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映画「ブンミおじさんの森 」山深い静かな農村には何でも起こりえるのだろう

2011-05-01 00:09:48 | ミニシアター系映画
「ブンミおじさんの森 」★★☆
タナパット・サイサイマー出演

アピチャッポン・ウィーラセタクン監督、
114分、2011年3月5日公開
2010,イギリス、タイ、フランス、ドイツ、スペイン,ムヴィオラ
(原作:原題:UNCLE BOONMEE WHO CAN RECALL HIS PAST LIVES)







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第63回カンヌ国際映画祭にて、
タイ人監督初のパルムドールを受賞。


「タイの映画と知って見る気になったが
予告ではいまひとつどんな映画なのか分からなかった、
で、見るともっと何だったのか分からない
そんな映画、
タイとラオスの国境辺りの歴史的背景や
土着的な民間信仰なども窺えるか
はっきり言って2時間は退屈だった」



死期を悟ったブンミおじさんは
妻の妹ジェンを自分の農園に呼び寄せる、
夕飯の席でぼやっと姿を現したのは
19年前に亡くなった妻、
そして数年前に行方不明になった息子は
猿のような姿で現れる。

本来なら凄く驚くところを
一瞬確かに驚くがすぐに何でもない風に
話し始め、普通の夕食の席に戻るのは
そういう霊的なものが
姿を現すことは自然な事のように感じられ
電灯に照らされた食卓以外は
深い闇に閉ざされた村の暮らしには
土着的な民間信仰から
こういうものも受け入れられるのかなと思う。



そしてここからが
何を言いたいのか良く理解できない、
その時間が長くて長くて
言いたいことを描くのは当然として
でも受け手を意識してくれないと
それはひとりよがりな
「分かる人に分かってもらえたらいい」という
そんな風に感じてしまう。



タイの映画といえば
心情や内面に深く迫るというより
分かりやすい学園物やホラー、コメディが多く、
ほとんどが見た目で笑えたりする
分かりやすい作りの映画が主流だ、
自分もタイへ行けば毎回2本くらいは
タイの映画を見るが
タイ語は理解できなくても、
内容はなんとなく分かる映画が多い。


そう考えると
この映画ってタイでどれくらいの成績だったのだろう、

こんな分かりにくい映画を
あの暑い南国でなんとか理解しようと
見る気になるかどうかだ。
バンコクへはよく行ってるが
いわゆる単館映画館というのは無く
アート系は興業は一般に厳しい。


まあ自分がどう感じたかだけれど
どこかに深読みしたり
楽しめるかもしれないが
自分は全く楽しめなかった、
もっとトホホな出来の愛らしい映画も
次は公開してほしいものだ。



★100点満点で45点

soramove
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レンタルになっても100円くらいになるまで待っても
それでも見なくても、他にもっと面白いのがあるな。

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