山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

ウスタケ(臼茸)

2014-08-25 16:35:08 | 菌類(きのこ)

珍しい形のきのこですが、モミやツガなどの針葉樹林下に生えるラッパ形をした毒キノコで、

針葉樹とは共生関係にある菌根菌の一種です。

ラッパの内側が普通のきのこの傘の表に相当し、胞子が造られるのは傘の裏と柄の境界が

はっきりしない外側の皺襞のある部分です。

地方によっては食用きのことされ、熱湯で湯がいて煮こぼすと無毒化できると言い伝えられ

ていますが、毒キノコの毒が煮こぼして無毒化されることはありません。

下痢や嘔吐などの中毒症状が比較的軽く、多食しなければ症状も出ないとのことですが

「君子、危うきに近寄らず」・・・ですね

ウスタケ <ラッパタケ科 ラッパタケ属> 菌根菌  有毒

ウスタケ

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