朝の1時までかかって作品のアイデアを出していた。今日明日は木版画の作品づくりの日だったので、それを版に写して彫りだしたが途中で思うようにならずに、彫り進みができなくなった。それで明日は最初からやり直し。今日の仕事が無駄になってしまったが妥協はできない。たまには、こんなことも有りだろう。ワタリガラスの神話の最後のページは、『すべての命は繋がっている』という場面だ。いろんな生き物が一本の線で形づくられつながりあっている絵。今は人がすべてを支配しているようなこの星だけど、「すべての生き物はちょうど織物のようにつながり合っていて、人はその1本の糸に過ぎない。どんな行為も自分自身に対する行為となるのだ」というインディアンの教えや神話での言い伝えに私は深く共感する。自然から謙虚に学び、育む姿勢がこれからの人類に残された道なのではないだろうか。
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人も一本の織り成す糸として例える感覚は、私も同感できる。共存の意識を高めることは、これからの生き物のテーマだね。皆で原点に返って、面倒くさいこと、いっぱい、いっぱい!やって行かなくては…