山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

アケボノソウ

2008-10-16 23:12:29 | 双子葉合弁花


森の中には絵の上手な妖精が棲んでいるのでしょうか? きっと背中には蝶々みたいに翅があって
左手にパレット、右手に絵筆を持って誰もいない朝はやくに花の周りを舞い、花びらの白いキャンバス
にいたずら書きをしているに違いない・・・そんな空想の世界に遊ぶのもまた楽しいものです。
どうでしょうかこの花は、誰かが絵付をしたように見えませんか?

この花に出逢ったのは、井出町大正池グリーンパークの少し湿った場所です。人知れず、ひっそりと咲いていました。
和名は曙草で、花冠の斑点を夜明けの星空に見立てたものです。


アケボノソウ <リンドウ科 センブリ属>




花冠は基本的には5裂していますが、この様に4裂タイプもありました。



ちょうど絵付けされた陶磁器の様な雰囲気です

コメント (4)
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