「阪南市総合計画審議会」を傍聴しました。
委員のみなさんは、
阪南市のさまざまな計画や事業に関わっていらっしゃる大学の先生方が4名、
各種団体の代表、
商工会、観光協会、社会福祉協議会、
そして公募による市民委員が6名と、
なかなかいい感じの審議会でした。
はじめに、
現在発出中の「財政非常事態宣言」についての説明のあと、
中学生へのアンケートや、
市民意識調査、
市の産業や人口の動向、
地域のCSWの方々の意見、
先日の地区懇談会での意見などを活かしながらまとめた、
「新たな基本構想の理念(案)」や「重点基本方針(案)」についての審議となりました。
委員のみなさんからは、
たくさんの意見が出されていましたが、
メモを取り切れず、
「なるほど」と思った意見だけ書き出してみます。
●「まちの魅力が低下している」と言われるが、そんなことはない。先日、阪南市は、大阪府で「ワーケーション」にふさわしいまち、として認められた。これは、チャンス。コロナで沈んでいる今から準備して、売り出して行くといい。
●古民家の補修には国の補助金がつかえるはず。他市では「空き家コンシュルジュ」などが、つなぎ役をする。市民なので、市では難しい、きめ細やかな対応が可能。
●町の名前にアイデンティティーが感じられない。(町村合併を繰り返しての市制なので、しかたないかも。)
●他市で暮らす「元住民」が、「ふるさと住民票」に登録し、市からの情報を発信、共有するしくみを作っている市がある。
●「人を増やす」キーワードには、「阪南市といえばコレ!」というものが必要。
●中学生アンケートに「外であそぶ場がない」とある。子どもたちが育つ環境の整備は必要。おとな目線ではなく、子ども目線で考えることも必要。
●オランダに注目している。学校での学びも子どもが決める。オランダは、子どもが感じる「幸福度」が世界一。
●親も地域の人も、子どもに関することについて「いっしょに学ぶ」ことが必要。
●南海との協働を!
●市からまた、阪南町になったらどうなるのか?
●阪南市は、活躍する「ひと」がいっぱい。どう繋ぐか。
などなど。
それぞれのみなさんの意見が丁寧に議論されていくといいなあと思いました。
次回は、
3月26日(金)10時〜だそうです。