6:56 約14km地点 5つ目の登り返しが終わって少し展望がよくなりました。
ルートは右に見えている14.5km地点の1301と呼ばれる場所から左に曲がって、あとは山頂まで一直線(距離1.4km・コースタイム1時間40分)です。一応1301はキャンプ指定地なので、緊急時にはビバークできるようです。
距離と標高差(70m下って500m登る)から見て、たぶん当初の予定通りの1時間くらい(8:00頃)には着けるかな?という感じでした。
時間的に太陽が昇ってきて一気に暑くなってきました。でもラッキーだったのが、この先の笹ヤブ地帯でヤブが多くの水分を含んでいたので、シャワーのように体を濡らしてくれました。これでかなり水分補給を補えたと思います。
残り1kmを切ったあたりからの道は予想以上の悪路でした。自分の身長以上の笹ヤブとハイマツで完全に前が塞がれていました。
目の前に山頂が と言いたいですが、あの場所はニセピークと呼ばれる場所です。
本当に無理やり藪をかき分けていく感じです。ここで結構スタミナを使いました。
8:11 15.7km地点のニセピーク(標高1650m付近)まで来ました。これで残り200mです。
最後のヤブ漕ぎをしていたら、見たことのある看板が見えてきました。
8:19 16.0km地点 2百名山94座目 ペテガリ岳(辺天狩岳 標高1736m)です。登山口からは7時間15分・ペテガリ山荘からは4時間20分でした。これで北海道の2百名山は完登しました。山頂での一番の感想は看板が予想以上に大きかったことでした。
ペテガリ岳からの展望です。北西側 先日登ったカムエクは正面の稜線上のど真ん中のはずだから、たぶん左の飛び出している山は幌尻岳なのかな?
西側方面
南側 左端は多分神威岳だと思います。
今まで通ってきたルートです。真っすぐ~右にカーブ~左にカーブという感じです。
再び幌尻岳方面。
写真にも写っていますが、山頂では本当に大量の虫に襲われました。撮っている間も体を動かしていないとすぐに噛まれる&刺されるという感じで、全くのんびりできませんでした。
せっかくここまで来たのにとてもこの場にはいられない状況だったので、休憩なしの約2分で一目散にヤブに飛び込んで下山を開始しました。
元気に歩かれている様子を毎回拝見させて頂いております。
北海道の山は一度、十勝岳の麓まで行っただけで、登ったことは有りません。
北海道の二百名山、完登おめでとうございます。
毎回、気になっていましたが、単独で登られているのですか?
今後も楽しみに拝見させて頂きますので、よろしくお願い致します。
大変な思いをするからこんなにも凄い景色が見られるのですね!!!羨ましいです。
いつもはclearな写真なのに今回は?と思いましたが成程無数の虫ね!
北海道の熊の心配はもうしなくていいのですね!!!
しばらくはゆっくり休んで下さい。