山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)

2010-01-29 23:28:07 | 双子葉離弁花

明治時代にロックガーデン用に輸入された園芸種で、玄関のアプローチや

花壇のグランドカバー用によく植えられています。

ヒマラヤ原産で頑強な上に繁殖力が旺盛なため、都市部の水路周辺で半野生化しているのが見られます。

夏の一時期を除いては、ほとんど一年中花を咲かせ、この冬の寒い時期にも途絶えることはありません。

蔓状の茎は横に伸びて、地面に接した部分から根を出すため、1株は2~3年で50㌢四方位に

広がるという凄まじい繁殖力を持っています。

画像のヒメツルソバは宇治市で水路に雨水を流すため付き出したヒューム管の出口に繁殖していたものです。


ヒメツルソバ<タデ科 イヌタデ属> ヒマラヤ原産 



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2 コメント

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これって綺麗! (「大」@安達太良山麓)
2010-01-31 17:16:30
このくらい沢山咲くと綺麗ですネ。
花が大好きな嫁さんが見たら、すぐに植えたいって言うに違いありません(笑)
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野生化 (やまぼうし)
2010-01-31 21:31:56
「大」さん 今晩わ~
ヒメツルソバはヒマラヤ原産だけに頑強な花です。
一度植えてしまうと何の手入れも不要で、どんどん増えいくようですよ。
私の家の近くでも野生化していて、園芸店で買う必要はありません。
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