山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

ホソバコンギク (細葉紺菊)

2008-10-30 21:25:14 | 双子葉離弁花

野菊の仲間は、どうも似たものが多すぎて名前を探すのに苦労します。
今回は、ホソバコンギクです。一枚目と2枚目が京田辺市にある甘南備山の沢で撮ったもの、3枚目は
先月貴船山の滝谷で撮ったものです。
両方ともホソバコンギクだと思いますが、花弁の先端の形に違いがありました。

キク科は種類が多い上に、自然交雑も多いので多少の特徴の違いにこだわらず大まかな特徴で
品種を判断してもいいのではないかと思います。

ところで、このホソバコンギク、名前は紺菊なのですが紺色をしているのは蕾のうちだけ、ごらんのように
開花してしまうと、ほとんど真白な花になります。この特徴と葉が細く、鋸歯状になっていないこと、
生えている場所が沢の近くであることなどが判断の基準になります。あとは全体の印象ぐらいですかねぇ・・・
取り敢えず限られた資料しかない私たちにはここらが限界でしょう。


ホソバコンギク <キク科 シオン属>









コメント
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