夕刊/金田ヒサ

THE RAMBLINGSのフロントマンが贈る漂流記

心のネジ

2009-10-13 | Weblog
ささくれ立った数日間を週末でしっかりリセット。

周囲にも迷惑をかけたがオッサンしっかり歩みます。

マネージャーにも苦言を呈されたのでここはひとつ

心のネジを巻きなおしつつ寄り道し過ぎの己を

本道に戻す事に精進致しましょうぞ。

今週末17日は一年振りとなるバンドでのフルライブ。

House Of Blues月にも久しぶりの帰還である。

金田ヒサwith四人工として音の軌跡を旅したいと思う。

宮田&数藤のリズム隊に直さん&木田の鍵盤とギターが

月の空間を縦横無尽に飛び回り

図々しく客席を闊歩するであろう(笑)。

オープニング・アクトを務めてくれるブルーギルは

ルーツ・ミュージックをベースにR&Rの王道を

目指し1stCDをリリースして走り出したバンド。

月マスターでもあるトオル氏がギターを弾いている。

彼との付き合いも早いもので10年以上になる。

年齢も近く数少ない理解者であり音楽仲間の1人だ。

今回のブッキングは彼がアジトまで出向いてくれ

CD&スケジュール帳持参で半ば強引に決定したもの。

出不精の俺を知り尽くしたやり方は流石である(笑)。

最近結婚した彼の御祝儀変わりにとせがまれたら

いくら俺でも断りづらいではありませんか(笑)。

月って店は音楽は元より無国籍料理が売りな店で

食事も含めライブハウスとは違った楽しみ方が出来る。

福生UZUもそうだったが客が飲み食いしてる場に

フラっとバンドが来てプレイし始めるという雰囲気で

まず店ありきでそこにバンドが乗っかるという理想形。

そのスタイルに頑固なバンドマン達も納得しながら

居心地良くのびのびとプレイしてるんだと思う。

今やライブハウスは音の息遣いを捉える場としては

物足りなさを露呈しているように思えるのだが

月のような箱はだからこそ貴重な箱だと思っている。

当日俺達は勿論ベストを尽くしてプレイするので

皆さん是非とも土曜の夜は月に足を運んで欲しい。

残念ながらROCK&ROLLは

何処でも手に入る代物じゃなくなったようだ。

俺達は此処になら有るよと旗を振らなければならん。

全く厄介な音楽事情になったもんだ。



写真:川村記念美術館入口にある巨大オブジェ。

溶接はうちの職人の方が遥かに上手いなどと

検討違いな見方をしていた俺である。
コメント (1)
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