じでゆったりとしっとりとはじまって。ムーディでアダルティな雰囲気も。そしてベースがしっとりと味わい深いメロディを奏で、ギターもメロウに奏で、その後、ギターのエモーショナルなソロ、ベースのしっとりとしたフレットレスベース特有の味わい深い音色のソロが。終盤ではブレイクからギターがメロウなフレーズをドラマティックに奏でて。
 6曲目は「Beginnings」。RUSHのThe Spirit of Radioのようなテクニカルなギターリフからアップテンポのノリノリモードではじまって、ギターがリズミカルなリフを弾き、ドラムもパワフルに叩きまくって盛り上がって。その後、ミドルテンポになってギターがゆったりと伸びやかに爽やかに奏でて。中盤ではブレイクリフからギターソロへ。序盤はミドルテンポでエモーショナルに。それがアップテンポになってテクニカルに。ドラムも叩きまくって盛り上がって。続いてブレイクリフからパワフルなベースソロへ。終盤ではギターのリズミカルなリフにのって叩きまくりのドラムソロが。その後、アップテンポのファンキーリズムでギターがテクニカルなリフを明るく楽しく鳴らして。そしてミドルテンポになってギターがゆったりと伸びやかに爽やかなフレーズを奏で、そのままテクニカルなソロへ。ラストはブレイクリフをキメて。
 7曲目は「THREE KINDS OF UNDULATION」。まずはシンバルロールから始まるドラムソロ。静かで遠くで鳴っているかのような神秘的な雰囲気です。その後ミドルテンポのパワフルなリズムがはいって、ギターがゆったりと雄大に奏で、そのままテクニカルなソロへ。中盤ではギターとベースがユニゾンで伸びやかに奏で、ドラムも叩きまくって。その後静かになってからベースソロへ。序盤はゆったりとうねって、そしてテクニカルに弾きまくって盛り上がって、そのまま続いてエモーショナルなギターソロへ。ラストはギターが伸びやかに奏で、ドラムが叩きまくって。
 8曲目は「MANDRAKE」。ギターのメロウなアルペジオリフがしっとりとながれ、ベースも加わって味わい深いサウンドでゆったりとメロウに奏でて。夜のしじまといった雰囲気ですね。その後ミドルテンポのパワフルなリズムがはいって、ギターがしっとりとブルージーに奏で、ベースもしっとりと奏で、それがパワフルなドラムとともに盛り上がって。中盤ではエモーショナルで流麗でテクニカルなギターソロ、ベースのテクニカルなソロと続いて、ドラムも叩きまくって盛り上がって。終盤ではギターとベースがしっとりとゆったりとメロウに奏で、徐々にパワフルに盛り上がるも、ラストはしっとりとFin。
 骨太のヘヴィでパワフルで激しくエネルギッシュな“漢”のかっくいい曲や、大人のムードたっぷりのムーディな曲、そしてカラッと明るく楽しい曲などをパワフルでテクニカルな凄い演奏と繊細で美しい演奏で聴かせてくれる素晴らしいアルバムですね。いつかライブ観に行きたいっす。

富田勲さん ドーン・コーラス

2012-11-24 08:40:59 | フュージョン
 日本のシンセサイザーミュージック界の頂点に立つ“神様”<富田勲さん>。今回は富田さんのシンセサイザー音楽としての9作目にあたる、1984年に発表されたアルバム「ドーンコーラス」を紹介させていただこうかと。
 “ドーンコーラス”とは、ウィキペディアによれば、夜明けに無線機を聴くと、鳥のさえずりの様な、あるいは口笛のような奇妙な音が聞こえてくることがあるそうです。それを<ドーンコーラス(暁の合唱)>と呼んだそうで。それは太陽から放出された電子が地球のヴァンアレン帯を通過する際、無線機で可聴域となる電波を発生するためだと考えられているとか。知識のない自分には何のことやらさっぱりわかりませんが。
 富田さんはこの作品でその“ドーンコーラス”の波形をデジタルシンセサイザーに取り込んで音源として使用したそうです。
 アルバム1曲目は「DAWN CHORUS:ブラジル風バッハ第4番プレリュード」。鳥の大群の鳴き声のようなサウンドが聞こえてきて、そしてシンセのしっとりと切なく悲しげなメロディがゆったりとながれ、それが徐々に壮大に盛り上がっていって。
 2曲目は「WHISTLE TRAIN:ブラジル風バッハ第2番トッカータ」。重厚でダイナミックなサウンドが響き、それが蒸気機関車の発車のように徐々に早くなって、そしてアップテンポのドライブ感のあるリズムにのってきらびやかなサウンドがメロウに奏でられて。中盤ではダイナミックなリフから、口笛風サウンドとベル風サウンドが明るく爽やかなメロディをリズミカルに奏でて。時折踏み切りの警告風サウンドも聞こえてきたり。終盤では徐々にテンポダウして汽車の終着のような感じになって。
 3曲目は「PEGASUS:ブラジル風バッハ第7番トッカータ」。アップテンポの楽しいリズムで伸びやかで爽やかな音色が響き、明るくほんわかした楽しい雰囲気に。そして力強いリズムがはいってきらびやかなサウンドが伸びやかに。続いてミドルテンポでパワフルなサウンドが響き、そこからダイナミックで壮大なサウンドが盛大に。中盤からはミドルテンポで哀愁ただようメロディがながれ、それが徐々にテンポアップしていって。そしてリズミカルな音色が響いたあと、ミドルテンポに戻ってファンファーレのような力強い音色が響き、そして再びリズミカルにダンサブルに展開していって。ラストはゆったりとFin。
 4曲目は「VELA-X PULSAR:ブラジル風バッハ第4番コラール」。きらびやかなサウンドがながれ、そして揺れる浮遊感たっぷりのサウンドがゆったりとメロウにながれて。そして重厚なサウンドが加わってドラマティックに盛り上がって。中盤では壮大でダイナミックなパイプオルガンサウンドが響き渡り、そして再び壮大でドラマティックに展開し、終盤では力強くダークなサウンドが鳴り響いて。
 5曲目は「ADAGIO OF THE SKY:アルビノーニのアダージョ」。ゆったりと哀愁ただようメロディがしっとりとながれ、そして哀しげに切なくメロウに展開して。
 6曲目は「COSMIC CHORALE:主よ、人の望みの喜びよ」。パイプオルガンのほのぼのしたおなじみのメロディが優しくたおやかにながれて。中盤では壮大なコーラスサウンドが加わってダイナミックに。
 7曲目は「VOCALISE」。ゆったりと哀愁ただようメロディが幻想的にながれ、ミドルテンポでしっとりと展開して。
 8曲目は「CANON OF THREE STARS:パッヘルベルのカノン」。ゆったりとリズミカルに静かにほのぼのした心温まるメロディがながれ、ドラマティックに美しく盛り上がっていって。
 神秘的で幻想的な音世界、宇宙の壮大さや美しさ、底知れぬ奥深さが伝わってくるようです。

富田勲さん  宇宙幻想/Cosmos

2012-11-13 21:17:54 | フュージョン
 日本のシンセサイザーミュージック界の頂点に立つ“神様”<富田勲さん>。富田さんは“宇宙三部作”といわれる、宇宙をテーマにしたアルバムを3枚発表されていますが、今回はその第2作で、富田さんのシンセサイザー音楽としての5作目にあたる、1977年12月に発表されたアルバム「宇宙幻想」を紹介させていただこうかと。クラシックの名曲で展開される、富田さんの壮大なスペースファンタジーです。システム的にはこのアルバムからデジタルシーケンサーが導入されたそうです。
 アルバム1曲目は「Space Fantasy」。まずは静かに、そしてダイナミックに“ツァラトゥストラはかく語りき”が壮大にながれます。その後ゆったりと幻想的な雰囲気になるも、次は高らかにブラスサウンドが響いて。“ワルキューレの騎行”が勇ましく力強くながれて。続いてはゆったりと大きなうねりでダイナミックに“タンホイザー序曲”が。最後は再び“ツァラトゥストラはかく語りき”が迫力たっぷりに響いて。宇宙のスケールの大きさが伝わってくる感じですね。凄まじいオープニングです。
 2曲目は「Pacific 231」。オネゲル氏の曲です。神秘的な感じで静かにはじまるも、衝撃的な爆発音が響き、そしてダークなリフが力強く鳴り、緊張感たっぷりにパワフルにスリリングに全編展開していって。
 3曲目は「答えのない質問」。アイヴズ氏の曲です。幻想的な奥深いサウンドからゆったりと神秘的にはじまってゆったりと大きくうねって。そしてそのなかを時折力強いホーンサウンドが響きます。終盤には電子音が加わって。真っ暗な空間に漂っているかのような感覚ですね。
 4曲目は「Star Wars」。テクノっぽいリズムとサウンドからはじまって、口笛のようなサウンドでメインテーマがながれて。そして電子音でメロディが奏でられ、中盤ではダイナミックに。その後再び口笛のメロディがながれるも、急に“エリーゼのために”のメロディになって。ラストはダイナミックにFin。てっきり壮大なオケサウンドで聴かせてくれるのかと思って期待してたら、おもいっきり外してくれましたね。
 5曲目は「Aranjuez」。ロドリーゴ氏の曲。衝撃音からはじまって、ゆったりとしっとりと哀愁ただようメロディがながれて、そして口笛サウンドでゆったりとメロディが奏でられ、その後女性のスキャットのような音色が響くも、重厚なストリングスサウンドやパイプオルガン風のサウンドが響いて、そしてダイナミックに。広大な空間での孤独感のようなのも伝わってきますね。
 6曲目は「Solveig’s Song」。グリーグ氏の曲。しっとりとしたギターのようなサウンドの単音メロディがゆったりとながれ、そして暗く哀しく切なく展開していって。終盤では一転リズミカルで明るく楽しいメロディがながれるも。再びしっとりとゆったりと。 7曲目は「Hora Staccato」。からはじまって、アップテンポでにぎやかなパレード風サウンドが元気よく明るく楽しくながれて。トイピアノサウンドやチューバサウンドもいいアクセントになってますね。中盤ではダイナミックなオケサウンドも加わって。終盤ではリズミカルにテクニカルにスリリングに楽しく展開して。
 8曲目は「ソラリスの海」。バッハ氏の”3声のインヴェンション第2番“”我汝に呼ばわる主イエスキリストよ”が使われています。ダイナミックなパイプオルガンサウンドが衝撃的に響き、そして小鳥のさえずりのような音がジェットストリームサウンドと共にながれ、そしてストリングスのダイナミックなサウンドが響き、奥深いコーラスサウンドがながれ、そしてオルガンサウンドがうねって、再び衝撃的なパイプオルガンサウンドが響いたあと、ダイナミックに。中盤ではオルガンサウンドがゆったりと哀愁たっぷりにながれ、徐々に力強くなって。その後幻想的なサウンドがゆったりとながれ、徐々にドラマティックに盛り上がっていって。
 宇宙の壮大さや、暗く神秘的な感じが伝わってくるかのようなシンセサイザーによる音世界が味わえますね。

SIBERIAN NEWSPAPER  HISTORIA★SIBERIANA

2012-08-07 06:20:27 | フュージョン
 ヴァイオリン奏者を擁する、とっても爽やかな心地よく楽しいサウンドで楽しませてくれるバンド、<SIBERIAN NEWSPAPER>。TV番組やCM等に多くの曲が使われているようです。メンバーはリーダーでギターの<阿守孝夫さん>、ヴァイオリン<土屋雄作さん>、ピアノ<藤田一宏さん>、パーカッション<平尾正和さん>、コントラバス<山本周作さん>、クラシックギター<真鍋貴之さん>。現在はこの6名のようですが、もう1名、現在長期休養中のディジュリドゥ他の<藤田聡さん>がいらっしゃいます。2005年に結成され、2006年に1stアルバム「ASIATIC SPY」を発表され、2008年に2ndアルバム「COMICAL SALUTE」を発表。さらに2009年にはクラシックの超有名曲<ヴィヴァルディ>の「四季」をアレンジしたコンセプトアルバムを発表されます。大活躍のバンドは2010年11月に今回紹介させていただくオリジナル3rdアルバム「HISTORIA★SIBERIANA」を発表されます。豪華な額縁のなかに海中から水面をみているかのような涼しげな素敵なジャケットですね。
 アルバム1曲目は「Crossing the Tundra」。アップテンポのテクニカルなヴァイオリンリフからパワフルにスリリングに、そしてにぎやかにはじまって、それがミドルテンポになってヴァイオリンの伸びやかな音色が美しく響いて。そして再びアップテンポになって躍動感たっぷりのギターのカッティングリフがはいって、ヴァイオリンが伸びやかに奏でて。その後、綺麗なピアノリフをバックにヴァイオリンが伸びやかに、そしてアップテンポのノリノリモードでリズミカルに爽やかに。
 2曲目は「舌足らずな私」。ヴァイオリンのテクニカルなリフからパワフルなブレイクリフをはさんでダイナミックなリフが。そして躍動感たっぷりに盛り上がって、ヴァイオリンが爽やかなメロディを奏でて。中盤ではミドルテンポになってゆったりと心地よく、その後ダイナミックに盛り上がって。
 3曲目は「Parade」。ダイナミックなリフからヴァイオリンがズンズン響く力強いリズムにのってパワフルに弾き、そして哀愁を感じるメロディを奏でて。その後ギターが躍動感溢れるリフから哀愁漂うリフを奏で、ドラマティックに展開していって、明るく爽やかな感じに。
 4曲目は「世界の果てへ連れ去られ」。ミドルテンポのギターのカッティングリフから雄大にはじまって、跳ねるようにリズミカルになって、ヴァイオリンの伸びやかな音色がながれて。その後ヴァイオリンのリズミカルなリフからギターがゆったりとほのぼのした感じのリフを奏でて。終盤ではダイナミックに盛り上がって、綺麗なギターリフをバックにヴァイオリンがゆったりとたおやかに。
 5曲目は「Good Weather Makes Me Happy」。ヴァイオリンのアップテンポのスリリングなリフからはじまって、ミドルテンポになってゆったりと明るく爽やかな感じになり、ヴァイオリンが綺麗なメロディを伸びやかに奏でて。中盤ではスティールドラムのような音色が綺麗に響いて、そしてギターのリズミカルなリフにのってヴァイオリンがたおやかに。
 6曲目は「Pluto Lemonsky」。ギターのカッティングリフから爽やかにはじまって、ギターの綺麗なハーモニクスサウンドが響き、ヴァイオリンの伸びやかな音色が綺麗なピアノリフとともにたおやかにながれて。その後、シンセのうねるサウンドが幻想的に響きわたり、そしてピアノリフ・ギターのアルペリフをバックに、ヴァイオリンの美しい音色がゆったりとたおやかにながれて。
 7曲目は「Celtic Fifth」。“スパイ大作戦”風のピアノのダークなリフからダイナミックなリフがはいって、そしてヴァイオリンが明るく爽やかな感じのリズミカルなリフをパワフルに。その後ダイナミックなリフからヴァイオリンが力強くメロディを奏で、そしてヴァイオリンのリズミカルなリフからシンセサウンドがうねって。
 8曲目は「in Fahrenheit」。アップテンポのドライブ感満点のギターのパワフルなリフからノリノリではじまって、ヴァイオリンのヘヴィなリフが。めっちゃかっくいいっす。その後ヴァイオリンが伸びやかに艶やかに奏で、そしてパワフルなリズムにのってリズミカルなノリノリのリフを。
 9曲目は「Modern Matryoshka」。ヴァイオリンのゆったりとほのぼのした感じのメロディがたおやかにながれ、ギターのリズミカルなリフがはいってヴァイオリンがエレガントでオシャレな感じのリフを。その後パワフルに盛り上がってから、スネアのマーチングリズムがはいって、ヴァイオリンがゆったりと雄大に奏でて、そしてリズミカルなリフへ。 10曲目は「Hysteria Siberiana」。ヴァイオリンの郷愁ただようメロディがゆったりとながれ、ギターの綺麗なリフをバックに、ヴァイオリンがしっとりとメロディを奏でて。その後ギターのハープのような美しい音色のリフと、ヴァイオリンのリズミカルなリフからゆったりと雄大に、そしてダイナミックに。中盤ではヴァイオリンのエモーショナルなソロがたおやかに。そしてヴァイオリンとギターがユニゾンで奏でて。
 11曲目は「Near And Far」。ピアノのしっとりとした美しいリフと、コントラバスの伸びやかなベースサウンドからムーディにはじまって、ヴァイオリンのしっとりとした音色がゆったりながれ、そしてピアノのしっとりと美しいソロへ。その後ピアノのしっとりとしたリフと伸びやかなベースサウンドが味わい深くながれ、ヴァイオリンがゆったりと伸びやかに。
 12曲目は「Marry Me Burry Me」。ガットギターの素朴な音色がほのぼのした感じのメロディをゆったりと奏でて。1分半弱のギターソロの小曲です。
 このアルバムでも大自然の広大な景色や街中の風景など、世界各地の様々な景色が思い浮かべられるような、のどかで爽やかな曲や楽しい曲、アツく激しい曲、しっとりと美しい曲などたっぷりと素敵なサウンドが楽しめますね。

SIBERIAN NEWSPAPER  COMICAL SALUTE

2012-07-14 07:09:48 | フュージョン
 ヴァイオリン奏者を擁する、とっても爽やかな心地よく楽しいサウンドで楽しませてくれるバンド、<SIBERIAN NEWSPAPER>。TV番組やCM等に多くの曲が使われているようです。メンバーはリーダーでギターの<阿守孝夫さん>、ヴァイオリン<土屋雄作さん>、ピアノ<藤田一宏さん>、パーカッション<平尾正和さん>、コントラバス<山本周作さん>、クラシックギター<真鍋貴之さん>。現在はこの6名のようですが、もう1名、現在長期休養中のディジュリドゥ他の<藤田聡さん>がいらっしゃいます。2005年に結成され、2006年に1stアルバム「ASIATIC SPY」を発表され、2008年に今回紹介させていただく2ndアルバム「COMICAL SALUTE」を発表されます。
 アルバム1曲目は「COMICAL SALUTE」。アップテンポのヴァイオリンの明るく爽やかなリフからはじまるも、ミドルテンポになってゆったりと穏やかな感じに。そしてピアノとアコギの綺麗なリフがゆったりながれるなか、ヴァイオリンが伸びやかにほのぼのした感じのメロディを奏でて。その後静かになってヴァイオリンのリズミカルなリフがながれるなか、キーボードのクリスタルな音色が綺麗に響き、徐々にパワフルに盛り上がっていって、ヴァイオリンの力強い音色が伸びやかに響いて。終盤ではヴァイオリンのほのぼのした感じのメロディがながれたあと、ダイナミックで壮大なリフがはいって、ヴァイオリンが力強く奏で、ギターが激しくエネルギッシュにリフを。ラストは静かにしっとりと。
 2曲目は「PERPETUUM MOBOLE」。アップテンポのリズミカルでスリリングなリフからはじまって、アコギの爽やかなリフにのって、ヴァイオリンの伸びやかな音色が美しく響いて。そしてリズミカルなリフから爽快感たっぷりに。まるで空を高速で飛んでいるかのようです。中盤ではヴァイオリンのアグレッシブなソロ、そしてパワフルなリフを挟んでエモーショナルなソロを。終盤ではパワフルに盛り上がって、ブレイクリフをキメて。めっちゃかっくいい曲ですね。
 3曲目は「NEW DELHI STREAM」。ピアノのリズミカルなリフにのってヴァイオリンが艶やかな音色を響かせ、そしてリズミカルなリフからゆったりとしっとりと。その後、ピアノのパワフルなリフから盛り上がっていって、ダイナミックなリフが。中盤ではヴァイオリンのアグレッシブなソロが。その後、ピアノのパワフルなリフにのってリズミカルに展開して。
 4曲目は「MISS SOLENCE」。ヴァイオリンの伸びやかな音色がゆったりと雄大にながれ、スネアロールからアコギのリフがゆったりと響き、ヴァイオリンの哀愁ただようメロディがしっとりとながれて。そしてハープのような音色が」綺麗にゆったりと響いてからダイナミックなリフが雄大にながれて。中盤では静かになってピアノリフが綺麗に響き、ヴァイオリンのしっとりとした音色がたおやかにながれ、そして徐々に盛り上がっていってパワフルにダイナミックに。終盤ではパワフルなリフからヴァイオリンの艶やかな音色がゆったりとながれ、ハープのような音色が綺麗に印象的に響いて、そしてダイナミックに盛り上がっていって。
 5曲目は「QUALIA」。アコギのリズミカルなリフからミドルテンポではじまって、リズミカルにメロディを奏で、そしてヴァイオリンのフィンンガーピックリフとユニゾンで綺麗に。中盤ではアコギのエモーショナルなソロが。そして再びテーマリフからアコギとヴァイオリンが綺麗なユニゾンでほのぼのした感じのメロディを奏でて。
 6曲目は「ONDINE」。アコギのアルペリフがゆったりと叙情的にながれ、ヴァイオリンの艶やかで美しい音色がしっとりと響いて。そしてアコギのリズミカルなリフがはいって、ヴァイオリンが伸びやかに奏でて。その後、ピアノのしっとりと綺麗なリフにヴァイオリンがフィルを入れ、伸びやかに奏でて、そしてシンバルロールとともに盛り上がって。中盤ではメルヘンチックで明るく楽しいリフがリズミカルにながれ、力強いベースリフと、アコギの軽快なカッティングリフ、ヴァイオリンのリズミカルなリフが。終盤ではしっとりとした感じになり、一旦止まってからゆったりとリフがながれて。
7曲目は「LITHUANIAN TANZE」。アコギ曲です。リズミカルなリフから躍動感たっぷりの力強いリフが。そして激しくダイナミックに鳴らして。めっちゃパワフルでかっくいいっす。
 8曲目は「WORDS ROBIN TALKS ARE」。アコギのリズミカルなリフにのってヴァイオリンが伸びやかに奏で、そしてアコギとヴァイオリンが跳ねるようなリズムで明るく楽しいリフを。その後、ヴァイオリンがテクニカルなリフから伸びやかに美しく奏で、そしてパワフルに盛り上がって。
 9曲目は「GOOD BURNING! O’SILK (she will shoot down mars at o’silk)」。ダイナミックなリフからパワフルにはじまって、アコギリフにのってヴァイオリンが伸びやかに。そしてヴァイオリンのリズミカルなリフからピアノリフがはいってヴァイオリンが力強く奏でて。その後ヴァイオリンのテクニカルなリフから、パワフルなバンドリフとディジュリドゥの掛け合いが。中盤ではバンドの哀愁を感じるリフからアコギのエモーショナルなソロへ。終盤ではパワフルなバンドリフから、ヴァイオリンが伸びやかに哀愁たっぷりに奏で、ラストはしっとりと。
 10曲目は「LEICHTES UND KLEINES ENUETT」。ピアノのしっとりとしたリフがゆったりと響き、ヴァイオリンの叙情的な音色がのびやかにながれて。そしてピアノリフが綺麗に響き、ヴァイオリンがフィルを入れ、ピアノリフが力強く響き、ヴァイオリンもパワフルに。その後、ピアノのパワフルなリフからヴァイオリンが艶やかな音色を響かせて。
 11曲目は「MARTYRE DE SAINT-GERMAIN」。アコギのゆったりとしたリフからはじまって、しっとりとしたメロディを奏で、ヴァイオリンが郷愁ただようメロディを奏でて、徐々にドラマティックに盛り上がって。中盤ではアコギのしっとりとしたソロが。その後ヴァイオリンのほのぼのするようなメロディが伸びやかに美しくながれ、再びドラマティックに盛り上がって。
 このアルバムでも大自然の広大な景色や街中の風景など、世界各地の様々な景色が思い浮かべられるような、のどかで爽やかな曲や楽しい曲、アツく激しい曲、しっとりと美しい曲などたっぷりと素敵なサウンドが楽しめますね。この後、4月に東名阪ワンマンツアーを敢行され、12月にはそのライブを収録したDVDを発表されます。