ひよりの音楽自己満足

自分の好きなアルバムやアーティストを紹介させていただきます。

KIYO*SEN  Trick or Treat

2016-11-19 21:38:25 | フュージョン
 かの“手数王”の愛弟子の美少女ドラマー<川口千里さん>と、様々なセッションやソロで活躍され、アルバムも何枚も発表され、2012年には<Casiopea 3rd>に加入されて大活躍中の美女オルガニスト<大高清美さん>のお二人のDUOユニット<KIYO*SEN>。2014年1月に1stアルバム「CHOCOLATE BOOSTER」を発表され、4月にはライブDVD「Choco-Boo Live!」を発表されました。テクニカルでパワフルながらも繊細で美しく優しさや温かみもあるとっても素敵なサウンドで。そして2015年6月に2ndアルバム「DUOLOGY」が発表され、2016年10月に今回紹介させていただく3rdアルバム「Trick or Treat」が発表されました。タイトルも発売日もハロウィンに合わせて、ジャケットも小悪魔的で綺麗で可愛くて。裏ジャケのイラストもとっても可愛いんですね、これが。で、このアルバムにも2nd同様にゲストでギタリスト<矢掘孝一さん>と、ベーシスト<Duke Sarashinaさん>が参加され、今回さらにベース<David Hughesさん>が参加されています。
 1曲目は「Eternal Ability」。ダイナミックなオルガンリフとパワフルな叩きまくりドラムから盛大にはじまるも、ミドルテンポのオルガンリフから静かになって、オルガンがのびやかに奏で、そこからテクニカルなソロを。その後一転アップテンポのノリノリドライブモードになって、オルガンがのびやかに奏でて。中盤では一旦止まってからオルガンのリズミカルなリフからドラムの叩きまくりソロが。そしてミドルテンポでオルガンのテクニカルなソロ。終盤ではダイナミックリフからオルガンがのびやかに奏で、ラストはダイナミックリフから激しく盛り上がって、そのまま叩きまくりドラムソロへ。
 2曲目は「Mood ‘68」。ギターのリズミカルなリフからアップテンポではじまって、オルガンがのびやかに奏で、そこからミドルテンポになってギターののびやかなソロへ。そしてそれがアップテンポになってギターの弾きまくりソロに。その後ミドルテンポに戻ってギターがゆったりとのびやかに奏で、そこからキーボードソロへ。そしてドラムの叩きまくりブレイクからアップテンポになってキーボードのテクニカルソロへ。終盤ではギターのヘヴィリフからアップテンポでオルガンがのびやかに奏で、ブレイクからギターがのびやかに奏で、その後アップテンポになって、ギターの弾きまくりソロへ。ラストはブレイクからギターリフにのってドラムの叩きまくりソロへ。
 3曲目は「Haphazardly」。アップテンポの叩きまくりドラムからベースのチョッパーリフがはいって、ダイナミックリフからオルガンがのびやかに奏で、ドラムが叩きまくり、アップテンポのノリノリのドライブモードでオルガンがのびやかに奏で、テクニカルなブレイクからドラムが叩きまくって。中盤ではモーグのテクニカルなソロが。そしてブレイクからオルガンのリズミカルなリフにのってドラムの叩きまくりソロへ。終盤ではアップテンポでオルガンがのびやかに奏で、ラストはダイナミックなブレイクが。スリリングでめっちゃ楽しい曲ですね。
4曲目は「Adventure」。オルガンがのびやかに奏で、パワフルな叩きまくりドラムがはいって、そこからハイテンポのスリリングなレースモードになってキーボードのテクニカルリフとベースのスラップリフと叩きまくりドラムがスリリングに展開して。まさに手に汗握るって感じですね。その後オルガンのリズミカルリフにのってベースのテクニカルなスラップソロ、続いてオルガンのテクニカルなソロが叩きまくりドラムとともにスリリングに。中盤では一旦クールダウンしてオルガンがのびやかに幻想的に奏で、ミドルテンポの静かなリズムからオルガンのエモーショナルなソロが。終盤ではダイナミックリフからオルガンがのびやかに奏で、スネアロールから盛り上がって再びハイテンポのレースモードになってオルガンのリズミカルリフとベースのテクニカルリフと叩きまくりドラムがスリリングに展開してめっちゃ盛り上がって。すさまじいっすね。
 5曲目は「5 Meters High」。グルーヴィなベースリフにのってキーボードのリズミカルがながれ、オルガンがのびやかに奏で、オルガンのテクニカルフィルと叩きまくりドラムのブレイクが。中盤ではキーボードのテクニカルなソロが。終盤ではテクニカルなブレイクからオルガンのテクニカルなソロが。
 6曲目は「Violet Shoes」。オルガンがゆったりとアヴァンギャルド風に弾き、ドラムも叩きまくってフリーインプロに世界に。その後ブレイクからオルガンがのびやかに奏で、テクニカルなフィルを入れ、盛り上がっていって。終盤ではアップテンポのドコドコ激しいドラムにのってオルガンのテクニカルなソロが。
 7曲目は「2B Out Break」。アップテンポのノリノリのドライブモードでオルガンがのびやかに奏で、テクニカルなブレイクからミドルテンポになって、オルガンのリズミカルなリフからギターのテクニカルなソロとオルガンのテクニカルなソロの掛け合いバトルが展開して。中盤ではアップテンポのドライブモードでドラムが叩きまくるなか、オルガンのテクニカルなソロが。その後ミドルテンポになってドラムの叩きまくりソロへ。終盤ではノリノリドライブモードでオルガンがのびやかに奏で、テクニカルなブレイクからミドルテンポになってギターのテクニカルなソロへ。
 8曲目は「0402」。シーケンスのアップテンポのリズムからパワフルなドラムがはいってキーボードのリズミカルリフが明るく爽やかにながれ、オリガンがのびやかに奏でて。中盤ではシンセのテクニカルなソロ、続いてオルガンのテクニカルなソロが。ドラムも叩きまくって、そのままドラムソロへ。終盤ではアップテンポでオルガンがのびやかに奏で、ドラムが叩きまくって。
 9曲目は「Haphazardly Reprise」。キーボードがゆったりとしっとりと奏で、ミドルテンポの静かなリズムがはいって、ギターがナチュラルサウンドでのエモーショナルなソロを。そしてオルガンが力強くのびやかに奏で、ユニゾンでブレイクをキメて。その後オルガンとギターがエモーショナルなソロを。
 まさにおもちゃ箱をひっくり返したような楽しさいっぱいで、さらにビックリ箱のように何が飛び出すかわからないスリルもたっぷり味わえてハロウィンにふさわしいとっても楽しいアルバムですね。その時期に紹介できなくてほんっと申し訳ないっす。それにしても2014年から毎年アルバムを発表されるってすごいっすね。


安藤升二さん Strange Another Planet 

2016-06-27 06:43:39 | フュージョン
 インディーズレーベルの集合体「FENICE」の主催者でコンポーザー・ギタリストの<安藤升二さん>。安藤さんは2002年に「FENICE」内にレーベル事業部を立ち上げ、多くのバンドをリリースし、2006年からレコーディングエンジニアとしても活躍され、2014年に1stソロアルバム「The Wonder of Shangri-La」を発表されます。そして翌2015年に今回紹介させていただく2ndアルバム「Strange Another Planet」を発表されます。メンバーは、前作と同じくドラムス<吉田達也さん>、ヴォーカル<川崎里子さん>、そして今回アルト&ソプラノSax<佐藤研二さん>、テナーSax<樗木雄介さん>が全曲に参加され、その他多くのミュージシャンの方々が参加されています。ジャケットも今回も可愛らしくも不思議で、ちょっぴり不気味感のあるジャケットですね。
 アルバム1曲目は「Bird Is Watching」。キーボードのリズミカルなリフからSaxが力強くのびやかにファンファーレのように高らかに奏で、バスドラのリズムからダイナミックなブレイクがはいって、ミドルテンポのグルーヴィでノリノリモードでSaxが明るく爽やかにのびやかに奏で、ギターがフィルを入れ、ダイナミックリフからドラムが叩きまくって。中盤ではギターリフからドラムが叩きまくり、そこからギターのリズミカルなソロへ。そしてダイナミックリフからSaxのテクニカルなソロへ。ドラムも叩きまくって。終盤ではダイナミックリフからギターの弾きまくりソロへ。ドラムも叩きまくって。
 2曲目は「Your Dog Is Waiting」。ピアノのミドルテンポのリズミカルなリフから女性のスキャットがはいって、ユニゾンで爽やかに。そしてギターがメロウにゆったりと奏で、Saxがのびやかに奏でて。中盤ではダイナミックリフからギターのエモーショナルなソロ、Saxのエモーショナルなソロが。そしてSaxがのびやかにドラマティックに奏でて。終盤ではドラムが叩きまくるなか、ギターのエモーショナルなソロ、Saxのエモーショナルなソロが。ラストはダイナミックリフからゆったりとゆっくりと。
 3曲目は「Capybara Of Twilight」。アコギのミドルテンポのカッティングリフから女性のスキャットがリズミカルに。そしてうねるべースにのってSaxとギターがのびやかに。その後、一旦止まってからギターのエモーショナルなソロが。終盤では女性のスキャットがゆったりとのびやかにながれ、ギターものびやかに奏で、女性スキャットがのびやかにドラマティックに。
 4曲目は「Flying Totem Pole」。ギターのリズミカルなヘヴィリフとSaxのフィルがミドルテンポのファンキーモードでながれ、ダイナミックリフと叩きまくりドラムが。そしてギターリフからSaxのアグレッシブなソロが。その後Saxのパワフルなリフからリズミカルな女性スキャットがはいって、アップテンポのノリノリモードでリズミカルに。中盤ではミドルテンポのギターリフからダイナミックリフと叩きまくりドラムがはいって、そこからシンセのテクニカルなソロが。終盤ではパワフルなSaxリフとオルガンのリズミカルなリフからテナーSaxのテクニカルなソロへ。ラストはパワフルなリフと叩きまくりドラムフィルが交互に。
 5曲目は「Galapagos Blues」。ダイナミックリフから賑やかにスリリングにはじまって、ミドルテンポのSaxのパワフルなリフと叩きまくりドラムがはいって、ベースがうねるなか、ギターのエモーショナルなソロが。その後アップテンポのノリノリモードでSaxのパワフルなリフがながれ、そこからギターの弾きまくりソロが。中盤ではギターとSaxがユニゾンでのびやかに奏で、そこからテナーSaxのテクニカルなソロが。その後パワフルなリフと叩きまくりドラムが。終盤ではダイナミックなリフからドラムが叩きまくり、ギターとSaxがユニゾンでパワフルなリフを。ドラムも叩きまくって。
 6曲目は「Your Life」。アコギのゆったりとしたリフにのってSaxがのびやかに奏で、Saxのリズミカルなリフから女性スキャットがのびやかにながれ、Saxが力強くのびやかに。その後Saxのエモーショナルなソロが。それがドラマティックに盛り上がって。
 7曲目は「Beaver’s Works」。♪おぉ~!エンヤコラ!って掛け声からSaxがサーカスのテーマ曲風のメロディを力強く奏で、ダイナミックなリフから男性スキャットがリズミカルに。ドラムも叩きまくって。そしてSaxがパワフルにリズミカルに、女性スキャットがのびやかに爽やかに。その後リズミカルなSaxリフと男性スキャットからSaxのテクニカルなソロへ。中盤では女性スキャットがリズミカルに爽やかにながれ、そこからSaxのエモーショナルなソロへ。終盤では男女のスキャットがのびやかにながれ、Saxが力強くのびやかに奏でて。ラストは♪エンヤコラ!って。
 8曲目は「Hippopotamus」。Saxと男性スキャットからゆったりとはじまって、女性コーラスからアコギのテクニカルなリフがはいって、Saxがのびやかに爽やかにかなで、女性コーラスがリズミカルに。
 9曲目は「Kangaroo Kick」。ミドルテンポのパワフルなリズムにのってSaxのパワフルでリズミカルなリフがはいって、キーボードのリズミカルなリフからSaxのテクニカルなソロが。そしてダイナミックリフからリズミカルな女性スキャットがはいって、Saxとユニゾンでリズミカルに。中盤ではダイナミックリフからテナーSaxのパワフルなソロ、ギターのテクニカルなソロが。終盤ではダイナミックリフからSaxがのびやかに奏で、ブレイクをキメて。
 10曲目は「Hyper Hyrax Star」。パワフルなドラムからアップテンポでテクニカルなリフとブレイクがスリリングに。そしてテクニカルなリフからアルトSaxのテクニカルなソロ、テナーSaxのテクニカルなソロが。中盤ではギターと女性スキャットのユニゾンから女性ヴォーカルがパワフルにリズミカルに歌って。そしてSaxが明るく爽やかにのびやかに奏でて。終盤ではドラムフィルからオルガンのリズミカルなリフがはいって、ダイナミックリフからブレイクをキメて、テクニカルなユニゾンリフがスリリングに展開し、女性コーラスがのびやかにながれて。そしてギターのヘヴィリフがリズミカルに、オルガンがのびやかに奏で、ピアノの流麗なリフからギターのテクニカルなソロが。ドラムも叩きまくって。その後、女性ヴォーカルがパワフルにリズミカルに歌い、Saxが明るく爽やかにのびやかに奏で、ラストはブレイクをキメて。
 前作同様にフュージョンな感じですが、Saxが加わってよりパワフルになって、少しJAZZ寄りになって、一層幅が広がって、さらには威勢のいい曲や、スキャットだけでなく、力強い歌声も聴けて嬉しくなっちゃいました。テクニカルな弾きまくり吹きまくり叩きまくりも存分に楽しめ、じっくり聴かせる曲もあって、アルバム通して楽しめますね。次回作も期待したいっす。

安藤升二さん  The Wonder of Shangri-La

2016-05-01 13:00:52 | フュージョン
 先日、某CD店のジャパンプログレコーナーを見ていた時、ふとこの可愛くも不思議なジャケットが目に留まりました。で、何か面白そうな音楽が聴けるのではないかと思い、また、アヴァン系だったらヤダなと思いつつもジャケットの魅力が勝ってそのままレジへ。
 CD帯より。インディーズレーベルの集合体「FENICE」の主催者でコンポーザー・ギタリストの<安藤升二さん>。安藤さんは小学生の頃からガットギターとピアノを、中学生頃からエレキギター・ベースを弾きはじめ、ロックバンドやJAZZバンドに参加され、2000年にインディーズレーベルに参加され、2002年に「FENICE」内にレーベル事業部を立ち上げ、多くのバンドをリリースし、2006年からレコーディングエンジニアとしても活躍されているそうです。そして2014年に自身初のソロアルバムである本作品「The Wonder of Shangri-La」を発表されます。ドラムス<吉田達也さん>、ヴォーカル<川崎里子さん>が全曲に参加され、他多くのミュージシャンの方々が参加されています。
 アルバム1曲目は「Falcon」。ミドルテンポのハンドクラップが聴こえてきて、アコギのリズミカルなリフからダイナミックなリフとパワフルなドラムがはいって、リズミカルなスキャットが爽やかにながれ、ギターのハーモニクス音が綺麗に響き、ブレイクリフと叩きまくりドラムフィルが交互に。その後リズミカルなスキャットが楽しく爽やかにながれ、そこからギターのテクニカルなソロが。終盤ではアップテンポのノリノリのドライブモードになって爽やかに。
 2曲目は「Cat’s Eye」。ガットギターのテクニカルなリフからミドルテンポでギターがのびやかにトワイライトモードで奏でて。そしてパワフルなブラスサウンドのダイナミックなリフと叩きまくりドラムから盛り上がって、ギターとスキャットがユニゾンでのびやかに。中盤ではブレイクからギターのヘヴィダークリフがリズミカルにながれ、ダークなスキャットとブラスサウンドがユニゾンでパワフルに。終盤ではブレイクと叩きまくりドラムからアコギのリズミカルなリフにのってギターのダークでヘヴィなソロが。ドラムも叩きまくって。その後ブラスサウンドとスキャットがのびやかに爽やかにながれ、叩きまくりドラムとともに盛り上がって。ラストはパワフルなブレイクからギターのテクニカルな弾きまくりソロが。
 3曲目は「Mother’s Flowerbed」。リズミカルなギターリフが軽やかに爽やかにながれ、シンセのリズミカルなリフからギターとヴォーカルがユニゾンでリズミカルに爽やかに。そしてパワフルなドラムとともに盛り上がって。
 4曲目は「Jellyfish Dances」。ダイナミックでテクニカルなリフからミドルテンポでブラスサウンドのパワフルなリフがはいって、のびやかに、リズミカルに。その後、静かになってシンセサウンドが幻想的にながれ、ピアノのほのぼのしたリズミカルなリフからヴォーカルがスキャットをのびやかに。終盤ではダイナミックリフからブラスサウンドがのびやかにながれ、ブラスとスキャットがユニゾンでのびやかに。さらにヴォーカルがハイトーンでスキャットを。ラストはパワフルなドラムとともに盛り上がって。
 5曲目は「Squirrel’s Funk」。ダイナミックリフと叩きまくりドラムからはじまって、アップテンポのノリノリなファンキーモードでリズミカルなギターリフとスキャットが明るく楽しく爽やかに、さらにシンセのブラスサウンドも加わって盛り上がって。その後ダイナミックなブレイクと叩きまくりドラムからギターのテクニカルなソロが。ドラムも叩きまくってます。めっちゃ賑やかで楽しい曲ですね。
 6曲目は「Happy Frog In Sunset」。ピアノの綺麗な音色がしっとりとながれ、ミドルテンポでリズミカルなスキャットがはいって、ブラスサウンドとユニゾンで爽やかに。そしてギターがのびやかに奏で、ドラムが叩きまくり、ブラスサウンドとスキャットがリズミカルに。時折鐘の音が響いて。その後ギターのエモーショナルかつテクニカルなソロが。
 7曲目は「Bye Bye Black Cat」。ギターのリズミカルなリフからミドルテンポでスキャットもリズミカルに。そしてパワフルなドラムとともに力強くのびやかに。その後、静かになってシンセのリズミカルなリフ、ギターのリズミカルなリフからギターソロへ。序盤はエモーショナルに奏で、徐々にテクニカルに弾きまくって。
 8曲目は「Octopus Civilization」。ギターのヘヴィリフとパワフルなドラムからミドルテンポではじまって、ギターがのびやかに。そしてブレイクからギターとシンセがユニゾンでリズミカルリフを、そこからアップテンポでのびやかなスキャットがはいって盛り上がって。その後ダイナミックリフからミドルテンポでヘヴィギターリフがはいって、ヴォーカルが力強くのびやかにスキャットを。さらにアップテンポになってハイトーンでスキャットを。中盤ではパワフルなブレイクリフと叩きまくりドラムからギターのリズミカルなリフがはいって、そこからギターのエモーショナルなソロが。終盤ではアップテンポでシンセのリズミカルなリフとパワフルなスキャットが叩きまくりドラムとともに盛り上がって、ヴォーカルがハイトーンでスキャットを。ラストはダイナミックにFin。
 9曲目は「Time of Birth」。アコギのリズミカルなリフからはじまって、ベースリフとパワフルなドラムもはいってミドルテンポでリズミカルなスキャットがながれて。そしてダイナミックリフから盛り上がっていってスキャットがのびやかに爽やかに。その後アコギのリズミカルなリフからシンセサウンドがスペーシーにながれ、リズミカルなスキャットと叩きまくりドラムが。
 10曲目は「Father’s Diary」。ピアノのリズミカルなリフからミドルテンポのリズムがはいって、アコギのリズミカルなリフにのってギターがメロウにのびやかに奏で、ブラスサウンドがほのぼのメロディをのびやかに。さらにシタール風の音色が時折ゆったりとながれて。その後のびやかなギターフレーズとのびやかなスキャットが交互にながれ、そして叩きまくりドラムとともにドラマティックに盛り上がって、さらにヴォーカルが美しいハイトーンでスキャットをのびやかに。
 もしやアヴァン系の理解不可能な音楽では?なんて心配していましたが、とんでもない。全く予想していなかったフュージョンド真ん中といった感じの爽やかで楽しくて気持ちのいいサウンドにビックリ。さらにはヘヴィなハードロック調もあってめっちゃかっくいいっす。そして吉田さんは変拍子は少ないものの、パワフルに叩きまくってくれていて嬉しくなりました。ヴォーカルがスキャットだけというのも驚きました。とっても素敵な聴き応えあるアルバムですね。2ndアルバムも機会があれば聴いてみたいっす。

KEEP DG-581

2016-01-11 08:13:24 | フュージョン
 キーボード界の巨匠、故<深町純さん>が80年代初期に結成されていたスーパーユニット<KEEP>。メンバーは深町さんの他、ギター<和田アキラさん>、ベース<富倉安生さん>、ドラムス<山木秀夫さん>の4人編成です。1981年に今回紹介させていただく1stアルバム「DG-581」を発表されました。タイトルはアルバム発売日を意味しているそうで。
 アルバム1曲目は「Owl Flight」。衝撃音が響き、静かになってゆったりとしたベースがはいって、ピアノ・ギター・ベースがフィルやソロを入れて。そしてミドルテンポのユニゾンのリフからピアノのエモーショナルなソロへ。その後、浮遊感のあるシンセサウンドがゆったりとほのぼのと奏でて。中盤ではパワフルなドラムから再びピアノのエモーショナルなソロが。終盤ではダイナミックなリフからギターの弾きまくりのテクニカルなソロが。ラストはダイナミックにブレイクをキメて。
 2曲目は「Pan Neo」。ギターとベースのユニゾンでのリズミカルリフからはじまるも、静かになってまずはピアノのエモーショナルかつテクニカルなソロが。そしてパワフルなリフと叩きまくりドラムからダイナミックなブレイクが。その後、静かになるも再び盛り上がって、パワフルなリフと叩きまくりドラムからシンセのリズミカルなソロが。中盤ではギターとベースのユニゾンリフからドラムが叩きまくるも、静かになってピアノのエモーショナルなソロへ。終盤ではダイナミックなリフから盛り上がってギターのエモーショナルなソロへ。ラストはテクニカルなブレイクをキメて。
 3曲目は「Never Ending Sad」。テクニカルなユニゾンのブレイクからキーボードのリズミカルリフにのってギターがのびやかに奏で、そこにのびやかな女性ヴォーカルがはいって。そしてリズミカルリフからヴォーカルもリズミカルに歌って、ブレイクをキメ、さらにアップテンポのノリノリファンキーモードでリズミカルに。その後、静かになってギターとキーボードのリズミカルリフからギターのテクニカルなソロが。終盤ではアップテンポのノリノリモードでヴォーカルがリズミカルに歌い、そこからギターの弾きまくりソロへ。ラストはゆったりとゆっくりと。
 4曲目は「Dance of Paranoia Opus 3」。まずは叩きまくりドラムソロ。そしてギターのリズミカルリフからブレイクをキメ、グルーヴィなベースリフにのってギターのテクニカルな弾きまくりソロが。その後ピアノとギターのユニゾンリフからダイナミックなリフがはいって、そこからSaxのテクニカルなソロが。終盤ではリズミカルリフからダイナミックなブレイクをキメ、そこから再びギターの弾きまくりソロが。
 5曲目は「Sonatine」。まずはピアノの瑞々しく流麗なソロ、ギターのテクニカルなソロが。そしてピアノのリズミカルリフからベースがしっとりと響かせ、ギターがテクニカルなフィルを入れ、ダイナミックなリフからをキメて。その後、静かになってギターのテクニカルなソロが。中盤ではピアノとギターのユニゾンでのリズミカルなリフからシンセのリズミカルなソロ、そしてユニゾンリフからピアノのダークリフにのってベースのテクニカルなソロが。終盤では明るく楽しいリズミカルなファンキーモードになってドラムが叩きまくり、ユニゾンリフからギターが弾きまくって。その後、静かになってピアノの流麗なリフからユニゾンでのリズミカルなリフがはいって、ラストはピアノがゆったりとゆっくりと。
 次作への布石ともいえる、テクニカルな弾きまくり&叩きまくりと、繊細で美しい面も垣間見ることができる、聴き応えある素敵なアルバムですね。

YUKIE & Nanclenaicers Discovery

2015-10-18 09:32:45 | フュージョン
 元VELVET PΛWのギタリスト<伊東憂紀さん>こと<YUKIEさん>が2011年から始められたスーパーインストセッションプロジェクト<YUKIE & Nanclenaicers(ナンクルナイサーズ)>。メンバーは、YUKIEさんの他、ベース<箭島裕治さん>、キーボード<林良さん>、ドラムス<岡野大介さん>です。2013年8月に1stミニアルバム<Beginning>を発表され、それがまたとっても素敵なサウンドなもので、その後何度かライブも観にいってハマってしまいました。そして今年2015年9月に2ndミニアルバム「Discovery」が発表されました。メルヘンチックでドリーミーでとっても可愛らしいジャケット、いいですねぇ。思わず微笑んでしまいます。
 アルバム1曲目は「Water Dance」。パワフルなバンドリフ・ピアノのリズミカルなリフから明るく楽しくはじまって、ギターのエフェクトを効かせた可愛らしいキュートな音色のリズミカルなリフがレゲエリズムで気持ちよくながれ、爽やかなコーラスサウンドがのびやかに、そしてギターのリズミカルなリフからシンセサウンドが爽やかにながれ、ダイナミックなリフからブレイクをキメて。中盤ではベースのテクニカルなソロ、フルート風サウンドのテクニカルなソロと続き、ギターソロへ。まずは可愛らしいサウンドでリズミカルに。それが一転ヘヴィサウンドになってアグレッシブでテクニカルなソロに。終盤では再び可愛らしい音色のレゲエ風リズミカルリフからパワフルでリズミカルなリフが明るく楽しくながれて。
 2曲目は「Empty Canvas」。ダイナミックなリフからギターがのびやかに奏で、ドラムが叩きまくり、ピアノとギターのリズミカルなリフからピアノがエレガントな感じでリズミカルなリフを奏で、シンセ・ギターがのびやかに壮大に奏でて。中盤ではベースのテクニカルなソロ、ピアノのジャジーでテクニカルなソロと続き、シンセのリズミカルなリフからギターは力強く太くのびやかに奏で、そこからギターソロへ。序盤はエモーショナルに、そしてテクニカルにアグレッシブに。終盤ではギターがのびやかに奏で、ドラムが叩きまくって。
 3曲目は「Rainbow Train」。強風吹きすさぶ音からダイナミックなリフがはいって、ギターがのびやかに奏で、アップテンポのノリノリのドライブモードになって、ピアノのリズミカルなリフにのってギターが爽快感たっぷりにのびやかに奏でて。フュージョンの王道って感じでめっちゃかっくいいっす。中盤ではミドルテンポでピアノの綺麗でテクニカルなソロ、続いてギターのテクニカルなソロが。その後、静かになってベースのしっとりとした感じながらもテクニカルなソロが。そしてギターのヘヴィサウンドがのびやかにながれ、ドラムが叩きまくり、そこからオルガンのテクニカルなソロが。終盤では再びアップテンポのノリノリドライブモードになってギターがのびやかに奏で、そこからギターのテクニカルでアグレッシブなソロが。ラストはパワフルなブレイクから弾きまくり叩きまくりで盛大にFin。
 4曲目は「Blowin’ in the Wind~風に吹かれて」。アコギのゆったりとしっとりとした感じのほのぼのメロディのソロ曲です。
 5曲目は「Rainbow Train」のバッキングトラックです。
 ここぞというところでギターがかっこよくテクニカルに弾きまくって、前作以上にYUKIEさんのギターが楽しめて、ベースもキーボードもドラムもギターを盛り立てながらも、テクニカルな見せ場があって、その上に曲自体も親しみやすくて気持ち良くて、とっても楽しめますね。また機会があればライブ観に行きたいっす。

野口五郎さん  FIRST TAKE

2015-07-23 23:56:14 | フュージョン
 マルチタレントとして70年代から活躍中の<野口五郎さん>。歌手としてだけでなく俳優としても活躍し、さらにはバラエティ番組でも活躍され、これだけでも凄いのに、さらにはギタリストとしても活躍されています。以前に1993年に発表された2枚目となるギターアルバム「1013hPa Another Wave」を紹介させていただきました。こちらです。
http://blog.goo.ne.jp/street-d/e/e432f9f93171388d9eda1f9b797a0b16
 その時には入手困難だった、1982年に発表された最初のギターアルバム「FIRST TAKE」が、2014年に再発されていたことを今になって知って即調べたものの、時すでに遅く、定価では手に入らず、定価の1.5倍のプレミア価格ながらようやく手に入ったもので、今回紹介させて頂こうかと。五郎さんについては上記のレビューで書かせていただきましたので、今回は割愛させていただきます。
 このアルバムは、五郎さんのオリジナル曲が2曲、ラリー・カールトン氏の曲が1曲、デヴィッド・スピノザ氏の曲が2曲、その他、鈴木茂さんの曲や、矢島賢さんの曲がなど全8曲が収録され、ゲストにはドラムス<渡嘉敷祐一さん>、ギター<鈴木茂さん>、ベース<岡沢章さん>、ギター<矢島賢さん>、キーボード<富樫春生さん>、パーカッション<浜口茂外也さん>らが迎えられています。
 アルバム1曲目は「Mountain Song」。ラリー・カールトン氏の曲です。アップテンポで明るく爽やかン軽やかにはじまって、リズミカルで楽しく展開して。その後ギターのエモーショナルなソロが。
 2曲目は「In The Silence」。矢島さんの曲です。ミドルテンポでゆったりとしっとりとはじまって、アダルティでムーディな音色を響かせて。その後エモーショナルでドラマティックなギターソロが。
 3曲目は「Chico」。五郎さんのオリジナル曲です。ダイナミックなリフからピアノのリズミカルなリフがはいって、アップテンポのドライブ感たっぷりのノリノリモードでメロディアスなギターリフが軽やかにながれて。その後ギターのテクニカルでアグレッシブなソロが。めっちゃかっくいいっす!
 4曲目は「Three Times」。松下さんの曲です。ゆったりとムーディなトワイライトモードで、ほのぼのメロディがながれて。
 5曲目は「Hang Gliding」。デヴィッド・スピノザ氏の曲です。ミドルテンポのシンセのリズミカルなリフにのってギターがゆったりと奏で、キーボードとユニゾンでリズミカルなリフを奏でて。中盤ではマリンバのような音色のソロが。そして終盤にはエモーショナルなギターソロが。
 6曲目は「Solo」。デヴィッド・スピノザ氏の曲です。キーボードのクリスタルサウンドのリフからダイナミックなリフがはいって、ミドルテンポのピアノのリズミカルなリフにのって、アコギがのびやかにほのぼのメロディを奏でて。
 7曲目は「Ketchup And Mustard」。鈴木さんの曲です。アップテンポのファンキーなノリノリモードで、ハンドクラップのリズムにのってギターのパワフルでリズミカルなリフが明るく楽しくながれて。その後ギターのエモーショナルなソロ、さらにSaxのエモーショナルなソロも。
 8曲目は「Sail On」。五郎さんのオリジナル曲です。ミドルテンポのゆったりとしたレゲエモードで、ギターがトロピカルムードでのびやかに奏でて。その後ギターのエモーショナルなソロ、終盤ではラテンパーカッションのソロが。
 アルバムを通して“夏”を感じる、とっても明るく楽しく、しかもムーディな甘いサウンドが楽しめ、さらには軽やかなフュージョンサウンドだけでなく、アグレッシブなロックしてる曲もあって、全8曲では物足りないくらいの素敵なギターアルバムですね。もっと早く手に入れればよかったっす。
 

KIYO*SEN  DUOLOGY

2015-07-15 23:22:20 | フュージョン
 かの“手数王”の愛弟子の美少女ドラマー<川口千里さん>と、様々なセッションやソロで活躍され、アルバムも何枚も発表され、2012年には<Casiopea 3rd>に加入されて大活躍中の美女オルガニスト<大高清美さん>のお二人のDUOユニット<KIYO*SEN>。2014年1月に1stアルバム「CHOCOLATE BOOSTER」を発表され、4月にはライブDVD「Choco-Boo Live!」を発表されました。テクニカルでパワフルながらも繊細で美しく優しさや温かみもあるとっても素敵なサウンドで。そして2015年6月に今回紹介させていただく2ndアルバム「DUOLOGY」が発表されました。真夏の発売ながらもジャケットは完全に秋冬仕様で、裏ジャケは美女お二人が暖かそうなコートを纏っておられて、ちょと不思議な感じが。で、このアルバムにはゲストでギタリスト<矢掘孝一さん>と、ベーシスト<Duke Sarashinaさん>が参加されています。
 アルバム1曲目は「Fundamental」。オルガンフィル・ドラムフィルからアップテンポでパワフルにリズミカルにはじまるも、ミドルテンポの静かな感じになってキーボードのエモーショナルなソロが。それがアップテンポのノリノリモードになってテクニカルなソロに。その後スネア連打とダイナミックなリフからパワフルにリズミカルに盛り上がって。終盤ではリズミカルなリフから叩きまくりのドラムソロが。
 2曲目は「Supercell」。アップテンポのスリリングなドラミングにオルガンがフィルを入れ、ブレイクからアップテンポのノリノリモードでキーボードがのびやかに爽やかに奏でて。その後オルガンのテクニカルなソロがスリリングに展開し、終盤ではドラムも叩きまくって。めっちゃかっくいいっす。
 3曲目は「I wanna be」。パワフルなリズムにのってアップテンポで爽やかなコーラスがのびやかにながれて、キーボードのリフとともに幻想的に。そしてオルガンのリズミカルなリフからエフェクトのかかったヴォイスがはいって。その後オルガンのエモーショナルかつテクニカルなソロが。
 4曲目は「Willful Cat」。ストリングスサウンドのリフからスリリングにはじまって、ミドルテンポで爽やかなリフがながれ、軽やかなギターがはいって。その後オルガンのエモーショナルなソロ、続いてギターのテクニカルなソロが。
 5曲目は「Poriomania」。パイプオルガンサウンドがゆったりと哀愁たっぷりに響き、ミドルテンポでオルガンのゆったりとしたリフと、叩きまくりドラムフィルが。そしてシンセサウンドのびやかに響き、ダイナミックなリフからパワフルなリズムにのって叩きまくりドラムとともに盛り上がって。
 6曲目は「Hey Fever」。叩きまくりドラムフィルとオルガンフィルが交互に展開し、ミドルテンポのリズムがはいって、オルガンがのびやかに、リズミカルに奏で、ダイナミックなリフからオルガンとベースのテクニカルなユニゾンリフが。その後オルガンとモーグのテクニカルなソロが。終盤ではダイナミックなリフから叩きまくりのドラムソロが。
 7曲目は「Beck」。ギターのリズミカルなヘヴィリフからミドルテンポのパワフルなリズムがはいって、オルガンのリズミカルなリフから、ギターとオルガンのテクニカルなユニゾンリフが。タイトル通りにJEFF BECK氏を彷彿させるめっちゃかっちょいいロックフュージョンっす。そしてブレイクからギターのテクニカルなソロが。その後テクニカルなユニゾンリフと叩きまくりドラムフィルから、ギター風サウンドのテクニカルなシンセソロ&オルガンソロ、さらにギターのヘヴィリフから叩きまくりのドラムソロが。
 8曲目は「水晶花」。ベースからゆったりとはじまって、ギターとキーボードがゆったりと奏で、ミドルテンポのリズがはいってオルガンがゆったりとメロウに奏でて。その後ギターのテクニカルなソロ、オルガンのエモーショナルなソロが。終盤ではオルガンがゆったりとメロウに奏で、ダイナミックなリフからギターのテクニカルなソロが。
 9曲目は「mood#1」。キーボードのクリスタルサウンドからゆったりとはじまって、ミドルテンポのリズムがはいって、オルガンがのびやかに奏で、そしてモーグのエモーショナルなソロへ。その後パワフルなリズムからオルガンがのびやかに奏で、そこからベースのテクニカルなソロが。終盤ではキーボードがゆったりとムーディに奏で、そのままエモーショナルなソロを。
 叩きまくりドラムソロとオルガン&キーボードの弾きまくりソロがたっぷりと楽しめ、美しくしっとりと聴かせる場面も多々あり、聴きどころ満載の素敵なアルバムですね。いつか機会があればライブ観に行きたいっす。ライブでこのテクニカルなソロの迫力を楽しみたいっす。

深町純さん  エイリアン魔獣境

2015-05-06 10:42:18 | フュージョン
 先日、某CD店のHPをチェックしていたところ、1985年に発表された「エイリアン魔獣境」という<菊池秀行氏>の小説のイメージアルバムが初CD化され、しかも演奏はなんと<KEEP>とのことで超ビックリ!即予約して発売日を楽しみにしていました。
 キーボード界の巨匠、故<深町純さん>が80年代初期に結成されていたスーパーユニット<KEEP>。メンバーは深町さんの他、ギター<和田アキラさん>、ベース<富倉安生さん>、ドラムス<山木秀夫さん>の4人編成です。1981年に1stアルバム「DG-581」を発表。そして翌82年に以前紹介させていただいた2ndアルバム「Rock’n Rocked Rock」を発表されています。アルバムはこの2枚のみと思っていましたから、事実上のKEEPの3rdアルバムともいわれるこのアルバムのCD化は超嬉しいっす。
 アルバムはLPレコードでいうところのA面4曲が「エイリアン魔獣境」の曲で、B面4曲が「エイリアン魔界航路」の曲です。物語の内容は割愛させていただきます。
 まずは「エイリアン魔獣境」より。1曲目は「REQUIEM」。まずはピアノソロ。ゆったりと力強く、流麗にテクニカルに。そして美しくたおやかに奏でて。その後ピアノが力強くゆったりと奏で、シンセが幻想的に、ギターがのびやかに奏でるなか、ドラムがフリーインプロで叩きまくって。中盤ではアップテンポでリズミカルでテクニカルなリフとうねるベースにのってギターがヘヴィにのびやかに奏で、ブレイクからギターのテクニカルなソロが。そしてダイナミックなリフとブレイクを挟んで再びギターのテクニカルなソロが。終盤ではピアノのテクニカルなリフからギターがヘヴィにのびやかに奏で、ラストはテクニカルなリフと叩きまくりドラムでスリリングに。
 2曲目は「TREASURE HUNTER」。ミドルテンポのシーケンスのリズムからシンセがリズミカルに、のびやかに奏で、リズミカルなソロへ。
 3曲目は「THE DINOSAUR AGE」。ミドルテンポの静かなリフからはじまって、スネアロールからダイナミックなリフがはいって、ピアノのリズミカルなリフにのってシンセとギターがのびやかに奏でて。その後ダイナミックなリフからスネアロールとピアノ・ギターのパワフルなリフがはいってブレイクをキメて。中盤ではパワフルなタムドラムから民族音楽風ジャングルサウンドになってリズミカルなリフが。終盤ではシンセのエモーショナルかつテクニカルなソロが。
 4曲目は「TWILIGHT ZONE」。ピアノとアコギのゆったりとしたリフからほのぼのしたメロディのシンセサウンドがながれ、ほんわかと温かい感じで心地よく奏でられて。

 続いて「エイリアン魔界航路」より。5曲目は「NEPTUNE」。ダイナミックリフからスリリングにはじまって、シンセサウンドが壮大にながれ、アップテンポのシンセとピアノのリフがスリリングに展開し、オケサウンドがゆったりと壮大にながれて。その後シンセのスペーシーサウンドが浮遊感たっぷりにゆったりとながれ、キーボードの音色が綺麗に幻想的に響いて。終盤ではシンセのエモーショナルなソロが。
 6曲目は「THE LEGEND OF THE ARK」。アップテンポの明るいリズミカルなリフからはじまって、ノリノリのシャッフルモードになってリズミカルなリフが爽やかにながれ、シンセがのびやかに爽やかに奏でて、ブレイクをキメ、そこからギターのテクニカルなソロが。その後一旦止まって、キーボードのテクニカルなリフからシンセがのびやかに幻想的に奏でて。中盤ではパワフルなチョッパーベースリフにのってピアノのテクニカルなソロが。続いて叩きまくりのドラムソロが。終盤ではアップテンポのノリノリのシャッフルモードでギターがのびやかに爽やかに奏で、キーボードとギターのテクニカルなユニゾンリフからシンセのエモーショナルかつテクニカルなソロ、続いてブレイクを挟んでギターのテクニカルなソロが。ラストはシンセがゆったりとしっとりと静かに奏でて。
 7曲目は「LIMA」。ピアノの音色がゆったりとしっとりとながれ、シンセが加わってのびやかにムーディに奏でて。
 8曲目は「WANDERING IN THE WORLD OF SPIRITS」。ギターがのびやかに奏で、ピアノがミドルテンポのパワフルなリフを弾き、ブレイクからギターとシンセのパワフルなユニゾンリフからシンセがのびやかに奏で、そのままシンセのエモーショナルなソロが。その後ギターとピアノのリズミカルなリフと叩きまくりドラムからキーボードのテクニカルなソロへ。終盤ではギターとシンセのパワフルなユニゾンリフからブレイクをキメ、そこからギターのエモーショナルかつテクニカルなソロが。ラストはドラムも叩きまくって盛り上がってFin。
ダイナミックにパワフルにテクニカルに、そしてしっとりと美しくドラマティックにと聴かせてくれる、弾きまくり叩きまくりもありの、まさしく<KEEP>のアルバムですね。LPでの発売から30年を経て、こうして聴くことができてめっちゃ嬉しいっす!深町さんのいまだCD化されていない作品はまだまだあるのでは?埋もれている名作をどんどんぜひぜひCD化していってほしいっす。

川崎タカヲさん Four Seasons

2015-03-17 23:19:03 | フュージョン
 <FLAT122>で活躍され、最近ではクラリネットフロントの<KTG>、オーボエ&フルートフロントの<IMAGO>、さらに三味線とフルートフロントの<Chaos and Harmony>を率いて活躍されているピアニスト<川崎タカヲさん>。今年2015年1月の<Chaos and Harmony>のライブのときに、ソロのミニアルバムを販売されまして、もちろん即購入しました。
 4曲収録のミニアルバム「Four Seasons」。このミニアルバムは、音楽だけでなく写真映像も収録されていて、音楽を聴きながらイメージ画像も楽しめるようになっています。写真は<藤田よし子さん>が撮影されたもので、藤田さんは、2008年3月に初めて<FLAT122>のライブを観て、その音楽が心に響き、同年4月から本格的に写真撮影を始められたそうで。
 川崎さんの音楽と藤田さんの写真画像とのコラボアルバム。1曲目は「Spring」。綺麗なピンクの桜の花の画像からピアノのリズミカルなリフとのびやかなシンセサウンドがながれ、ミドルテンポのリズムがはいって、ピアノが綺麗で爽やかな感じのメロディをゆったりとほのぼのと奏で、美しい新緑の葉や、澄んだ青い空、水たまりに落ちた桜の花びら、さらに綺麗な黄色のタンポポや、土手に茂る野草の素朴な花の画像が、のびやかに力強く響くシンセサウンドや、しっとりとしピアノリフとともに映し出されて。終盤では青空に映える濃いピンクの桃の花の画像からピアノの爽やかなリフがリズミカルにながれ、白い梅の花の画像からシンセののびやかな音色が静かにながれ、ラストはピアノの力強くリズミカルなリフが。
 2曲目は「Summer」。夕暮れ近い空の画像から鈴虫などの虫の声が聞こえてきて、ピアノのパワフルでリズミカルなリフがはいって、セミの抜け殻やカマキリの子供の画像、さらに青い空と入道雲の画像も映し出されて。その後ミドルテンポのリズムにのってピアノとシンセの音色がゆったりとながれ、緑の葉と蝶の幼虫の画像が。終盤では海の画像からシンセのリズミカルなリフが静かにながれ、夕暮れの空の画像からピアノがゆったりと奏でて。
 3曲目は「Autumn」。茶色い落ち葉や、黄色いイチョウの葉の画像からシンセのコミカルでリズミカルなリフがながれ、ピアノのリズミカルなリフがダンサブルな感じでながれて。そしてネコが昼寝している画像からシンセのリズミカルなリフが静かにながれ、ハロウィンのオレンジかぼちゃの画像からピアノのリズミカルなリフがながれて。中盤ではシーケンスのリズムからピアノのパワフルでリズミカルなリフがながれ、夜に光に照らされたススキの画像からシンセサウンドが幻想的にゆったりとながれ、ピアノがリズミカルにドラマティックに奏でて。終盤ではシーケンスのリズムから夕陽が山に沈む画像が映し出され、ラストは鳥やカラスの鳴き声」が響いて。
 4曲目は「Winter」。夜の雪景色の画像から静かなベース音と雪の上を歩く音がながれ、シンセサウンドがゆったりと幻想的にながれて。そしてシーケンスのリズムからピアノがしっとりと奏でて。その後、凍った枝に咲く白い花の画像からピアノの綺麗で力強いリズミカルなリフがながれ、シンセサウンドがのびやかにながれて。中盤では灰色の空と、蕾がいっぱいの枝の画像や、綺麗なピンクの椿の花と、雪が残る葉の画像からピアノがしっとりと奏で、それが徐々にリズミカルに。終盤では木の生い茂る山肌に雪が積もった画像からシンセのオケサウンドがのびやかにながれ、ピアノリフがしっとりとながれて。ラストは再び雪の上を歩き、雪が軋む音がながれて。
日本の四季を、美しく情緒あふれる音楽が、綺麗な写真が映し出されることでより一層イメージが膨らみ、曲の魅力が倍増して楽しめる、とっても素敵なコラボアルバムですね。

Aoidh 夏ケ島

2015-03-14 20:36:20 | フュージョン
 2015年1月に<Outer Limits>のギタリスト<荒巻隆さん>と、<烏頭>等で活躍される女性ピアニスト<大和田千弘さん>のDUO<Aoidh /アーイ>のライブがありました。スクリーンにイメージ映像を映しながらのとても素敵な演奏でしたが、自分は押し押しのイベントで時間の余裕がなくて、残念ながら1曲のみで泣く泣く退席してしまったんですね。なのでライブレポも書けなかったわけですが、そのときに会場で1曲のみ収録されたCD-Rが開演前から販売されまして、もちろん即購入しましたが、即売り切れになったようで、のんびりしてたらヤバかったす。
 そのCD-Rは「Na h-Eileanan Samhraidh /夏ケ島」という曲が収録されています。まずは雑踏を歩く足音が聞こえてきて、アコギとピアノのしっとりとした音色がとっても綺麗に透明感たっぷりにながれ、それがリズミカルになっていって。そしてギターのハーモニクスサウンドが綺麗に響き、ピアノがしっとりと奏で、そこからアコギのエモーショナルなソロが。ピアノが徐々にリズミカルになるも、再びゆったりとしっとりと。中盤ではピアノがしっとりと奏で、ギターがのびやかに奏で、ピアノのディレイを効かせた幻想的な音色がゆったりとながれ、それが徐々に力強くリズミカルになり、ギターも力強くのびやかに奏で、テクニカルなフィルも。続いてピアノソロへ。序盤はエモーショナルに、そしてアコギのリズミカルなリフとともに徐々にパワフルに。ラストは徐々に静かになって、再び雑踏を歩く足音が。
 雑踏を歩く足音が最初と最後に入っていることから、自分のようなサラリーマンが、日々あくせく会社勤めをしている通勤途中に、青く澄んだ海と広い空が望める孤島でのんびりと楽しみたいと思う願望が美しいピアノとギターで表現されているかのような、とっても素敵な曲ですね。できることならライブで映像とともに楽しみたいものです。