夕刊/金田ヒサ

THE RAMBLINGSのフロントマンが贈る漂流記

魂の音楽

2010-03-18 | Weblog
長年の友であり理解者であった君の死に反応出来ぬまま

その事実以外は何ら変わらぬヘビーな日々を過ごしてる。

時折、君の太っちょビーバーのような笑顔が

俺の頭の中でフラッシュ・バックする。

君がいつも待っていてくれたランブリングスは

来月、曼荼羅に戻ってライブをやるんだぜ。

そして5月はやっと君の店にランブリングスの

ロックン・ロールを鳴らしに行けるハズだった。

君はいつも寝てる俺をあの手この手で起こしては

最後に決まってライブをせがむんだ。

そうだよ、あの太っちょビーバーのような笑顔でさ。

約束を果たせると思ったのに残念だ。

新しい曲を自慢してやろうと企んでたのにな。

そこに君がいないのなら俺は次に行かなきゃ。

理解者ってのは捜して見つかるもんじゃないから

きっと厄介なんだろうと思うんだけどさ。

でも次に行くよ。

君がみんに紹介したかった魂の音楽は形を変えながら

仲間や後輩達がそれぞれ受け継いでくれるハズだ。

良い仕事ぶりだった。

お疲れさん。

ありきたりだけど君に出会えて良かった。

俺はもうしばらくコッチにいるけどまた会えると思う。

合い言葉は「BLUES」で決まりだな。

しばしのお別れだ。

サンキュー!!
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6 コメント

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ラッパ隊 (知人そのひとり。)
2010-03-18 18:08:52
最後のお別れは友人たちのラッパ隊だった。
ラッパ隊とはいわないのかもしれないけれど
今はそれしか言葉が思いつかない。
まるで、あっちの最後のお別れの儀式だった。
先導のトランペットの音が悲しく、大きく響きわたってた。。
本当にBLUESでした。
通夜も沢山の人だったと聞いたけど今日も沢山の人が涙を。。。
本当に沢山の人に愛されてたあなたに、私もありがとう。。
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ありがとう! ()
2010-03-18 23:30:27
いつもライブを終えて帰り際に必ず握手をして別れた。『ありがとう。また次の機会に。」と言って。昨年10月の四人工のライブの時も。それが最後の握手になるとは。5月に会えるはずだったのに。金さんのいう通り、人なつっこい笑顔でいつも僕らの尻を叩き、応援し続けてくれた。時にはこのブログへコメントくれたりして。

通夜でお別れをして来た。本当に大勢の人に愛されたトオルだった。ありがとう。いつまでも僕らの心の中で笑顔を見せて下さい。安らかに。ありがとう!
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天上の音楽 (Naoko)
2010-03-19 01:48:50
月に行けば、また会えるなんて思ってたよ…。

いつ誰がどうなるかなんて、誰にもわからないのに。

私達に出来る事は、彼が安心して旅立てるように…しっかり生きていかなくちゃいけない!って事。

だって…多分、天上にはスゴいミュージシャン達が沢山いて ここでは観ることのできない、有り得ないメンバーでライヴをやってるはずだから…ね。
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信じられない (モク)
2010-03-19 13:17:27
月マスターの訃報は通夜参列後もまだ信じられないです。僕にとって月で初めて見たランブリングスが衝撃的でした。月マスターがどう?凄いでしょ?と自慢していたのが最近の事のようです。個人的には月でランブリングスを見たいです・・・・。
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Unknown (U・T)
2010-03-19 21:18:11
月マスはランブリングスの大ファンでした。中でも金田さんは本物だといつも言ってましたよ。これからもランブリングスで最高の音楽を聴かせて下さい。失礼します。
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Unknown ()
2010-03-20 01:14:31
月のマスターが亡くなったこと昨日知りました。マスターにとってランブリングスは特別なバンドの1つだったと思うのです。(彼氏の受け売りですが)金田さん、今後も素晴らしい音楽を届けて下さい。

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