soramove

読書と旅行と柴犬のブログ
目標は留学生に日商簿記3級合格を!
ヤプログから引っ越してきました。

映画「生き残るための3つの取引 」ワルイ奴ら勢ぞろい

2011-05-10 19:09:51 | 韓国映画・アジア映画
「生き残るための3つの取引 」★★★☆
ファン・ジョンミン、リュ・スンボム、ユ・ヘジン出演

リュ・スンワン監督、
119分、2011年4月29公開
2010,韓国,CJ Entertainment Japan
(原作:原題:THE UNJUST





                    →  ★映画のブログ★
                     どんなブログが人気なのか知りたい



「名作『クライング・フィスト(2005)』の監督作品なんで
今度はどんなだろうかと期待して劇場へ、
で、どうだったかといえば名作とまではいかないが
韓国映画らしい映画が出来上がった、
この暑苦しいまでの激情!
こんなことあり得ないだろと何度心の中で
ツッコミを入れたことか、だから面白い韓国映画!」



学歴社会はどこも同じ
実績はありながらもエリート達に昇進で後れを取る
主人公刑事のチョルギ(ファン・ジョンミン)は、
連続殺人事件の早期解決を上司から命令され、
首尾よくいけば昇進を約束すると言われる。

そこで彼は容疑者を絞り込むが
証拠をねつ造して
その後始末を悪徳不動産業者に依頼してしまう。

これにコネで検事になった男(リュ・スンボム)が絡んで
結局善良な人間が全くいないという状態で
悲劇の連鎖の幕が上がる

この切なさ、虚しさ
これぞ韓国映画の醍醐味
もちろん血もドバーッと派手に飛び散る!



映画としてギリギリ成立してるって感じ、
こんなエグい映画に韓国を代表する役者が
全力投球する物凄さ、
日本じゃ考えられないのだ、全く。

リュ・スンボムは「ARAHAN」(亜羅漢)、そして
前出の「クライング・フィスト(拳が泣く)」と
リュ・スンワン監督作品に多く出演しているが、
アラハンの頃と比べると
すっかり俳優っぽく成長してるのが分かる、
同時代でそんなふうにひいきの役者を
見ることが出来るのも嬉しいことだ。

様々な分野で日本に追いつき追い越せと
それを実現している韓国の勢いは
映画にも見られる、
もっと多くの韓国映画を普通に見られるように
ここいらでヒットする映画の登場が待たれる。

もうイ・ビョンホンやクォン・サンウ
ヨン様でも大ヒットは望めない現在
日本と同様、韓国映画も
もうひとつ大きな壁を越えられないようだ。

まあそんなことは置いといて
この映画は万人向きとは思えないが
熱い思いは充分に感じられる映画だった。



★100点満点で70点



soramove
★この記事が参考になったらココもクリック!よろしく(1日1回有効)←ランキング上昇ボタン

関連の過去記事
「クライング・フィスト」この男たちのドラマに泣け!最高/!2006年05月28日(日)

「ARAHAN」期待のリュ・スンボムを見よ!/2005年10月26日

最新韓国映画「相棒」見ごたえ十分のアクション/2006年06月18日(日)


★人気映画ランキングはこちら、どんなブログが一番読まれているか