ミツマタはジンチョウゲ科の落葉低木です。原産地は中国で、17世紀に和紙の原料として渡来しました。
それまでの和紙の原料は、主として楮(こうぞ)や麻が使われていた様です。
しかしミツマタそのものは、それ以前にも日本の山野に存在していて、万葉歌に「さきさく」、「さきくさ」、「さいぐさ」
などと詠まれているのは、三椏を指すのではないかとする説もある様です。
和紙の需要が減った現在では、あまり栽培されていませんが、現在でも高級和紙や障子紙の原料には
楮と共に、この三椏が使われています。
特に三椏を使った円紙幣の質の良さは世界一とも言われています。
春、葉が出るのに先立って、この様に球形の頭状花序をつけますが、花弁に見えているところは
先端で4裂した筒状の蕚で、花弁ではありません
ミツマタの名前の由来は、枝が必ず3本に分岐する特徴に依ります
ミツマタ<ジンチョウゲ科 ミツマタ属>
それまでの和紙の原料は、主として楮(こうぞ)や麻が使われていた様です。
しかしミツマタそのものは、それ以前にも日本の山野に存在していて、万葉歌に「さきさく」、「さきくさ」、「さいぐさ」
などと詠まれているのは、三椏を指すのではないかとする説もある様です。
和紙の需要が減った現在では、あまり栽培されていませんが、現在でも高級和紙や障子紙の原料には
楮と共に、この三椏が使われています。
特に三椏を使った円紙幣の質の良さは世界一とも言われています。
春、葉が出るのに先立って、この様に球形の頭状花序をつけますが、花弁に見えているところは
先端で4裂した筒状の蕚で、花弁ではありません
ミツマタの名前の由来は、枝が必ず3本に分岐する特徴に依ります
ミツマタ<ジンチョウゲ科 ミツマタ属>
