ひよりの音楽自己満足

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Muff Total Experience

2013-03-20 23:16:12 | フュージョン
 <Stella Lee Jones>や<KTG>や<taika>などでめっちゃテクニカルでタイトでグルーヴィで、しかも曲を引き立てる絶妙なドラミングを披露してくれるドラマー<谷本朋翼さん>。ライブのMCでのライブ告知やblogなどで朋翼さんが<Muff>というバンドでも活躍されているとのことで、一体どんなサウンドを聴かせてくれるバンドなのかすっごい興味ありました。で、以前のライブのときに物販で<Muff>のアルバムも販売されていたもので、購入して楽しみにしていました。
 バンドのサイトのプロフィールによれば、<Muff>は、2002年4月ころにグランジバンドとしてトリオ編成でスタートされたそうです。2005年8月からサウンドの大転換を計ってインスト化し、翌2006年8月にCD-Rでミニアルバム「PSYCHEDELIA」を発表され、野外イベントやクラブパーティ等にも出演され、活動の幅を広げたそうです。2007年2月より“光と音のサイケデリック”グッドトリップパーティを不定期ながら開催され、2009年7月にフルアルバム「Jammin’ together」を発表されます。その後メンバーの脱退等で1年近くの休養期間もあったようですが、復活し、2012年に今回紹介させていただくアルバム「Total Experience」を発表されます。万華鏡のようなジャケット、とっても綺麗です。
現メンバーは、ギター&テルミン他<田口将之さん>、ギター<河野譲さん>、パーカッション<北原トモヤさん>、ベース<吉川衛さん>、ライティング<山田純さん>、そしてドラムス朋翼さんの6人のようです。またこのアルバムには数名のゲストミュージシャンの方々が参加されています。
 アルバム1曲目は「Crystal Smoking Flavor」。アヒルの鳴き声のようなリフがリズミカルにながれ、ミドルテンポのリズムにのってギターのファンキーなリフと、ヴィブラホン風のクリズタルなサウンドがゆったりとながれて。その後、ノリノリモードで女性コーラス風サウンドがながれ、うねるベースをバックにギターのエモーショナルなソロが。そしてダイナミックなリフがパワフルに。
 2曲目は「ONE」。ドラムのミドルテンポのリズムからギターのファンキーなリフがはいって、そしてギターのアラビアン風リフ、ギターとゲストSax奏者のユニゾンリフがうねるベースをバックにながれ、その後、ファンキーなカウベルリズムにのってギターとSaxのユニゾンリフからSaxのエモーショナルなソロへ。後半では一転シャッフル風のリズムになって明るく爽やかなリフが伸びやかにながれ、うねりまくりのベースやブレイクリフが。ラストはアップテンポのラテンノリノリモードになってユニゾンリフをキメて。
 3曲目は「Labyrinth」。ギターのリズミカルなリフとうねりまくるベースからはじまって、ブレイクリフをキメてからアップテンポのノリノリモードで、ドラムが叩きまくってテクニカルにリズムを刻み、ギターが伸びやかに奏でて。その後一転SWINGリズムになってギターのテクニカルなソロが。ドラムは叩きまくってます。中盤ではバンドリフとパーカッションソロの掛け合いが。そこに伸びやかなギターとうねりまくりベースが加わって、そこからギターのエモーショナルなソロが。終盤ではバンドリフとドラムス&パーカッションの叩きまくりの掛け合いが。ラストはギターリフがゆったりと。
 4曲目は「Black Moon」。70年代DISCO風のアップテンポビートからノリノリではじまって、パーカッションがコンガを叩きまくって。そしてギターのワウを効かせたリフ、ギターの揺れるリフがノリノリでながれて。中盤ではミドルテンポになってパーカッションソロが。その後シンセ風の幻想的なサウンドがゆったりとながれ、ウインドベルが綺麗に響き、ギターがリズミカルなリフからエモーショナルなソロを。終盤では再びアップテンポのDISCOビートにのってギターのファンキーなカッティングリフや揺れるリフがながれ、そこにまるでお経のようなヴォイスがはいって。そしてギターのワウを効かせたソロも。
 5曲目は「Kido Cluch」。プロレスファンなのかな?名手“いぶし銀”木戸選手の決め技ですね。アップテンポのハイハットのリズムからギターがノリノリでリズミカルなリフを弾き、そしてトロピカルで爽やかなフレーズを奏でて。中盤ではギターがディレイを効かせて幻想的に奏で、そこからエモーショナルなソロへ。その後、ミドルテンポのマンボ風のダンサブルな感じになって。終盤ではアップテンポのサンバ風のノリノリトロピカルモードになって。
 6曲目は「FREE BIRD」。ダイナミックなリフからミドルテンポでファンキーなギターリフがノリノリではいって、女性コーラス風サウンドもはいって明るく楽しい感じに。そしてギターとベースのユニゾンリフからミドルテンポのレゲエモードになってギターのワウリフとベースのチョッパーリフが。その後ブレイクリフから再びアップテンポのファンキーで明るく楽しい感じになってギターのエモーショナルなソロへ。ラストはギターとベースがユニゾンをキメて。
 7曲目は「My Little Tokyo 311 Remix」。CD HATAさんのRemixバージョンです。アップテンポのDISCO風テクノビートにのってノリノリモードでファンキーなリフがながれ、そしてギターが伸びやかに。中盤にはパーカッションソロが。
 8曲目は「SUNSHOWER」。KOBANさんのRemixバージョンです。波の音からはじまって、ディレイを効かせたギターサウンドがゆったりとながれ、そしてアップテンポのノリノリのラテンリズムがはいって、ギターの軽快でテクニカルなリフが。その後アップテンポのリズムでシンセの幻想的なサウンドが響いて、そして元のギターの軽快なリフに戻って。
 とっても楽しいファンキーなJAZZフュージョンサウンドがたっぷりで、これはもう思わず踊りたくなっちゃいそうです。踊れませんけど。でもでもライブ、ほんと楽しそう。この楽しいサウンドにさらにライティングが加わるわけですから、音と映像でトリップするでしょうね。いつか機会があればライブ観にいってみたいっす。

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