夕刊/金田ヒサ

THE RAMBLINGSのフロントマンが贈る漂流記

魂の音楽

2010-03-18 | Weblog
長年の友であり理解者であった君の死に反応出来ぬまま

その事実以外は何ら変わらぬヘビーな日々を過ごしてる。

時折、君の太っちょビーバーのような笑顔が

俺の頭の中でフラッシュ・バックする。

君がいつも待っていてくれたランブリングスは

来月、曼荼羅に戻ってライブをやるんだぜ。

そして5月はやっと君の店にランブリングスの

ロックン・ロールを鳴らしに行けるハズだった。

君はいつも寝てる俺をあの手この手で起こしては

最後に決まってライブをせがむんだ。

そうだよ、あの太っちょビーバーのような笑顔でさ。

約束を果たせると思ったのに残念だ。

新しい曲を自慢してやろうと企んでたのにな。

そこに君がいないのなら俺は次に行かなきゃ。

理解者ってのは捜して見つかるもんじゃないから

きっと厄介なんだろうと思うんだけどさ。

でも次に行くよ。

君がみんに紹介したかった魂の音楽は形を変えながら

仲間や後輩達がそれぞれ受け継いでくれるハズだ。

良い仕事ぶりだった。

お疲れさん。

ありきたりだけど君に出会えて良かった。

俺はもうしばらくコッチにいるけどまた会えると思う。

合い言葉は「BLUES」で決まりだな。

しばしのお別れだ。

サンキュー!!
コメント (6)
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