山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

コシロノセンダングサ

2008-10-23 06:56:10 | 双子葉離弁花

センダングサの仲間で白い舌状花を付ける主なものに、シロノセンダングサとコシロノセンダングサの2種があります。
花が4㎝位ならシロノセンダングサ、2㎝位ならコシロノセンダングサというのが一般的な見分け方の様です。

と、ここまで話は簡単なのですが、普通は筒状花のみのコセンダングサの中にも稀に舌状花を付けるものもあります。
また、センダングサ属は近似種との交雑がかなりあるようで、同じコシロノセンダングサにも、葉が丸葉に近いものや細葉のもの、その中間の形をしたものなど様々で、どれが本家や分家やらさっぱり判りません。

実際には和名の付けられていない品種なども含めて、もっと多くの品種があるかも知れませんが、趣味で植物を楽しむ我々がそこまで分類することは不可能。   ここでは冒頭に掲げた様な簡単な判別法でもいいのではないかと思います。

尚、よく似た園芸植物でウィンターコスモスというのがありますが、舌状花を持ったセンダングサの仲間を改良したものです。


コシロノセンダングサ <キク科 センダングサ属>






コメント (2)
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