思惟石

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隆慶一郎を読む

2017-03-10 22:36:27 | 日記
隆慶一郎、苦手なんですよね。

じゃあ読むなって話しですが。

一貫して漢(と書いておとこと読む)のロマンって感じだから
まあ、読者を選ぶよねっていうか、
読者のジェンダーに挑戦してんじゃないかって思ってたんですけどね。

仕事の関係で、ものすごく博学で歴史に造詣の深い
年嵩の女性の方がいて。
その知識量や物の見方にいつも圧倒されており。

その方が、隆慶一郎は面白いねとおっしゃってたんです。

それを聞いて、すぐさま影響される私のミーハーっぷりはさておき。
若かりし頃に二度と読まねえ!と思ったものの
もう良い歳だし、人生経験もそこそこ積んだし、
冷静に、歴史観の深さとかそんな感じで、楽しく読めるかなって思ったんですよ。

で、読んだよね。
「御用盗、疾る」を。

ダメだ。
意味わからん。
イラっとする。
漢(と書いておとこと読む)のロマン、わからん。
申し訳ない。

というわけで若かりし頃とは違った味わい方ができた!
と言いたかったけどできませんでした。

あ、司馬遼太郎のエッセー集
「以下、無用なことながら」は、
若かりし頃に
「うるさいおじいちゃんだな!」
と思って途中で放り出しましたが、
今になって読んだら面白かったです。
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