soramove

読書と旅行と柴犬のブログ
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ヤプログから引っ越してきました。

「容疑者Xの献身」ミステリーの可能性の手ごたえ充分

2006-02-22 00:17:14 | 読書の時間
「容疑者Xの献身」★★★★
東野 圭吾著 352ページ、1600円

ラストの351ページ目を読むために
それまでのページをめくる。

これがミステリーの醍醐味。
傑作だ。

日本のミステリーは、どうもリアルに感じられなくて
なかなか手に取らないが、
直木賞を取ったこともあり
アフィリエイト@の売上で
この本を手に入れた。

トリックには驚かないが
これはもうミステリーというより
愛を描いた作品だ。

愛は与え続けるものとするなら
ここにあるのはまさしくその美しい心、
魂の輝きだ。

悔しい、
何が悔しいかはこの本を読まないと感じられない。

こういう本を読むと日本のミステリーの
可能性も信じられる。
映像でも是非見たい。

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★書店に行くと著者の作品がほんとうにたくさん並んでいる。
こんなに本になっている作家に、今頃直木賞っているのは
どうなんだろう。
早い時期に選べなかったことを充分反省してもらいたい。
新人賞なんだろ。