ひよりの音楽自己満足

自分の好きなアルバムやアーティストを紹介させていただきます。

TOSHIMI PROJECT SO

2013-02-16 06:17:08 | フュージョン
 凄腕ウルトラベーシスト<永井敏巳さん>が定期的にライブを行っているユニット<TOSHIMI PROJECT>。他メンバーはドラムス<長谷川浩二さん>、ギター<柴崎浩さん>のトリオ編成です。2011年にユニット初のアルバム「1ST GEAR」が発表されました。これは2010年8月21日に吉祥寺シルエレで行われたライブの一発録りを収録したアルバムで、アツくエネルギッシュなインプロバトルがたっぷり収録された凄いアルバムでした。そして2012年12月に今回紹介させていただくユニット初のスタジオアルバム「SO」が発表されました。
 アルバム1曲目は「KT’s HIGH」。アップテンポのダイナミックなリフからヘヴィに激しくはじまります。力がみなぎってくるような凄い迫力です。そしてブレイクリフからリズミカルなリフがはいって、ギターが伸びやかに奏で、パワフルなタムドラムからギターのテクニカルなソロが。中盤ではミドルテンポになってベースソロ。序盤はエモーショナルにゆったりと奏で、それがテクニカルに弾きまくって。その後ヘヴィなバンドリフと叩きまくりドラムソロの掛け合いが。終盤ではアップテンポでギターのヘヴィリフ・テクニカルなリフがながれ、ベースとユニゾンのリフからギターが伸びやかに奏で、ラストはドラムも叩きまくってパワフルにFin。激しくゴツい骨太ロックですね。
 2曲目は「AFTERGLOW」。ギターのゆったりとメロウなフレーズがアダルティな感じでながれ、ベースも加わってしっとりと。そして静かになってギターのしっとりとしたエモーショナルなソロへ。それが徐々に力強く盛り上がってドラムも叩きまくって。その後静かになってベースソロへ。序盤はしっとりと。それが徐々にテクニカルになって、叩きまくりドラムもはいって盛り上がって。終盤ではギターがメロウなフレーズをしっとりと奏で、ベースも加わってユニゾンで。
 3曲目は「I Remember You Now」。ギターのリズミカルなリフからアップテンポで明るく楽しくはじまって。Van Halenの曲にこれに近いリフがあったような?そしてギターがアルペジオリフをリズミカルに鳴らし、ノリノリモードで流麗でテクニカルなギターソロへ。その後静かになってベースのエモーショナルなソロが。終盤ではギターがリズミカルなリフから伸びやかに明るく爽やかに奏で、再び流麗でテクニカルなソロを。
 4曲目は「JINK」。ギターのアップテンポのリズミカルなリフとベースのテクニカルなリフからファンキーっぽく明るく楽しくはじまって。まずはバンドリフとベースソロの掛け合いが。そしてリズミカルなリフから一旦止まって、ベースのエフェクトをかけたアップテンポのリフにのってギターのテクニカルなソロが。続いて、バンドリフとドラムソロの掛け合い、ベースソロの掛け合いが。終盤ではアップテンポのリズミカルなリフからパワフルにブレイクをキメて。
 5曲目は「SO –Significant Other-」。ギターのハーモニクスサウンドから幽玄な感じでゆったりとしっとりとはじまって。ムーディでアダルティな雰囲気も。そしてベースがしっとりと味わい深いメロディを奏で、ギターもメロウに奏で、その後、ギターのエモーショナルなソロ、ベースのしっとりとしたフレットレスベース特有の味わい深い音色のソロが。終盤ではブレイクからギターがメロウなフレーズをドラマティックに奏でて。
 6曲目は「Beginnings」。RUSHのThe Spirit of Radioのようなテクニカルなギターリフからアップテンポのノリノリモードではじまって、ギターがリズミカルなリフを弾き、ドラムもパワフルに叩きまくって盛り上がって。その後、ミドルテンポになってギターがゆったりと伸びやかに爽やかに奏でて。中盤ではブレイクリフからギターソロへ。序盤はミドルテンポでエモーショナルに。それがアップテンポになってテクニカルに。ドラムも叩きまくって盛り上がって。続いてブレイクリフからパワフルなベースソロへ。終盤ではギターのリズミカルなリフにのって叩きまくりのドラムソロが。その後、アップテンポのファンキーリズムでギターがテクニカルなリフを明るく楽しく鳴らして。そしてミドルテンポになってギターがゆったりと伸びやかに爽やかなフレーズを奏で、そのままテクニカルなソロへ。ラストはブレイクリフをキメて。
 7曲目は「THREE KINDS OF UNDULATION」。まずはシンバルロールから始まるドラムソロ。静かで遠くで鳴っているかのような神秘的な雰囲気です。その後ミドルテンポのパワフルなリズムがはいって、ギターがゆったりと雄大に奏で、そのままテクニカルなソロへ。中盤ではギターとベースがユニゾンで伸びやかに奏で、ドラムも叩きまくって。その後静かになってからベースソロへ。序盤はゆったりとうねって、そしてテクニカルに弾きまくって盛り上がって、そのまま続いてエモーショナルなギターソロへ。ラストはギターが伸びやかに奏で、ドラムが叩きまくって。
 8曲目は「MANDRAKE」。ギターのメロウなアルペジオリフがしっとりとながれ、ベースも加わって味わい深いサウンドでゆったりとメロウに奏でて。夜のしじまといった雰囲気ですね。その後ミドルテンポのパワフルなリズムがはいって、ギターがしっとりとブルージーに奏で、ベースもしっとりと奏で、それがパワフルなドラムとともに盛り上がって。中盤ではエモーショナルで流麗でテクニカルなギターソロ、ベースのテクニカルなソロと続いて、ドラムも叩きまくって盛り上がって。終盤ではギターとベースがしっとりとゆったりとメロウに奏で、徐々にパワフルに盛り上がるも、ラストはしっとりとFin。
 骨太のヘヴィでパワフルで激しくエネルギッシュな“漢”のかっくいい曲や、大人のムードたっぷりのムーディな曲、そしてカラッと明るく楽しい曲などをパワフルでテクニカルな凄い演奏と繊細で美しい演奏で聴かせてくれる素晴らしいアルバムですね。いつかライブ観に行きたいっす。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。