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朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

「山田うどん」の居酒屋1号店 清瀬『県民酒場ダウドン』

2022年01月11日 | 居酒屋・バー
発祥地である埼玉県を中心に支店展開している、うどんチェーンの『山田うどん』。
以前紹介した、札幌ラーメンの『どさん子』グループと同様、最盛期はかなりの店舗数を誇ったらしいが、
ファミレス、コンビニ、ファストフードなど、ライバル店の台頭により売り上げが減少。
それでも、一部マニアから根強い支持を集め、現在も系列店を含め、160店舗を有する一大チェーンとして君臨。
近年は屋号を、『ファミリー食堂 山田うどん食堂』に変更。個人的には、「食堂」の重複が気になる。

現存する160店舗のひとつで、唯一の居酒屋業態となるのが、清瀬にある『県民酒場ダウドン』


開業したのが2017年の12月。「ダウドン」は山田うどんの略称らしいが、「県民酒場」と言いつつ、
本拠地の埼玉県でなく、東京都の清瀬市に1号店を出した理由は不明。
清瀬市は埼玉県と接しているため、県民もすぐ行けるから問題ないのか。なお、2号店はいまだにオープンしていない模様。

初訪問は、今から4年前の1月。友人と近くの『みゆき食堂』に行くも満席で入れず、時間つぶしに立ち寄ったのだ。
居酒屋形態なので、うどんなどの食事メニューだけでなく、ドリンク類やおつまみも豊富。
どうやら、レモンサワーを推しているようだったので、友人とそれぞれ、全4種注文してみた。

※現在はすべて330円

以下で紹介する商品名や価格は、現在のダウドンHPのメニュー表を参考にしている。
左側が「特製シロップ 吉田さんのサワー」で、右側が「自家製漬込み(レモン) 山田さんのサワー」。


そしてこちらが、「レモン生搾り 辰田さんのサワー」で、


これが「シャリッとフローズン 新井さんのサワー」だったはず。


友人からひと口もらったりして、全部飲んでみたけど、個人的には吉田さんのサワーが一番ウマかった。
なお、「吉田さん」や「新井さん」の正体は、4年たった今も謎のままだ。
当時は、レモンサワーなど一部ドリンクは、16時~19時の「ハッピーアワー」は半額だった。今はどうだか知らない。
この日頼んだおつまみは、私の大好きな焼餃子。商品名は「ダシ葱餃子」で2人前720円。1人前=6個だと380円だ。


添付の柚子胡椒と、卓上に設置してある下記の「ダシ酢」で食べる。


うどん屋さんなのに、餃子自体がそこそこ美味しかった記憶がある。
ダシ酢はその名のとおり「出汁+お酢」で、揚げ物などに付けてもおいしいらしい。


上記左は、現在はメニューから消えた、串天の「とろろ明太」200円、右は「紅しょうが」、当時120円×2。
この日は軽く飲み食いし、うどんは食べずに会計し、再度みゆき食堂へ。
その後、県民酒場ダウドンは別の友人とも利用したが、いずれもみゆき食堂の前後で、短時間であった。
下記画像は左から、「しみカツ」170円×2、「うずら」130円×2、またまた「紅しょうが」160円。


こちらは「山盛りオニオン」210円。高血圧には玉ねぎがイイらしいからね。油で揚げてるけど。


上記のように数品つまむ程度で、うどんなどは食べず、滞在したのも1時間以内だった。
短時間だった理由は、みゆき食堂の存在だけでなく、数年前に以下のようなやり取りがあったから。
こちらのお店では、ハッピーアワーだけでなく、「月~木限定 1580円で90分飲み放題」というサービスがある。
あるとき、飲んでる途中でこのコースに気付き、「今から飲み放題にできますか?」とたずねたところ、
女性店員にあっさり却下された。「もちろん、今まで飲んだ分は別に払いますよ」と食い下がっても「ダメです」。
理由がわからないので「なんでダメなんですか?」とたずねても「とにかくダメです」の一点張り。
ムカついたので、その場でお会計&退散。いまだに、断られた理由がよくわからない。
そもそも、いいトシこいて意地汚く飲み放題を頼もうとする、我々にも問題があるような気がする(笑)。

最近、通い始めてから4周年を迎えたダウドンだが、一度くらいはゆっくり飲み食いしてみようと思い、
つい先日、ひとりで訪問。まず注文したのは、以前はなかった「こだわり酒場のレモンサワー」330円。
さっきの「ダシ酢のアップ画像」の奥にも写っていたが、酒類を頼む客には「お通し」190円が付いてくる。


なお、こだわり酒場のレモンサワーは、こちらのオリジナルメニューではなく、
サントリーが販売している缶チューハイの商品名であった。そういえば、CMで耳にしたような記憶も…。
おつまみは、「パンチという名のもつ煮」420円をオーダー。数分後、鉄鍋に盛られた煮込みが登場。


実は私、山田うどんの入店経験がほぼ皆無で、もつ煮の名称が「パンチ」なのは知っていたが、食べたことはなかった。
店員さんは「熱いのでお気を付けください」と忠告してくれたが、グツグツ煮えているわけでもないし、
すでにヌルそうな見た目だったが、食べてみるとちゃんと温かく、しかもウマかった!
国産の豚もつは柔らかく煮込まれており、一見うどんのようなコンニャクや、なぜか入っているメンマの歯応えも面白い。


煮込みの汁も当然臭みはなく、濃すぎずしょっぱすぎず、ちょうどいい味付けで酒がススム。
麻辣醤や唐辛子などをブレンドした、辛口の「赤パンチ」470円も、絶対ウマいと思う。
みゆき食堂ではないが、この日も別の店で飲んだあとだったので、早くもシメの食事を注文。
丼ものや定食などもあるが、ここはやはり、お店の看板商品であるうどんだろう。


さっきも書いたが、私は山田うどんの経験値が少なく、普通の「かけうどん」ですら未体験。
せっかくなので、ここで食べてみることにしたが、一番安い「かけ」ではみっともないので(←どうでもいい見栄)、
「たぬきうどん」380円の温かいのと、「生玉子」60円を注文。うどんはすぐに出てきた。


上記画像ではわかりづらいだろうが、ツユは半透明で、うどん自体にツブツブが!
山田うどんといえば、「東日本風の黒いツユに、コシのないうどん」という噂を聞いていたし、
HPには下記のように、黒いツユのうどん画像が掲載されていたのだが、


どうやら、県民酒場ダウドンのうどんは、既存店とは異なるようだ。
まずはツユ。ひと口飲んでみるとやはり、西日本風のじんわり旨い出汁だ。ほんのり香る柚子もいいね。
また、うどんには全粒粉を使用しているらしく、歯応えやのど越しも上々。

※ただし、全粒粉の割合は5%程度とのこと

山田うどんのうどんはさておき、ダウドンのうどんはなかなかウマいではないか。
生玉子とパンチの残りも加えて、うどんを1/3ほどすすったあと、


以前紹介した「最初に汁だけ全部飲み、残った麺と玉子を絡めて、釜玉風にして食べる」、
マツコ・デラックス式月見うどんを久々に試してみた。


店内は広いため、奇妙な食べ方をしても、他の客や店員に気味悪がられることはないのも好材料だ。
パンチもうどんもなかなかウマく、気分が良かったので、デザートとして「アップルパイ アラモード」400円を追加。

※アイスなしだと350円

アップルパイは自家製ではないだろうが、シナモンが効いていて意外とイケた。
バニラアイスにクッキーをまぶして揚げた、「フライドアイス」400円というメニューも気になった。次回必ず食べよう。

県民だけでなく、都民も楽しめるダウドンさんには、今後もお世話になりたいものだ。
飲み放題も、入店直後にお願いすればOKだろうし、一度友人と、じっくり飲んでみるかな。
あと、近いうちに山田うどんの本体にも行かなくては。たぬきうどんはダウドンより100円安いみたいだし(笑)。



県民酒場ダウドン 清瀬北口店
東京都清瀬市元町1-2-7
西武線清瀬駅から徒歩1分以内
営業時間 10時~22時 以前は中休みがあったが、現在はなし?
定休日 年末年始のみ

※2023年1月15日に閉店し、替わりに系列の『埼玉タンメン 山田太郎』が営業中
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