カエデの種類は平地ではイロハカエデやオオモミジが多く、低山ではヤマモミジ、標高が
高くなるにつれてハウチワカエデやコハウチカエデが見られるようになります。
ミネカエデは標高800~1,000㍍級の亜高山帯に多く見られるカエデの仲間です。
掌形に5裂した裂片の縁に見られる深い重鋸歯 がこのミネカエデ系の葉の特徴で
狭い意味でのミネカエデはこの1種を指します。
この仲間には近似種に、ナンゴクミネカエデやチョウセンミネカエデなどといった多くの種類
があるそうですが、各品種間の違いはかなり微妙で、広い意味ではそれらを含めたものを
「ミネカエデ」と言っても間違いではないと思います。
下段の画像のコミネカエデのように、形の違いが明確で、我々のような素人でも判別可能な
ものだけを別種として扱えばいいと思います。
ミネカエデ<カエデ科 カエデ属> 落葉高木
コミネカエデ <カエデ科 カエデ属> 落葉高木
上のミネカエデと比べて見て下さい、やや縦長の形であることが特徴です。
違い分かりますかね~