山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

オトコヨウゾメ

2008-10-19 06:53:57 | 被子植物合弁花

何やらいわくが有りそうな名前ですね。染物に使うガマズミに似ているのに役にたたないから「オトコ」?あれっ
男って役にたちませんかねぇ

どうも植物の名前の上にイヌ・オトコなどが付くと「役に立たない」「ありふれた」「劣る」などの意味がある様です。
たとえば、イヌヨモギ・イヌタデ(食べられない)オトコヨモギ(花が小さ過ぎ)等がそうです。

でもこの木、5~6月頃には美しい淡紅色を帯びた白い花を咲かし、今の時期には、こんな美しい実をつけ、
さらにこの後は美しく紅葉します。

役立たずと呼ばれようが、何と言われようが自身は卑屈にならず、この様に美しい姿を見せ続ける。
何て健気な木なんでしょうねぇ


オトコヨウゾメ <スイカズラ科 ガマズミ属> 別名コソネ


実が熟して種子が落ちる頃には美しく紅葉します

コメント (2)
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