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「ミュンヘン」テロの狂気と正義

2006-02-18 23:57:27 | 大作映画ハリウッド系
「ミュンヘン」★★★☆
エリック・バナ、ダニエル・クレイグ、ジェフリー・ラッシュ主演
スティーヴン・スピルバーグ監督、2005年、アメリカ

1972年
ミュンヘン・オリンピック開催中に、
パレスチナゲリラによる
イスラエル選手団襲撃事件が起こった。

人質11名は全員殺害され、
事件の首謀者11名の暗殺が
始まった。

国家が個人を殺すという行為、
そしてそれを実行する人間。

虚しい。

でも歴史の事実なのだ。

人間もそして国家も戦争をしていた時代から
あまりに成長がなさ過ぎだ。
周囲もただ事実を受け入れるだけだ。

時折考える、
アジアの隣の国へさえ
援助の手を差し伸べられない国が
世界で1.2を競う経済大国なのだ。

時々歴史の事実を映画は教えてくれる、
そして感じる、考える。
まずはそれが大切なことだ。

エリック・バナは心の内面をちゃんと演じている、
スピリバーグは抑制された画面で
史実をリアルに伝えている。

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