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【読書メモ】2012年7月② 宮部みゆきの時代もの

2020-02-10 11:32:26 | 【読書メモ】2012年
<読書メモ 2012年7月②>
カッコ内は、2020年現在の補足コメントです。


『ぼんくら』宮部みゆき
佐吉の家にいた長助が『日暮らし』では
あとかたもなく消えてるみたいなんだけど…

(こちらが<ぼんくら>シリーズの第1作目。
シリーズ第2作『日暮らし』を
 うっかり先に読んでしまった、
いつも通りの私です。
 むしろ、あまり間を開けずに『ぼんくら』を読んだ自分を褒めてあげたい。

 小さい謎から、殺人まで、連作っぽく事件を積んでいった先に、
 ぜんぶが繋がっている壮大なプロット!
 さすがの時間泥棒・宮部みゆき大先生です。
 おもしろいよ!!)


『本所深川ふしぎ草紙』宮部みゆき
7不思議にまつわる話し。
腑に落ちたり落ちなかったり、ちょっと波があったような。
特に「送り提灯」が意味わからんかった…。

(宮部さんの時代ものは
「怪異」系と「人間(本当に怖いのは人間でした)」系
(もしくは両方入り!)がある
と思っている私ですが。
 こちらは後者です。「人間」系。

 実際に語り継がれている<本所七不思議>をモチーフにした
 7つの連作短編。
 十手持ちである“回向院の茂七”親分が、ゆるっと物語を繋ぎます。

 当時の私にはハマらなかった模様。
 人間的な感情の機微にピンとこなかったのかな?
 若さってやつかな…)

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